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上司のトリセツ―オッサン上司はなぜ飲み会を開きたがるのか―

なぜオッサン上司は飲み会を開きたがるのか。



そのような考察をたくさんのSNSで見かけるのだけれど、その謎に迫る必要はそもそもありません。

若い人を集めて講釈をたれたいだけなのか。
距離を縮めることで、普段の仕事にも良い影響があったらいいなという配慮なのか。

まぁそれはきっと人それぞれでいろいろだと思うんだけれど、若い人はこういうことを考察してマウントを取ろうとするよりも、こんなバカげた話に効率性や合理性を肴にして、飲み会反対!とネットで声を荒げるよりも、いいからもう飲み会は断りなさい。


飲みたくもないひとと、飲みたくもないものを飲む必要なんてそもそもない。

みんなの言うとおり、お金も時間ももったいない。

もちろん、行かないといろいろ不利益はあるかもしれないけど、無駄にエネルギーを使ってまでこれらに関心を払う必要なんてないです。そんな不利益、長い人生に照らせば大した不利益でないでしょう。

もしも、俺と飲みに行かないヤツはクビだ!
って上司が言うなら、しっかり計画して証拠も集めて、そのうえでいったん関係窓口に飛び込んで、できる限りのことをして、それなりに腹の虫がおさまったらすぐその会社辞めなさい。

そんなろくでもない会社で一生のうちのいくらかの時間を費やすなんてもったいないです。



というか、一般にはそんなことにはならないと思います。

「すみません、そういう場が苦手なので遠慮させていただきます。」

と言ってそそくさと場を離れましょう。
何回か繰り返せば、もうお呼びがかかることはないでしょう。それで良いのです。オッサンらも嫌々来られて、知らないところで文句言われてまではいっしょに飲みたいとは思ってないでしょう。
Win-Winです。


いいんです。
それで。
そんなに嫌なことをがんばって続けても身にはなりません。
断言しますが、その努力が身になることはありません。

嫌な中にも、得るものはあると感じるひとなら、何かしら得ることができるでしょうけれど、文句しか出てこないのならまったく人生の無駄です。正論片手にいかに飲み会に行かないワタシを正当化したとて、あなたが満足するほどには誰もあなたのことを認めてはくれないでしょう。
その時間が無駄です。

むしろなんのために、飲み会に行かない正義を振りかざすのでしょうかと問いたいほどです。
そんなことに時間を割く価値はありません。
即座に行くのをやめましょう。それで万事解決です。


もしも、それができないから困ってるんだよとか、そういうひとがいるだけで会社にとっては不利益だからなんとかして是正したいの!とか思う人がいたら、ぜひあなた自身が「飲み会好きなオッサンを気に掛けているのはなぜだろうか」と考えてみて下さい。

本当に関心がなければスルーできるはずなのに、なんとしてでも自分の正義を証明したいと思う自分の気持ちがどこから生まれているか考えてみましょう。



なぜ、オッサン上司が飲み会を開きたがるのか。

案外、あなた自身の中にその答えはあるかもしれません。それはたとえば「飲み会」ではない別の何かに置き換えてみると共感できる部分があるかもしれませんし、モノは異なれど、その奥底にある目的、想いは、意外と同じものかもしれません。


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