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Jリーグのダービーマッチにはどんなのがある?(#192)

数ヶ月ぶりの更新となりました。
サッカーワールドカップの日本代表が大躍進を遂げ、Jリーグを見ていると、少しずつ日本国内にサッカー熱が拡がった気がします。

そんな「Jリーグにちょっと興味あるかも」という方に向けてこのnoteを書きます。今回はJ1リーグ(J1リーグはJリーグの中の最高峰)の「ダービーマッチ」です。

まずはじめに

ダービーマッチの前に、Jリーグのクラブについて簡単に説明します。クラブ名には必ずいずれかの地域が入っています。
横浜F・マリノス
川崎フロンターレ
鹿島アントラーズ
ガンバ大阪
などなど。これはJリーグが「地域密着」を目指していることからこのようになっています。そのため、日本全国(厳密にはJリーグクラブが存在しない県がまだ6つありますが…)どこで生活していても身近なところにJリーグのサッカークラブがあります。

熱くなるダービーマッチ

本題のダービーマッチですが、主に「同じ都道府県に本拠地を置くクラブ同士の戦い」をダービーマッチと呼んでいます。ただし、本拠地が同じ都道府県でなく都道府県以上の範囲でもダービーマッチと呼んでいることが多いため、プロモーション的な面と各クラブ同士の歴史にも依存しています。
そんなダービーマッチについて、今回はJ1リーグを中心に紹介します。

横浜ダービー
横浜F・マリノスと横浜FC、ともに横浜市が本拠地。ダービーマッチの中でも「市」レベルでの争いは他にはないのではないか。噂によるとダービーと言いたくない人もいるとかいないとか。

大阪ダービー
ガンバ大阪とセレッソ大阪、ともに大阪府が本拠地。ダービーマッチの中でも最も熱いダービーマッチだと思う。この2チーム間で選手が移籍したら選手へのプレッシャーは結構大きなものがありそう…

多摩川クラシコ
川崎フロンターレとFC東京、元々J2時代からの両チームの歴史もあり、本拠地は違えど多摩川を挟んで向かい合っていることからこの名前になった。スペインリーグの「クラシコ」(レアル・マドリードとバルセロナのダービー)をモチーフにしているはず。

神奈川ダービー
2023シーズンは横浜F・マリノスと川崎フロンターレと湘南ベルマーレと横浜FCの4チー厶、それぞれ神奈川県が本拠地。横浜FCがJ2にいた2022シーズンなどは、横浜FC以外の3クラブの頭文字を取って「SKYシリーズ」と呼ばれていたが、この名前はあまり浸透している感じはしない。2023シーズンは4チームあるので、「SKYシリーズ」という名前は使われないのでは?と推測。

九州ダービー
サガン鳥栖とアビスパ福岡。J2リーグにも九州のどこかに本拠地を置くクラブは多々あり、それぞれで九州ダービーを使っている。

関西ダービー
ガンバ大阪、セレッソ大阪、ヴィッセル神戸、京都サンガFCの4チームによる関西に本拠地を置くクラブのダービーマッチ。前述の「大阪ダービー」もここに含まれ、「京阪ダービー」などの名称も使われたりもする。

港町ダービー
本拠地が港町である横浜F・マリノスとヴィッセル神戸から。これも横浜F・マリノス側がプロモーションとして押し出しているダービーマッチ?ぽく、Jリーグを見ている人の中でもダービーマッチとしての認識は薄めかもしれない。

The CLASSIC
このダービーマッチは他とは少し趣が違う。
Jリーグは元々10クラブで発足したが(このときのチームを「オリジナル10」と呼ぶ)、カテゴリー(はじめはJリーグのみ(今のJ1)、のちにJ2とJ3)とクラブ数も増え、2024シーズンには「J1、J2、J3リーグまで各20クラブ」となる。リーグ発足以来30年の歴史で、一度もJ2への降格を経験していないクラブが10チームのうち2つ。それが鹿島アントラーズと横浜F・マリノス。
この2チームによる対戦を「The Classic」と呼ぶ。ただし、「マリノスホームで行われる試合だけ」でこの名称を使い、鹿島アントラーズホームの試合ではこのようにあまり呼ばれないため、横浜F・マリノスが独自で使っているプロモーションと推測。

静岡ダービー
最後にJ2リーグのダービーを1つだけ。ジュビロ磐田と清水エスパルス、ともに静岡県が本拠地。2022シーズンはJ1に属していたが、2023シーズンは両チームともJ2に属しており、同じくJ2に属する藤枝MYFCも静岡県が本拠地のため、2023シーズンはこれら3チームによるダービーマッチとなる。

最後に

簡単にではありますが、J1リーグのダービーマッチについて紹介しました。もし漏れていたり認識違いがあったら大変申し訳ありません。最後までお読みいただきありがとうございました。

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