DOPING PANDA New Year mellow fellow 2024(対バン:the band apart)感想とセトリ
2024年ライブ初めは、名古屋公演以来のメロフェロでした。
バンアパについてはメロフェロ以降、中津川ソーラーとグリーンズピアでライブを見ました。
OLUYO
高速バスに4時間乗り、徳島へ。
まずは、OLUYOへと向かいます。
徳島club GRINDHOUSE
the band apart
1曲目は、私の大大大好きな『ZION TOWN』でスタート!
バンアパの中で一番好きな曲なので、2024年にライブで聴いた1曲目が『ZION TOWN』になって本当にうれしかったです。
名古屋のメロフェロやグリーンズピアではセトリに入っておらず、中津川では1曲目に披露されて私が間に合わなかったので、個人的にちゃんと聴けたのはイタフェス以来でした。
※披露したのは、感想を残している初日ではなく2日目。
続いて、聞きなじみのあるドラムパターンから『higher』へ。
higherはなんぼ聴いてもいいですからね。
そこからアウトロをかなり短めに切り上げ、『The Ninja』へ!
この曲をつなぎがとても好きでした。
また、今までで一番クラップをうまくできた気がします。
激ムズクラップにも、慣れてきました。
ここで荒井さんのMC。
「メイニアの中では2番目に知名度のあるバンド・ the band apart」と、自分のバンドのことを表現します笑。
そしてなんとリハで機材が2,3個壊れてしまったようで、「きょうはヤケクソです」とのことでした笑笑。
MC後に披露されたのは、数カ月前にサブスク解禁された『Sunday Evening』。
日曜の夕方に聴く『Sunday Evening』は格別ですね。
そして、「このドラムのフレーズはもしや……!」とワクワクしていたところ、その期待通り『Waiting』のイントロを川様が弾き出します!
この曲も、個人的に聴いたのはイタフェス以来でしょうか。
セトリ入りしてくれて、一番うれしい楽曲でした。
ここで機材トラブルがあったのか(今回私の位置からはステージがあまり見えなかったので、詳細は分かりません……。)、再び荒井さんのMC。
徳島に来るのは、十数年ぶり。
スターから、「新年に徳島でメロフェロをやる!」と言われたものの、荒井さんは「新年にライブやりたくねえ」と思ったとのこと笑。
(結局メロフェロの2日前に、大阪のビルボードでnakedのライブをやっていますが……笑。)
機材トラブルも落ち着いたようで、続いて披露されたのは『夜の向こうへ』。
ここ最近ずっと、最後の「夜の向こうへ〜 連れていってくれ〜」の「連れていってくれ〜」のところで、ポーズを決める荒井さんを凝視するのにハマっています笑。
ここで、おそらく当初の予定通り木暮さんのMC。
今回私の位置からは、本当に木暮さんが全く見えなかったのが心残りでした……涙。
「ゆく年くる年」を視聴した際、除夜の鐘をつくお坊さんを見て、「俺と一緒の髪型だ」と思ったそうです。
そりゃ坊主ですからね笑笑。
また、木暮さんは十数年前徳島に来た時のことをすっかり忘れていたようですが、グラインドハウスのトイレに長門有希のイラストが描かれているのを見て、「これ書いたの俺だわ」と思い出したそうです。オタク爆笑。
「ラスト3曲」というアナウンスの後披露されたのは、『DEKU NO BOY』。
相変わらず、ベースの重低音が特に気持ちいい楽曲ですね。
そしてここで来ました『Eric.W』!
Eric.W もなんぼ聴いてもいいですからね(2回目)。
「ラスト1曲は、グリーンズピアで久々に披露されたあの曲かな……?」と予期していたところ、当たりました『in my room』。
セトリに入っているうちに、しっかり聴いておかないとですね!
元々私は、12月に行われるはずだったnakedの福山公演に行く予定だったのですが、原さんの緊急入院で残念ながら該当公演は延期となってしまいました。
「12月24日以降は、無事に復帰したらしいけれども、原さんはお元気かな……?」と、やはり心配だったので、今回肉眼で元気そうな原さんのお姿が見られてうれしかったです。
そして改めて、「バンアパの楽曲は、ベースが本当に気持ちいいんだよな……」と、強く思いました。
バンアパのライブの終了後、X(旧:Twitter)を開くと、nakedの振替公演の日程が解禁されていました。
福山公演は、3月3日日曜日。
無事何も予定が入っておらず、安心しました。
DOPING PANDA
生でライブを見るのは、今回で2回目。
今回は名古屋で見た時とは異なり、スターが下手、タロティが上手にいました。
立ち位置固定じゃないんですね!
先にセトリ全体の感想を申し上げると、「フルカワユタカさんは、バンアパファンの気持ちをくみ取るのがうま過ぎる。さすが当人がバンアパファンなだけある。」これに尽きます。
(※ドーパンのセトリは、スター中心で考えているという勝手なイメージを前提とした発言です。)
「メロフェロ以来にドーパンのライブを見る」という私のようなバンアパファンも、会場には一定数いたかと思います。
昨年のメロフェロでは聴けなかったような楽曲をセトリに織り交ぜつつ、マストで聴きたい楽曲はバッチリ抑えてくれるという、素晴らしいセトリでした。
そして1,2曲目がまさしく、去年のメロフェロではセトリからもれていた『Mr. Superman』と『GAME』なんです。
最高のスタートですよね!
