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プロジェクトマネジメント義務判例の整理

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論文作成の為、IT紛争で定番のプロジェクトマネジメント義務について裁判例の整理を行います。
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#システム開発

東京高判平25・9・26 (フェーズⅡ以降)

基本情報 裁判年月日 平成25年 9月26日 裁判所名 東京高裁 裁判区分 判決 事件番号 平24(ネ)3612号 事件名 損害賠償・請負代金等反訴請求控訴事件 〔IBM 対 スルガ銀行事件・控訴審〕 裁判結果 原判決変更 上訴等 上告、上告受理申立て(不受理決定) 出典 金商 1428号16頁 ウエストロー・ジャパン プロジェクト・マネジメント義務の定義 契約に基づき、システム開発過程において得られた情報を集約・分析して、ベンダとして通常求められる専門

東京地判平16・3・10

基本情報 裁判年月日 平成16年 3月10日 裁判所名 東京地裁 裁判区分 判決 事件番号 平12(ワ)20378号・平13(ワ)1739号 事件名 損害賠償請求本訴、損害賠償等請求反訴事件 出典 判タ 1211号129頁 新日本法規提供 プロジェクトマネージメント義務の定義 ベンダーは、自らが有する高度の専門的知識と経験に基づき、、納入期限までに本件電算システムを完成させるように、提示した開発手順や開発手法、作業工程等に従って開発作業を進めるとともに、常