シャツの話。

先日、父が遺したものの話を書きました。
こちらです。
よろしければ、お読みください。

ご丁寧に対応していただいた神戸シャツ様には
心の底から「ありがとうございます…!」という気持ちでしたが
先日、無事にシャツが出来上がったので受け取ってきました。
ちょっと初めてのことだったのでドキドキでしたが
受け取りの際も、とても気持ちよく受け取りをさせていただきました。
まず、箱がかわいい。とてもいい。

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永遠に、この箱のデザインであってくれと願うデザインの良さ。

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ステキですね。
ということで開封。

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タグにイニシャルと神戸シャツさんのトレードマークの黒猫と
「自分のために作られた感」が開封0.1秒でビンビンに感じるオーラ。

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これがオーダーメイド…! シャツ以外でオーダーメイドのものは過去に
作ったことはあるんですけど、シャツは初めて。
さっそく着てみた瞬間に「え、ピッタリ…!」と当たり前だけど
当たり前じゃない、これまでにない感覚。

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ハンガーはハンガーでいまはなきテイラーのものですがそれは別のお話。
いやー、お金をもっている方がステータス的にオーダーメイドのシャツを
作られているのを見て「既製品でもいいんじゃん?」って思うところが
少しあり、「お金を持っている人の嗜み」程度に考えていたんですけど
ぜんっぜん違いますね。
布の合わせも完璧だし、細かいところを見れば見るほど感心してしまう。
布の折り目部分など心配されていたところなんて「どこにあるんだ」って
思ってしまうくらいの丁寧なお仕事と気配りの塊。
これは確かに作りたくなってしまう。
というか、大人になったら1枚は作ってみたほうがいい。
事実、父親はスーツやシャツはオーダーメイドが多かったらしいんだけど
いまなら、わかるよ。たしかに、そうだね。
なんとなく見つかって、勝手に受け継いだ布ですけど
出来上がって着てみると
父親が自分のものを使って、教えてくれたことのような気がします。
めぐり合わせとでも言うんでしょうかね。
今回はイレギュラーな形として
半世紀前のお仕立券を使わせていただきましたので
次は自分のお金でちゃんとオーダーしてみようと思います。
改めて神戸シャツ様、ありがとうございました!

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