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自由を自ら手に入れるメンタルハック☆前編☆Guest speaker DJ Hilow-G☆

誰もが望む自由。
その定義は、
「束縛を受けずに自分の思うままに振る舞うこと」

漠然と「自由になりたい!」と思う人は少なくないと思うが、具体的に何が自分にとっての自由なのか、自由になる為にはどうしたらいいのか、そもそも自由を望んでいるのはなぜなのか…などと、改めて内観する人は多くはないだろう。
年齢や生活環境、今日までの生い立ちに人それぞれ色々な背景があるように、自由の形も様々だ。

今回は、誰もが望む自由を「自ら手に入れる為の心の在り方」について、
「好きな事やりたい事をやりたいようにやる」をモットーに、自分のペースを崩さずに楽しく生きる事を常に探求し続けている、友人の一人、札幌在住のDJ、Hilow-Gにインタビューさせて頂いた。

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DJ Hilow-G
1986年生まれ/北海道むかわ町出身
小学生時代に出会ったローライダーをきっかけに、中高とウエストコーストカルチャーに魅了され音楽、ファッション、車と探求し続ける。
2012年、新和RECORDSに所属し帯広で開催されるクラブイベント「宴」にてレギュラーDJとしてDJ活動を本格的に始動。
ギャングスタラップを中心に新旧HIPHOP,R&Bを織り交ぜ唯一無二の選曲でプレイ。
2020年、好きな事やりたい事をやりたいようにやるをモットーにプライベートファッションブランド「Nationwide clothing」を本格始動させる。

  

生活の割合のほぼ全てが自分の好きな事で満たされているというHilow-G。
まさしく「自由」を感じながらの毎日なのだろう。どうしたらそう感じられる環境に身を置けるのか。
インタビューをはじめていく。

--DJや洋服のデザインは元々やりたかった事を今やっと出来てるって感じ?

Hilow-G「前々からやりたかったっていうよりは、やりたいと思った時にはもうやってたって感じ」

---行動に移すのが早い?

Hilow-G「早い。思いつき人間だから。」

---自分がこれをやりたい!やる!と決めた事でも、いざ始める時に、周りの反応とか言葉とかに左右されたりしない?

Hilow-G「例えば?」

---そんなの無理じゃない?とか、辞めた方がいいんじゃない?とか。

Hilow-G「ない笑」

---そもそも、自分がこれをやったら、あの人はこう思うんじゃないか、こう言われるんじゃないかとかっていうことも考えることもない?

---「ない笑 だって、俺、他人になんか言われるようなことしてなくない?笑」

---確かに笑 でも、気にしてしまう人の方が多い気がする。気にしたくないけどなんだかんだ周りの反応が気になる。

Hilow-G「逆に反応を期待し過ぎてるか、求め過ぎてるんじゃない?」

---なるほど。確かに。出来れば良い反応が欲しい。求めてた反応と違う反応だとなんか、イラッとしてしまうかも。やる気が失せる感じもする笑

Hilow-G「相手がどう感じてるかなんて本当のところわかんなくない?どう感じるかも相手の自由だと思うし、相手の気持ちに自分も縛られたくないから、俺は自分も縛らないし、期待もしない」

---意識してそうしてる?

Hilow-G「意識はしてない。ただ、自分が好きなように生きたいだけだし。自由に生きたいなら自分以外の人も自由でいてもらったほうがよくない?」

---間違いない。。

Hilow-G「DJの時の選曲とかも、誰かを楽しませるとかいうまえに自分が楽しみたいし、自分が好きな曲、いいなと思った雰囲気、聞きたいと思った曲を選んでて、服もそう。自分が、着たいもの好きなもの頭に浮かんだものをデザインしてるだけ。」

---圧は無いけど芯がありますな。

Hilow-G「わがままなだけだと思うけど笑」

他人の言葉や態度に左右されずに、自分の楽しいと思う事、好きだと感じる事をよく知っていて、ポジティブな感情を自然と行動に繋げることができているHilow-G。
わがままな人というのは、こんな感じだっただろうか。
「自由」を手に入れるということは、まずは「自由」を「自由に創造する」ことからはじまっているということなのだろう。
自分が自由に生きるために、自分以外の人の自由も認める。
そうできている人はどれだけいるだろうか。
少なくとも、私は、そうではないなと、自覚した。
この気付きが生まれた瞬間、ガチャリと、内観するための扉は開いたと感じた。

