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学習塾の優劣は、生徒の成績があがるかどうかで決まる、かどうかはわからない。

学習塾の塾長さんとか、塾講師のみなさんのうち、対外的な発信をしているひとたちの発信内容をできるだけたくさんフォローしたいと思っていて、結構な時間をかけて情報収集しています。

ただ、対外的な発信(SNSとか、書籍とか、ウェブとか)をしている方たちというのはアクティブでアグレッシブだし、相応に実績を残せるひとたちだろうし、ということをいろいろ考えてみると、その内容ってそこそこのバイアスがかかっているだろうと観るほうが安全だと思っています。

その、つまり、一般論とはちょっと違うかも、という。




ご多分に漏れず僕自身も偏った発言になっているきらいはありますし、何か発信したいことがあるから発信しているわけで、そうでもなくて自分ができることをコツコツとすすめていく塾長さんたちからすれば、僕なんて気にも留めない部類の塾長さんなのではないかなと思うわけです。


自己主張をわざわざこういった媒体を通じて行うということは、「俺ツエェエエエエエエエエエ」って言いたいのか、宣伝したい(認知をあげたい、売り上げをあげたい)のか、困った人の役に立ちたいのか、まぁいろいろ理由はあるでしょうけれど、とにかく「自分のやり方が間違っている」と感じているひとが発信することは、大枠で、無いでしょう。

なので、読み手のひとは、そういう事情を汲みつつ情報収集することで、潜在的な偏りを減らすことはできると思います。

とりわけ、僕が情報収集する中で気になるのは、どの塾長さんや塾講師さんも「生徒の学力の上げ下げ」がとんでもなく大きな指標になっていて、学力を上げられる仕組みだけに着目されていることです。

あるいは「成績があがった」ことをあたかもご自分の手柄のように発信されている方も散見され、なんともマウントの取り合いのように感じてしまうのですが、塾運営のための情報としてインプットする際には、できるだけそのような視点を排除して事実だけをフラットに観るのが良いように思います。



僕のスタンスはこれまで何度も繰り返しているとおり「塾の価値観は様々だ」という前提です。成績の上げ下げは、いずれにしても本人次第。学習塾にできるのはそのフォローアップです。

どのような学習塾が求められるのかは、求める人が決めることです。社会や時代が流行を決めることはありますが、それに乗らない選択肢はあたりまえにあります。ニッチな隙間をフォローする学習塾もまた良いではないですか。

その代わりまぁ塾生100人!とか、売り上げ3000万!とかそういうことにはならないのですが、そういうことを含めて、自分がどんな学習塾を創りたいのか?は真剣に考えると良いと思っています。

どうあれ、個人塾は塾長の理想を実現すべきかなと、思っています。



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