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楽しく社会課題と向き合う。

どうも。はじめまして。Co-Studioの今林知柔です。CEO、インターンに続いて3人目の投稿になります。Studioに集まる仲間たちのチームづくり、コミュニティづくりを担う触媒人間で、COOという役職を与っています。

実はわたし、2030SDGs公認ファシリテータという、小学生から爺ちゃん婆ちゃんまで楽しめる「SDGsゲーム」を仕切れる資格を持っていて、

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「複雑に入り組んだ現代社会に鋭いメスを入れ・・・笑」必死のパッチで社会課題を解決するお手伝いをしています。どうすればいい触媒になれるか、それを考えるのが私の仕事です。

社会課題の解決

「社会課題の解決」というと、どうも重たく感じるのですが、どうやらその基本的な取組み姿勢みたいなものが見えてきたので、今日はそれをnoteにしたためてみようと思います。

日本においては、企業も自治体も、猫も杓子も、もれなく「社会課題の解決」を目指しています。我が国は課題先進国と呼ばれたりしますが、それだけ課題が山積していて、まだまだ未解決案件ばかりなわけですね。

課題解決のプロセスでは、現場に入り課題を深掘り、真のニーズを特定し、解決策を使ってもらい、、、ということを繰り返します。これが頗るしんどい。「ニーズ特定」なんて、大概外れているので(笑)心が折れるものです。「ニーズもわからんのに、解決策作るな!」とか、「Howから始めるな!Whyから始めろ!」とか、みんな好き勝手言うんです。周りで見ている人たちほど(笑)。Whyから始めろって、ちゃんとワイが始めてる!アンタとちゃう。(関西人にはわかるかな?この感じ)

でも最近、Studioでこれをやっていると、しんどくない。その理由、ポイントは何かと考えてみたらですね、、、課題解決の場で起こる化学反応そのものを「楽しむ」ことができているからではないかと。

場を回すワイの役割は何か?を簡潔に書きだすとこうなります。

「知恵の集合」×「ファシリテーション」---> 化学反応

という流れですね。さらにこの、---> (点線)を > (実線) に変えるのが「楽しむ」ことだとわかりました。

「触媒」とは何か?

Wikipediaによると、「化学的には、触媒は化学反応を促進させるような物質のこと」と出てきます。場を回しコミュニティづくりの触媒役を担う私は、Co-Studioで場を楽しめるようになり、点線を実線に変えられるように(反応を促進できるように)なった気がします。つまり「触媒」=「楽しむ」だと。

ここ↓↓に貼り付けたのは、最近Co-Studioで取り組んでいる自治体との社会課題解決プロジェクトの記事です。「自治体通信」という情報誌の2021年2月号として発刊されました。タイトルはズバリ「化学反応で社会課題解決」。興味がわいた方は是非リンク先の記事を読んでください。https://www.jt-tsushin.jp/interview/jt28_co-studio/

自治体通信

どうやって楽しもか?

とはいえ、楽しむのは簡単なことではないのですが、不透明不確実さが増す今日この頃ですから、ある意味”開き直って”いるのかもしれません。CEOもインターンも書いていますが、近ごろは「VUCAの時代」と言われます。要するに「答えのない問題」だらけの時代。

Covid-19、五輪延期、総理交代、想像の斜め上をいく事態がいくつも起こり、まだ解決していないものばかりです。だからこそポジティブに、開き直る心持ちが大事だと思います。長い巣籠り生活で私たちは学びました。「おうち時間の楽しみ方」。Zoomに家族が登場しても「これは同僚ですw」とか、部屋の背景が汚すぎて床にタブレットを置いて顔出しする「”床ドン”登場ww」とか、常に楽しむ姿勢で臨むとwww、自然と草が生えます。

私がCo-Studioに参加したのは2020年2月。その直後から世界中で起こった劇的変化は、そんな楽しむマインドをめちゃくちゃ育んでくれたと思います。

ちなみに、私が仕事と称して(笑)楽しんでいる様子をご覧に入れましょう。先月、神戸市民の皆さんと一緒に取り組んだ、震災26年目にあたる2021年1月17日のメモリアルイベントの動画です。参加している人たちは、大学講師、大学生、JAZZピアニスト、アートディレクター、主婦、現役中学生JC2人、高校の先生とその生徒、会社経営者、市役所職員、新聞社3社、もうワケわかりません。カオスです。だから開き直って、1周回って、楽しいんです。何が出るかなんて、誰にもわからないw

でも、よーく見ると、一つだけ真実が見えてきます。

「神戸の参加者の人たちは、真剣に社会に向き合っている。それも笑顔で。」

この記事の中で、「場を回す」という言葉を度々使いましたが、実はそんな上から目線なことはできていなくて、みんなが笑顔だから、私もつられて笑顔になっているだけです。笑顔が続く工夫、それを人一倍考えているのが、Co-Studioという会社であります!

社会課題の解決ほどしんどいものはない。だからこそ楽しく笑顔で。

「創ろう、共に、未来から」

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次回は、化学反応の醍醐味、1+1が2以上、5にも6にもなるためには、どんな条件を創ればいいのかを書いてみようかなと思います。



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