投資の選択を動かすものの正体とは【父が娘に残す金融記事】

行動経済学では「選択支持バイアス」というのが働きます。正しい投資商品としてAを買うかBを買うかの選択をするとしましょう。Aを選んだらそれを正当化するためのアイデアがどんどん湧いてきます。それだけじゃなくて、Bの選択を攻撃するアイデアもどんどん湧いてくるんです。これが間違いを受け入れられない理由です。

Aの選択が間違いで、Bが正しいということが明らかになったとしましょう。その時に「最初から怪しいと思ってた」とか、「そもそもAは間違いだと気付いてた」とか考えたくなります。

その選択に複数回間違えてしまうと「そもそも選択すること自体好きじゃなかった」と、投資自体を止めてしまうんです。

これが心の動き方です。

おしまい♫