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Lava is calm-10/19/23

私のYouTube上にはたまに謎のレコメンド動画が陳列されていることがある。

これなのだが、怖すぎる。
「自然」をモチーフをとした擬人化キャラクターはよく見る。

この画像に関しては、擬人化の過程で元の「山」としての形質が剥奪されぬまま、最低限の表情だけが分かるようデフォルメされている。
岩肌に刻み込まれた切れ込みから、笑顔であることは読み取れるが、人間の活動によって破壊され続けている自然が人に向ける笑顔にはどんな意図があるのだろうか。

強大な力を持ちながら、しかし決して仕返しを食らうことのない自然の存在を侵食しながら、人間は幅を利かせている。それが感情を持ったらと思うと。ああ怖い。


お昼ごはんはこれ!

夜ご飯はこれ!


Kassa Overall(カッサ・オバオー)のライブ行ってきた。
ワールドツアーののっけが日本は東京ということで、めでたい。

これがほ~んとにゲキヤバだった・・・
私はアーティストのライブに頻繁に行く習慣がないため相対化しづらいんだけど、このライブがゲキヤバだったことだけは分かる。

Kassa Overallというアーティストやバンドメンバーが持つ高い技術に裏打ちされた変則的グルーヴ感、ブラック、ジャズの系譜から即興的に紡がれる音たちの体への浸透率が圧倒的すぎる。

カッサが基本的にはドラマーってこともあって、なんというか全曲「リズム」が先立っている。それが一定の間隔を保つことなく、しかしルールのギリギリを超えないまま、縦横無尽に無軌道に揺らぐ。聴いていて、全く気がゆるまることのない、慣れることのない、リズム。味が多い曲!!!!!!!

トモキサンダースとカッサとのやり取りも面白かった。

ライブもピークを迎え、終盤に差し掛かったタイミングで、しっとりしたピアノが流れ出す。カッサが日本語を解するトモキに翻訳を頼む。

いい感じのピアノが流れる♪

~Kassa英語話す~
トモキ「日本の情熱のお陰で、楽しいライブができてる!」

~Kassa英語話す~
トモキ「愛してるぜ日本!」

Kassa英語話す~
トモキ「んーーー、えーーstruggle…あーーーーー….なんだろ」

(翻訳に苦労してる………頑張れ)

Kassa「(だいたいでいいよ)」

(あっ気を遣っている…優しい…)

Kassa "Now,"
トモキ「さて、」

~Kassa英語話す~
トモキ「また日本に来たいと思っている」

~Kassa英語話す~
トモキ「そのために必要なポイントある」

~Kassa英語話す~
トモキ「アルバム、パーカー、Tシャツ、買って」

(いや身も蓋もないな 大事だけども)

という下りがあるなど。面白かった。

あと、これはライブ前の話なのだが、会場内はチケット完売ですし詰め状態だったのにもかかわらず私の近くに急に割り込みながら入ってきた男1女2グループたちが、周囲の人間を最悪の気分にしてて面白かった。そのしわ寄せで、俺の眼の前に居たおばあちゃんがマイケル・ジャクソンみたいになってて気の毒だったな。


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