ITa FES(イタフェス)初日 感想とセトリ【the band apart×坂本真綾など】
度重なる延期、そして前日の火事騒ぎを乗り越え、バンアパの主催フェス「ITa FES」(イタフェス)が開催されました!
入場
予報通り雨が降る中、イタフェス初日が始まりました。
グッズ
2日目に着ようと思っていた靴下とジャケット、会場限定のEPと、ガレージセールでTシャツを2枚ゲットしました!
ショッパーのプリントは水性だったんですかね……涙。
ちなみに一番右の列は、川様が売り子をしていらっしゃいました。
フェス飯
フェスのご飯はどうしても栄養が偏りがちなので、野菜たっぷりのご飯が食べられるのはとてもうれしかったです……!
□□□屋は、三浦夫妻(おそらく)が切り盛りされており、なんとお会計は小学生ぐらいの娘さんが担当されていました(実質三浦屋)……!
1日目終演後に購入したRRのホットコーヒー。
冷え切った身体に染み渡りました……。
おいしかったので、2日目もリピートしました。
メインステージの感想
ここからが本題。
板橋区長がステージに登場し、あいさつを述べた後に本編がスタート!
□□□&スカイツリー合唱団
ドラムは、練馬のスティーヴ・ガッドこと木暮さんでした。
合唱団を入れての00:00:00は圧巻!!
音源とバンアパとのコラボは聴いたことが有ったのですが、十数分超えのロングver.もあるんですね!
(不勉強で申し訳ありませんが、他の曲をミックスしたりもしていたんでしょうか……?)
MCをはさみ、板橋のジョン・メイヤーこと、板ジョンを召還。
板ジョン(人名)は基本的にギターに専念し、合唱団がボーカルを取るかたちで板ジョン(曲名)が披露されました。
コミックソングを合唱アレンジすると、こんなに壮大で面白くなるのか……!笑と、感心してしまいました笑。
最後は、合唱曲スカイツリー。
合唱団を率いたライブならではの語りのたたみかけが大変印象的でした。
スカート
ライブ中も1曲1曲丁寧に曲紹介してくださって、ありがたかったです。
スカートは2017年頃まで割と熱心に聴いていたものの、最近の曲は全然分からず……という状態でした。
今回はど地元・高島平(2013年まで住んでいたそう)でのライブということで、昔作った曲多め。
つまりは、私でも知っている曲多めでした……!
今回は、澤部さん+サポートのベース&キーボードというレア編成のアコースティックセットでした。
その編成で、「アコースティックの限界に挑戦します!」と、ファンキーな「回想」を披露。
これはたまりませんでした……。
DOVVNTIME
申し訳ないことに、イタフェスへの出演をきっかけに存在を知ったバンド。
吉田一郎氏が新しくドラマーの方と組んだデュオなんですね。
音源はまだリリースされていないので詳細不明ですが、2曲目に披露されていた「パチンコを打ちながら作った曲」が特に好きでした。
また、ラストには「禁断の宮殿」のカバーも披露!
歌声は拡声器を通して届けられ、原曲とはかなり趣の違うダークでクールな「禁断の宮殿」を聴くことができました。
BREIMEN
皆さんサポートミュージシャンとしても精力的に活動されていることもあり、KIRINJI、DIALOGUE+、フィロソフィーのダンスと、私の好きなミュージシャンやアイドルも大変お世話になっています。
しかし、バンドとしてのライブを目にするのは、今回が初めてでした。
こちらも公式がセトリをアップしてくださったので、ありがたい限りですね。
個人的には、「ODORANAI」と、原さんもツイートしていた「IWBYL」が好きでした。
特に「ODORANAI」は、ライブならではのセッションがすさまじかったです!
