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どんより

今日も元気に電車に乗って実家に行ってきた! 
でも、気持ちはちょっとどんよりとしてしまって、切り替えろ、切り替えなきゃと心の声が大きくなった。

朝一に契約を終えたジェイコムの機械を宅配業者に引き渡すために、なんとなんと始発に乗る羽目になった。最近の宅配はお昼12時から2時と言う時間がなくて、朝8時から午前中と言うざっくりした時間帯を選ぶしかなく、始発に乗る羽目になった。まだ月の光が明るく見える真っ暗な中、駅へと向かった。

どんよりとした理由はというと、私が帰ろうとすると、
「こんなに長生きしたくはなかった。「
と言う話をしだす母。私は笑いながら、作り笑いをしながら、
「いやいやー、お母さん、美味しくご飯が食べれる間は幸せやん!」
とという言葉しか出ず、適切な答えを探すことが次回までの私の課題となった。
これ以上長生きを頑張る、と言うのも酷なような気がするし、早く死ねとも言えないし。一体全体どうしたらいいのか、と頭の中で考えていると心がどんよりしてきてた。

いつもより3時間も早く実家に着いたので、滞在時間がいつもより長くなったのが原因の1つのようには思うが、母と楽しい会話をしたいなと思う。

小さい頃を思い出して・・・。母、母と楽しい話をした記憶がない!てことを思い出した。お腹を抱えて笑ったり、冗談を言ったりすることが母とはなかった。そういえば、母は吉本の芸人が大嫌いで、お笑いが大嫌い。理由はわからないが、ばかばかしいと言っていたように思うがその記憶も定かではない。幼い頃わたしは、周りの友達に吉本に行けと言われる位面白くて、まわりの人をわらかすのが好きだった。

私が幼い頃は吉本に行けと言う言葉のもつ意味は勉強もできず、どうしようもない子に向けての叱咤激励のような掛け言葉、ちろん私は吉本を目指さなかった。笑

そういえば、家に父の友人や同僚が遊びに来た時は決まって、その人たちの前で芸を披露していた。それを見た客人は、一様に皆大笑いして私にお小遣いをくれた。
母からそんな娘が生まれた。笑
真冬の空のようなどんよりの課題解決は未来へ続く、どこまでつづくのか…。


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