"有意義な時間の使い方"って、成長に繋がる学びの時間だけじゃないんだよね。「今」の状態で一番有意義な使い方を自分で選んでいいんだよね。
ひょんなことから、思いがけず２～３時間、
自分だけに使える時間ができたら？
めったにないシチュエーションだけれども、
こんな時にはもう一人の自分が出てきて
よくこう囁いてることに
最近気づいています。
せっかく時間ができたんだもん。
有意義に使わなきゃー！
成長のために学びになる時間にしようよー！
時間を有意義に使う。
この言葉の捉え方もきっとひとそれぞれなんですよね。
私の場合は、どうやら
” 時間を有意義に使う＝成長のために学びになる時間 ”
という定義をこれまで握りしめてきた、ということのようです。
この定義どおりに
当たり前に行動できていた時には
びっくりするくらい気づかなかったのだけど、
成長のために学びになる時間だけが
有意義な時間の使い方、ではない
のですよね。
（強調させてみたら、なんだか、すごく説得力あるな。笑）
たとえば、
ぼーっとただ音楽をきく
時間を忘れて本を読む
ストレッチしたりお散歩したり。自分を癒すために時間を使う。
お気に入りの寝具に囲まれて、とにかく寝る
好きなゲームに没頭する
ためていた番組の録画をただただ、見る
こんな時間の過ごし方だって、
その時の自分の状態によってはとっても有意義だったりする。
こんな、当たり前のことに、この半年で気づけました。
＊
実はいま２人目を妊娠中でして、
妊娠発覚してから約半年ほどは、
もうね、”学び” や "成長" が大好物のもう一人の自分の声が聞こえてきても
全然それどころじゃなくて。
普段通りに動けない
体も心もしんどい
とにかく寝させて～
放っておいてよ～
という期間がありました。
私にとっては、
いつもきいてあげられてたもう一人の自分の声に
従ってあげられないことが衝撃で、
思うように行動できない自分がもどかしくて。
でも、そんな期間があったから、すごく大切なことに気づけました。
成長するための学びの時間を過ごすことが、
いつも必ず "有意義な時間" であるかはイコールじゃないんだな
体の状態、心の状態によっても、
どんな時間が過ごせたら「今」の自分にとって有意義なのか？は
いつも変動してる
「有意義な時間の使い方」の定義がガチガチに固まってたから
休むこと、自分を癒すこと、自分に寄り添ってあげるのことの優先度を
無意識に下げてたんだなぁ
と。
成長するためにもちろん学びは大事だし
きっと間違ってはいない面もあるだろうけれど、
”成長するための学び” を
「今」自分は受け取れる状態なのかどうか？
を、
落ち着いて、
客観的にみてあげて、
素直に自分自身にきいてみて
相談してあげることが
私にはとても必要だったんですよね。
もしも
受け取りづらい状態なら
無理に学びを詰め込もうとしなくて
きっとよくて、
まずは受け取れる状態になるために
「今」を過ごすことが
きっとその時の一番有意義な時間の使い方になるんだろうなぁ、と。
これまでのスピード感では気づけなかったことに
たくさん気づけた時期が過ごせたこと。
これが、
実は、自分自身の精神的な成長に
一番繋がっている気もしていて、
それもすごく嬉しくて。
学びのスタイルも
実はガチガチに固めちゃってたのかもしれないですね。
「学びとは？」
「成長とは？」
「有意義な時間の使い方とは？」
自分が気づかないあいだに
曖昧に、でもガチガチに
定義を固めてる考え方。
私たちの日常は
意外にもそんな固められた定義で
あふれているのかもしれないな、と
改めて考えさせられました。
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