あのライブ音源欲しい……。
CAPTAIN HEDGE HOG
「俺たちの最新アルバム『DOLPHIN』の1曲目!!』という、しのっぴの叫びからスタート。
恐らく解散後ライブをやるたびに磨き上げられた鉄板ネタなんでしょうが、初見の私は手をたたいて笑ってしまいました。
少なくともばってん少女隊には絶対に聴かせてはいけない下ネタMCをはさみながら、会場をガンガン盛り上げるしのっぴ。
結構どキツいことを言っている下ネタMCも、あのチャーミングな声で言われると、なんだかほほえましく聞こえてしまうのが不思議です。
しのっぴは、「30年近く前の曲ばかりだから、テンションぶち上げないとやってられないのよ。イタいおじさんになっちゃってるでしょ?」とおっしゃっていましたが、いやいや、めちゃくちゃカッコいいです。
個人的には、なぜか毎年キングオブコントの会のOPソングに採用されている『OUT OF CONROL』を聴くことができて、うれしかったです。
なお、6月3日にはFEVERでワンマンを開催されるそうです(大爆笑)。
初の野外フェス出演、お疲れさまでした。
引き続き、涙のリボ払い頑張ってください。
the band apart
-special guest vocal 坂本真綾
私はこれを、これを見るために!!遥々広島から板橋へとやって来たんですよ!!!!!
セッティングの時点で、明らかに三浦さんのものと思しきキーボード、そしてギターとベースのアンプが2つずつステージに運ばれ、取り急ぎ真綾さんのパートで□□□のお二人はサポートに入ることを確信。
そしてリハで三浦さんとシゲさんが登場し、『でも』を演奏!!
あのインスト音源欲しいですね……。
また、リハ中には『Be mine!』の同期音源も、ちょろっと流れました。
そして『でも』が披露されるということは、もう一台のギターアンプはまさか……!、なんか袖から姿がチラチラ見えるしな……!と薄々勘付きながらも、過度な期待は抱かずにライブがスタート。
まずは、親の声より聴いた『Eric.W』からスタート!
エリック始まりのライブたまにありますけど、のっけからテンションブチ上がりますよね……!
そして2曲目は……、最新アルバムから『The Ninja』!!
西日本が岡山平日しかなかったということもあり、レコ発ツアー第2弾には行くことができなかったので、『Ninja of Four』リリース後、初めて聴くことができました。
アルバムリリース前のリリースツアー(爆笑)で見た際も、『The Ninja』が好きという感想を残していた程度にはこの曲が好きなので、やっと生で聴けてうれしかったです。
音源がリリースされ、みんなでクラップできるのが楽しいですね。
これからのアンセムになってほしいです。
3曲目は、会場で販売されていた『ALRIGHT e.p.』から、『Sunday Evening』を披露。
今回のEPは、2曲ともライさんがデモを持ち込んだので、
アライ→アーライ→オーライ→ALRIGHT e.p.
と命名されたようです笑。
自宅に帰ってから、音源を聴き込むのが楽しみです。
そしてここで、スペシャルゲストボーカルを呼び込む前に、サポートミュージシャンが登場!
□□□から三浦さんとシゲさん、そしてやっぱり、ギター・フルカワユタカ!!
飛び交う「スター!」の歓声!!
よっ!誰よりもイタフェスに懸ける男!!!
そして遂に、実は新曲披露あたりから袖で木暮さんの娘さんに抱きつかれている姿が見えて、「駄目だ!!新曲に集中しなきゃ!!」と、私の心をかき乱した真綾さんが登場!!!
よっ!板橋の星!!!(決してイジってはいません)。
透け感のある黒ワンピースが、大変お似合いでした。
MCでは、
原さんとお食事をした際に、デュエットソングの書き下ろしを依頼した話
(原さんは、自分が歌うと思っていなかった模様)原さんがベースを持たずハンドマイクで歌うことに慣れない話
(特に曲の締めの「ジャーン!」のところで、手持ち無沙汰になる)
というエピソードが話されました。
そして、
Vo.坂本真綾、原昌和
Gt.荒井岳史、川崎亘一、フルカワユタカ
Ba.村田シゲ
Dr.木暮栄一
Key.三浦康嗣
という、贅沢なトリプルギター編成で『でも』が演奏されます。
グルーヴィーな生演奏に、真綾さんと原さんの美麗な歌声が重なり、あまりの素晴らしさに気が狂いそうでした。
また、間奏中にアイコンタクトを取るなど、終始お二人が楽しそう(特に原さん)だったのが、本当に印象的でした。
『でも』の披露後、ライさんがスターと三浦さんをさっさとはけるように促します笑。
(シゲさんはマニピュレーターとして残るとのこと。)
そして、「真綾さんに提供した『オールドファッション』、ソロライブでめちゃくちゃ歌っています」というMCをするライさん。
緊張が一旦解けたのか、日本語がしゃべれなくなってしまった原さん笑笑。
そして、真綾さんから「次の曲で私は帰ります!」との悲しいお知らせがあり、観客から「ええーー!」という落胆の声があがります……。
いやまだ『約束はいらない』も『coming up』も『明日を知らない』も『オールドファッション』も披露されていませんよ!!!時間が足りません!!!!
