見出し画像

未経験の僕が仕事を辞めて学習塾を開校する話その32―3月の学習塾

3月になりました。
年度末と年度始めは,学習塾にとっては次の一年がどうなるのか決まるとっても重要な時期です。

入学試験の結果もさることながら,次の入塾者がいないと経営自体が破綻してしまうという恐ろしい未来が待っているかもしれないのです。

したがって僕らはこの時期必死で営業するはずなのですが,なんか今年はあんまりそういう気にならなくって,あぁ,まだあんまり営業活動してないのです。


3月の仕事


さて,年度末の仕事と言えば,退塾者が確実に出るわけなので,できれば退塾者と同数以上の入塾者を集めるのが第一となります。

これがうまくいかないと,次の1年間は収入激減するので必死で営業することをオススメします。

しかし一方で土地柄というか,あんまり競争相手がいないとか,あんまり周りの塾さんたちが営業活動しないようなところでは,定着している古参の学習塾さんのところに自動的に一定数の生徒さんが集まる仕組みになっているので,そういった意味では地域への定着にエネルギーを向けた方がいいことは結構あるようです。


競争激しく,まして大手がM&Aなんかでどんどん勢力図を拡大していこうなんて場所であれば,そんなのんきなことを言っていられず,生き延びるために必死でもがく必要があります。




何が効果的か。


これはもう通塾者のお父さんお母さんに紹介してもらうのがとりあえず駆け出しの塾長にとってはいちばんではないでしょうか。

紹介してくれたら入塾料無料とか,QUOカードプレゼントとか,そういう感じのヤツです。

とにかく個人学習塾は認知が不足していることと,信頼が不足していること,この2点だけはどうしようもないので,口コミに頼るというのは王道中の王道と考えます。

知ってる人の紹介って本当に強いのです。
最初からある程度の信頼度をもって入ってくれるのですから。


大手の場合,なんとなく世間に認知されてますし,真に信頼に足るかどうかに関係なく一般に信用はされています。信用はされてるのでひとは集まりやすい反面,信頼に足るかどうかは入ってからの勝負です。


年度末の保護者面談の際に,それとなく紹介をお願いしてみてください。うちはもうホントにこの紹介ばかりです。紹介が尽きるまで,紹介しまくってもらうのです。紹介して相談に来てくれたお客さんで結局入ってくれなかったひとは今のところひとりもいませんし,その後もしっかり学んでくれているのでとってもありがたい限りです。



僕は何をしようか。


いずれにしても何かしなくてはいけません。


そこで今回僕は,副業することに決めました。
・親子のコーチングセミナー
・高校生以上社会人未満のためのコミュ力アップ講座

の2点を商品化して販売しようと思っています。

普段,学習塾で生徒やお父さんお母さんに教えている内容をもうちょっと厚みを付けまして,一般向けにオンラインでセミナーしちゃおうかなと思っています。

学習塾もこれまで同様のスタイルだけでは生きていけません。

新しい道を模索しつつ,学習塾ならではの強みを活かし,地域の活性化に協力しつつ,自分も生きていく!


そんな決心をした次第です。

営業活動が嫌いなわけじゃないのだけれど,やりたいことは全部やるつもりで起業したので,遠慮無く好きなようにやっちゃおうと思います。


サポートいただけると燃えます。サポートしすぎると燃え尽きてしまうので,ほどほどにしてください。