脳の発火より確率に従う投資【父が娘に残す金融記事】
投資が上手く行かないと感じたら、それは脳のある部分が発火してるだけと考えましょう。具体的には島皮質の紡錘細胞の発火です。つまり何も起こってないんです。あなた自身に問題があるわけでも、市場に問題があるわけでも、手法に問題があるわけでもありません。
人間の脳は「わけの分からないことをする」ようにできてると思えばいいでしょう。だから考えても無駄なんです。確率だけに従いましょう。そう、気持ちや考えは不要です。ただの脳の発火だと考えましょう。
多くの人がお金がなくなるのを怖がってます。飢え死にしたらどうしようと思うのが脳です。実際には飢え死にする人なんてほとんどいません。しかし肥満で亡くなる人はものすごい数です。テロや凶悪犯罪を怖がる人が多いんです。脳はそのような最悪の事態を警戒するようにできてます。しかし、そのような事件は数少なく、自殺する人の方が圧倒的に多いんです。
「私は脳の発火ではなく、確率に従います」
これが市場に1円を投入する前の誓いと考えて下さい。
おしまい
いつもサポートをありがとうございます。頂いたサポートは全額若手の育成に使わせて頂きます。