そして披露されたのはもちろん、『Be mine!』。
しかし、荒ぶった川様が後ろにのけ反った際バランスを崩し、アンプに激突。
アンプが後ろに倒れてしまいます。
「川様のギター鳴っていないよな……?」と不安に思っていたのですが、やはり1番終わりの印象的なフレーズが鳴らず……。
演奏が中断され、もう一度仕切り直しとなります。
(バンアパいわく、「今のはリハーサル」。)
『Be mine!』に懸けているライさん(ご本人談)は、ご自分がやらかしたのではないかと、気が気でなかったとのこと。
ライブで演奏する想定で曲を作っておらず、過去の自分がレコーディングで頑張り過ぎたため、ライブでの演奏はかなり大変だそう。
「過去の自分から仕返しを受けているかのよう」と、おっしゃっていたのが、印象的でした。
一方真綾さんは、最後まで何が起こったのか分からず、「リハーサル!??え???」と終始困惑していたご様子でした。
(原さんが説明していましたが、声がマイクを通っていなかったので、聞こえていなかったと思われます。)
そんなこんなで改めて、2回目の『Be mine!』がスタート!
ご本人たちは想定外のトラブルで大変だったと思いますが、ファンとしては1番を2回聴けて、かなりうれしかったです。
サビではライさんの「Be mine!」「It's mine!」というコーラスが入ります。
女性声優さんの歌に男声コーラスが入るのは、なかなかにレアですよね。
個人的にはかなり気持ち良く感じるので、もっと聴ける機会が増えるといいなと感じています。
そして川様のギターも無事復活し、曲は大サビへ!
20周年ライブの映像で何度も繰り返し見た、真綾さんとライさんが「私を見つけて〜私を信じて〜」と一緒に歌っている姿を生で見ることができ、本当に本当に感無量でした……!
圧巻の『Be mine!』が終わり、真綾さんとシゲさんがはけます。
ここで原さんが、「バンドを続けていると、こんなにいいことがある。だからみんなも、バンドしようぜ!」と、とてもいいMCを!
原さん、バンドを続けてくれてありがとうございます……!
そして、「次で最後の曲です」という大変悲しいアナウンスの後に聞こえたイントロは、なんと!!『WHEN YOU WISH UPON A STAR』!!!
個人的に初めてライブで聴けました……!
まさかの選曲で、本当にうれしかったです。
本編が終了し、鳴り止まぬ声援に応えて、アンコールが始まります。
アンコールはおなじみ、『beautiful vanity』。
ここ数年はいろいろなアレンジで披露されてきましたが、今回は2番終わりの間奏終わりでスパっと演奏が止まり、間髪入れずにライさんが「Spinning round」と歌い出すアレンジに!
日々進化するバニティのアレンジ、毎回楽しませてくれますね。
ラストは、原さんがステージ袖へと移動して演奏!!
高木さん、動画をアップしてくださり、ありがとうございます……!
アンコールを終え、メンバーがはけた後、川様が前に出てきます。
イタフェスの関係者の皆さんへと感謝の言葉を述べ(3人の都議の方にもお世話になったそう)、最後は一本締め!
無事、1日目が終了しました。
1日目の感想で力尽きました
元々真綾さんは、2021年横アリ公演のバンドメンバーを従えて、AG FESに出演予定だったそうです。
来年以降またイタフェスが開催される際には、がっつり真綾さんのライブを見たい!と強く願っています。
……本当は2日分の感想をまとめようと思ったのですが、既にもう火曜日かつ、5,500字を超えたので、一旦初日分のみ公開しようと思います。
2日目は、チリドッグの並び時間を見誤って、大好きな『floatin’ groove』を外で聴くはめになったり、フルカワユタカ去り際投げキッス事件が発生(勝手に事件化するな)したりなど、大本命のバンアパワンマンを始め書きたいことはいっぱいあるのですが、気力と記憶力次第ですかね……。
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