---次の質問。特にアメリカ西海岸カルチャーが好きで、ローライダーに出会ってから音楽やファッションに興味を持ちはじめたということだけれど、車に関しては幼少期から好きだったみたいだし、今現在の本職の車の板金塗装や、大好きな音楽やファッションが生活の全てになっていることについてはどう感じてる?

Hilow-G「とにかく満たされてる!でも100%満足してるわけじゃないから、まだまだ色んなことを吸収して自分を高めたいとは思ってるよ。」

---自分を高めるっていうのは、どんな風になっていきたいとか、目標みたいなのはあるの?

Hilow-G「大きな目標とかじゃないけど、自分を自分で満たせるようにって感じ」

---いっぱいお金を稼いで…とかそういうこと?

Hilow-G「あんまりそういう事は考えてないんだよね笑」

---でも、洋服の販売では自分の利益とか販売戦略とか、お金に纏わることは意識するでしょ?

Hilow-G「それもあんまり考えてなくて笑 
本職じゃないっていうのもあるけど、とにかく自分の好きなものを形にしたいっていう気持ちの方が強いから。」

---ブランドのコンセプトとかターゲットにしている層とかもないの?

Hilow-G「うん。見つけてくれて欲しいと思った人がその人のタイミングで買ってくれたらそれでいいかな。強いて言うなら、誰でも気軽に着れるってこと。このブランドは、こういうジャンルの人が着るもの!みたいなガッチガチのやつはあんまりなくて、割とポップなのが多いかも。それも自分が好きなだけなんだけど。」

---受注生産もはじめからそうしようと考えてたの?

Hilow-G「何かに追われるのがとにかく好きじゃなくて。時間もそうだしお金もそう。もしアパレル一本とか、DJだけでご飯食べて行かなきゃとか考えたら、こんなにゆるく自分のペースでなんて出来ないだろうし。受注じゃなかったら売らなきゃって気持ちの方が強くなって、色んな事考えなきゃならなくなって、楽しくなくなる。俺の場合はそれで色んなバランスが崩れるっていうのが自分でわかるから。」

---自分のバランスかぁ。やっていくうちに、こんな筈じゃなかったみたいな感じになるのは苦しいもんね。

Hilow-G「そう。嫌な事はやりたくない。いかに自分が好きな事を気を張らないで自由に出来るかっていうことをいつも一番に考えてる。」

Hilow-Gの、「好きな事やりたい事をやりたいようにやる」というモットーの裏側には、
「やりたくない事、嫌な事、自分のバランスを崩してしまうような事はやらない」ということを、選択することもセットになっている事がわかった。
自由を自ら手に入れる為には、自分の好きな事や、やりたい事はもちろん、「嫌な事、やりたくない事」も同時にハッキリさせる事、そして本当にやらないと決断する事によって、自分が向かいたい先に繋がる行動がどんどんクリアになっていく。
その先に、オリジナルな自由が創造できるようになるということなのだろう。

---次の質問。自分と似たような活動をしてる人に対して、自分と比較したりすることはある?

Hilow-G「俺ライバルいないから。」

---それは、やっぱり自分が一番なんだ!っていう気持ちで思ってる感じ?

Hilow-G「みんな平等だと思ってる。」

---想像してた答えと違ったけど。それはどういう意味?

Hilow-G「昔から人と同じなのは好きじゃないんだけど、誰かに対してライバルとか敵対意識を持った事はないかな。持つ必要ってある?笑」

---ないね笑
自分でライバルを創り出してないってことなのかな。

Hilow-G「逆に、誰も俺の事をライバルとか思ってないと思うけど。」

---それは…わかんないよ笑
気付いてないだけじゃなくて?ライバル視されてたり、なんか嫌味とか言われたとしても気付いてないんじゃない?

