「それ聞いてない」「で?」
聞いてない,説明されてない,知らなかった,は何の免罪符にもならないと思うのですが,大人も子どもも割とこんなことを言って,自分の責任を逃れようとします。
それ聞いてない。
から,できなくても仕方ない。やれないのは言ってなかったあなたの責任,つまり私の責任ではない。
という考え方は,そのミッションをどうするのか?という,大きな問題点をほったらかしにしてある点で建設的でないし,最適な思考ではありません。
このような世界の「で?」案件は,視野の狭さが原因ではないかと思っています。
自身の責任なのかそうでないのかの検討は,当面の一番の問題を回避するためには不要です。
したがって,もっとも検討するべきは「で,どうするの?」というところなのですが,視野が狭まっていると,つい自分が非難されないための行動をまず最初にとってしまいがちです。
まずは自分が責められているわけじゃないことを知ることが大事なのかもしれません。
そして,大切なのは自分が行動を起こすことです。
そもそも,あらかじめ全ての情報を得ることができると考えること自体になんの根拠もありませんし,与えられないことの方が多いのではないでしょうか。
あるいは,知らなくて困っていることや困りそうなことがあるのなら,最初に情報収集をすべきでしょう。情報は待っていても得られないので,自分から取りに行くクセを付けておく方が良いと思います。
ミッション遂行に最低限必要な情報が与えられていないとすれば,誰が悪いのかをはっきりさせるより,すべきことはたくさんあります。ミッションの遂行はそれにたずさわるひとすべてが持つ最も重要な目的ですから,その達成を最重要視して行動したいところです。
(もしも自分が責められてる場合は,あとで思う存分「言ってなかったあんたの責任」主張をしてください。)
サポートいただけると燃えます。サポートしすぎると燃え尽きてしまうので,ほどほどにしてください。