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小寒の養生ごはんレシピ

二十四節気 「小寒」

二十四節気ごとに季節の食材を使ったごはんを考えます。
「養生」とは、身体と心のバランスを整えること。
今の自分に足りないもの、多すぎるものを把握して
普段の食事の中で補ったりバランスをとれたら最高。

能登半島の方も心配な状況ですが
日常を日常通りに過ごすことも大事なことです。

ご自分の体調に合わせて、季節ごとの献立のご参考になれば幸いです。


この時期に取り入れたい食材

「小寒-しょうかん-」
寒の入りです。ここから節分迄が「寒の内」
これから寒さが厳しくなっていきます。

年末年始をすごして
明日7日は「七草がゆ」を頂く風習がありますよね。
ということで、今回は七草がゆを作ります。

メニュー紹介

  • 七草がゆ(中華がゆ風)

こちらを使用。

作り方、手順

七草がゆ(中華がゆ風)

材料(2人分)
・米 1/2カップ(半合)
・水 2.5カップ
・干し貝柱 2個分(1晩水につける)
・春の七草
調味料
・塩 少々

全日夜に、大匙2の水に干し貝柱をいれ
戻しておく。(冷蔵庫で)

米をとぎ汁がにごらなくなるまでといで
ざるに上げておく

七草は
すずな、すずしろの根の部分を薄切りにして
先に水から一緒に炊く。

薄切りにしたのがこちら

水で戻した干し貝柱をほぐす。

戻し汁も使いますよー

他の五草は、みじん切りにして仕上げに入れる。

炊飯鍋に
米、すずな、すずしろ、貝柱(戻し汁も)、水を入れて
火にかける。

ふつふつしてきたら
蓋をして極弱火で20分煮込む。

20分たったら、五草を入れてさっと混ぜて
火を止め、蓋をして蒸らす。

最後にお塩で味付けして完成。

レシピ考案のポイント

七草はスーパーで買い求めました。
無病息災の願いを込めていただくようです。

私の育った家では7日の夜が七草がゆでした
朝にいただくお家の方が多いのかな。

朝のお粥だと、中華がゆかなーと
今回は、久しぶりに干し貝柱を使いまして
出汁のきいたお粥にしました。

貝柱の分、食べ応えもあります。

味付けは、最後にお塩。

お塩を入れるタイミングは
祖母が「最後にちょっとだけ入れて味付けする」
と言っていたのを覚えていました。

味の薄いものが嫌いな祖母が
お粥は
「塩辛いと美味しくない」
と言っていたので印象的で、それに倣っています。

今年最初のレシピ公開。
簡単すぎましたねー
次の大寒は、しっかり定食スタイルがつくれるか?

1.17付近のお仕事でちょっと簡素になるかもしれません。

それでは、寒さに備えて
ご自愛ください。

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