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セレッソには勝てないのか…(#153)

明治安田生命J1リーグ 第33節
セレッソ大阪vs横浜F・マリノス
2-1 負け

開始フォーメーション

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選手交代1(71分〜)

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選手交代2(84分〜)

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感想

予想では杉本健勇と前田大然の2トップだったが、フタを開けてみると水沼宏太トップ下、前田大然ウイング、杉本健勇ワントップの形。

前から全力でプレスに行ってるのは伝わってきたが全体のバランスを見ずに突っ込んでしまって、簡単にかわされてしまっていた。
特に真ん中のコースを簡単に通されるのはだいぶまずい。

この試合は不運もあったとはいえ、前半の飲水タイム前に2失点。
前半アディショナルタイムに1点返して、後半はずっと押し込めていたものの、2点目は取れず。
苦手なセレッソ相手に前半で2失点の時点で結構キツイが、試合を通して1点しか取れてない方が問題。

この日はマルコスジュニオールがカードの累積で出場停止。
天野純が負傷により出場不可。
ボランチを喜田・扇原ペアから岩田・渡辺ペアに変えるもうまくハマらず。

マスカット監督がここを勝負どころと捉えてシステムをイジってきたのと苦手チームとの対戦が相まって、消化不良の試合となってしまった。

優勝はほぼ間違いなく可能性がなくなったが、来シーズンを見据えてマスカット監督はどのような手を打とうとしているのだろうか。
もしこの試合に今後に向けてのマスカット監督の意向が大きく反映されていたのであれば、わたしにはあまり読み取れなかった。

最後にちょっとだけ選手個人の話を。

渡辺皓太はボールを受けてターンするプレイに関しては申し分ないのだが、どうもチームの中心になりきれない。

もう1年くらい、あと少しで爆発的にフィットする気配はしているが一向にフィットしきれない。
いい選手なだけにもどかしい。
岩田智輝は比較的早くチームにフィットしたが、違いがあるとすればフィジカルの面だろうか。

真ん中でボールを受ける瞬間に潰されないってだけで、このチームでの立ち位置は大きく上に来る。
だが、フィジカルが渡辺皓太の良さではないのは明白で、ボールを持った時の判断やスペースへの動き出しが求められている。
そう考えると、今のチームではボランチよりトップ下の方が適任なのだろうか。
難しい。

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