Hilow-G「あぁ。。笑 」

---それいいね!はじめから気付かなきゃいいんだ!

Hilow-Gが何気なく言った、
「自分の好きでやってることに文句とか嫌味言われてもね笑」
「俺、他人になんか言われるようなことしてなくない?笑」と、いう言葉に納得しかできなくなってきた。
インタビューを進めていくにつれ、
いかに、自分が周りの言葉や態度に振り回されてきていたか、自分のブレや迷いや弱さを他人のせいにしてきてはいなかっただろうかと、自分に問う。
いつも自由を求めていながらも、実は自由になる事を拒んでいる自分がいただけだったのでは?と、気付いた。
そして、少し気持ちが何かから解放されたのがハッキリとわかった。

---自分軸がすごい!

Hilow-G「自分軸っていうか、ただわがままなだけだと思うけどね笑」

---感情に左右される事があんまりないんだね。

Hilow-G「前に、うちの社長に言われたのは、どんな状況でも一定でいられるところがいいとこだって褒めて貰った事はあった。それが自分軸っていうのかは自分ではわかんないけど。」

---感情に左右されずに仕事が出来てることを見てくれてるってことだよね。

Hilow-G「多分。言われるまでは自分ではわかんなかったけどね。言われてもピンときてなかったし。まぁ、自分が好きな仕事で、自分に合った環境にも恵まれてるからだと思うけど。」

---それも、自分の創造した自由な世界が現実になってるってことかな?

Hilow-G「いきなりスピリチュアル笑」

---笑。環境って大事だよね。

Hilow-G「そうだね。環境変わると自ずと自分も変わるだろうし。関わる人が変われば自分の考え方が変わるとかは本当にある。」

---人間関係で気を付けてる事はある?人と関わるってことは、良い事ばかりじゃないよね。傷付くこともあるし、逆に傷付けてしまうこともあるし。自分と違う価値観に違和感を感じた時に衝突する事がありがちかと思うけど、そういう事はない?

Hilow-G「そんなに交友関係が多いわけじゃないからね。モメるとかあんまりないけど。でも、自分と違う考え方とか聞くのは大事だと思うから話しはちゃんと聞くよ。
ただ、その人の言葉とか行動とかが、自分の中にあるフィルターをどう通るかで感じ方とか受け取り方も変わるよね。それは自分にしかわからない。
そもそも通すか通さないかもわかんないし。」

---自分の中のフィルターを通すか通さないかって、凄い良い表現なんですけど!

Hilow-G「それがさっき言ってた、自分軸ってやつなんじゃないの?笑」

どんなものでも、フィルターの目詰まりはトラブルの原因の一つだ。
自分の心の中のフィルターは今どうなっているだろう。
様々な出来事、言葉、過去の記憶や未来への不安を抱え込みエラーランプが点滅したりはしていないだろうか。自分にとって必要なもの、良いと感じるものは、自然と心のフィルターを通して素直に受け止められる。そしてまた自然と流れはじめ、上手に循環していくはずだ 。
人間関係もそうだろう。

いつも引っかかっているもの。
流れを止めてしまっているもの。
違和感や迷いから抜け出せなくなっている時は、紛れもなく、記憶と感情のホコリが心のフィルターに詰まっているに違いない。
自由を手にする為には、心のフィルターの掃除は必要不可欠のようだ。
選択や決断を、自分自身にしっかりと託すために。

「自由を自ら手に入れるメンタルハック」、前半はここまでですm(._.*)m

☆☆後半は明日に続きます☆☆

後半の内容。

---自由を求めて、今までの仕事や続けて来たことを途中で辞めることは逃げだと思う?途中で辞めることに罪悪感を感じていることに対してどう思う?

Hilow-G「逃げた先を正解にすればいいだけじゃない?頑張って乗り越える事が美学だと思いすぎてる。楽しくないことは続けたところで楽しくない。」

---自分の自由を手にする為に一番大切にしてることは?

Hilow-G「自分を大事に思ってくれてる人、応援してくれてる人「だけ」を大事にする。それだけ。」

後半も読んで頂けると嬉しいです!

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