1曲目でスターがあの印象的なギターフレーズを弾いた瞬間、2曲目でタロティが頑張ってスラップした瞬間、もうテンションが上がりまくりでした。
3曲目は、『Carnival』。
アップテンポな楽曲を続けるのではなく、ここでBPMゆっくりめの楽曲を持ってくるのが、緩急がついていいですよね。
ここでスターのMC。
「バンアパのライブが最高だった。バンアパのライブはいつも最高だ」と、もはやおなじみのバンアパ大好き発言が繰り広げられます。
ドーパンは1月4日から徳島入りしていたそう。
スターはライブの準備などで忙しくしていたようですが、タロティは毎晩飲酒していたそうです笑。
「バンドにはそれぞれの役割があるから……笑。」と、ハヤトさん。
「俺はきょうのライブが終わったら、めっちゃ飲む!」と宣言するスター。
「タロティは?」とスターから振りが来るも、返答がしどろもどろしてしまい、「そこは飲むでいいんだよ!」とスターからツッコミを受けていました。
タロティはイジられてナンボですね笑。
そんなMC後に披露されたのは、『We won’t stop』。
セトリ入りうれしい!
この手の楽曲は再結成後のライブの方が、よりグルーヴ感が出て、いい感じになってそうですよね。
(なお私は再結成前のライブを見たことがないので、今適当なことをぬかしています。)
ここからグッとBPMが上がり、メロコアな『199X』が披露されます。
本当に緩急のついたいいセトリですね!
そしてその勢いのまま、『Lost & Found』へ!
昨年のメロフェロで、個人的に一番印象に残った楽曲だったので、また聴くことができてうれしかったです!
ここで再度MC。
スターが「ここまでは、きのうやっていない楽曲を織り交ぜながらのセトリだったけれども、ここからはきのうと結構一緒です……」とのカミングアウトが。
私は2日目のみの参加でしたが、会場は2日とも参加したディープなメイニアさんでいっばい。
そこで、「今から急きょできる曲ないかな?」とスター。
「ハヤトはすぐ対応してくれるけど、タロティがね……笑。」と、またスターにイジられるタロティ笑。
2018年の「フルカワユタカ presents『5×20』」にて、ドーパンが一夜限りの復活を果たした際、ACIDMAN大木さんの煽りで、急きょ予定になかった『Transient Happiness』を披露することになりました。
大木さんは気を遣って、メンバーそれぞれに「もう1曲いけるよな?」と、ステージ上で確認を取っていたようですが、実のところタロティは「無理です」と拒んでいたとのこと笑笑。
(結局タロティの拒否もむなしく、ハポネスが披露される。)
スター「タロティ『JUST SAY GOOD-BYE』いける?……あっ、俺が無理だわ。じゃあみんな聴きたい曲ある?絶対できないけど」
観客「(いろんな曲名が挙がる)」
スター「(間髪入れずに)はい、無理無理」
とスターが一人で振って、一人で笑いを回収していきます笑。
結局予定になかった「『Go the Distance』をやろう!」という結論に落ち着きます。
ありがたいですね……!
「タロティ、コード4つだからね!ブルーハーツより少ないからね!!」と、圧強めにタロティを励ますスター。
続けて、「MCいかずに、アレのアレ(おそらく無限大ダンスタイム。バンアパの客でも分かるぞ。)だからね、タロティ!タロティは俺たち二人の予想を裏切る行動をよくするけど、この場合は間違っても面白いからね!」とタロティをイジり倒した後、『Go the Distance』が披露されます。
しかし、散々タロティをイジったスターが演奏をミスってしまい、観客からは笑いが巻き起こっていました笑。
そしてさすがにタロティもスターの意図をきちんとくみ取り、シーケンサーから「無限大ダンスタイム」のSEが流れます。
さあ、無限大ダンスタイムのスタートです!
照明が赤くなったということは……、やはり『The Fire』からスタート!
そこから『Imagine』『THE PROMISE』と、再結成後の楽曲がセトリに入ります。
再結成前の曲、再結成後の曲関係なく、オーディエンスは大盛り上がりです。
そして来ました『Transient Happiness』。
ハンドマイクのスターと、ガッツリギターソロを弾くスターが両方見られる、1曲で2度おいしい楽曲ですね。
ただ今回は後方で見ていたので、スターのハポネスステップが見えず、無念でした……。
ただスターはライブ中しょっちゅうお立ち台の上に上がってくれるので、お顔や手元などはしっかり見えたのがありがたい限りです。
お次は、『beat addiction』!
去年聴けなかったので、聴きたかった!!
ライブでは、スターが「ここで〜」と歌った後に、観客も「ここで〜」と歌うんですね。楽しい。
無限大ダンスタイムラストは、『MIRACLE』。
ギターソロでは、華麗なタッピングを披露します。
(もう1曲ギターソロでタッピングを披露していた楽曲があったのですが、思い出せません……。無念。)
エディ・ヴァン・ヘイレンからの手島いさむからのフルカワユタカへのタッピングの系譜ですね。
「次の曲で最後ですが、バンアパとドーパンが対バンするということは、アンコールであの曲があるので」と、スターがアンコール宣言をした後に披露されたのは、やはり外せない『Crazy』。
ミラクル起こしちゃってさ!
この曲もギターソロが大好きなんですよね。
スリーピースバンドなのに、ガッツリギターソロがたくさん聴けるのが、やはりドーパンの魅力だなあと思います。
予告されていたアンコールではまず、スターとアコギを持った荒井さんが登場します。
親父ギャグをたくさん繰り出すスター(本人の名誉のために、詳細は割愛)に対し、「きょうの客じゃなかったら、絶対にスベっている」「少なくとも、俺は全く面白いと思わない」と、終始当たりが強い荒井さん笑笑。
二人でひとしきり話した後、他のメンバーが呼び込まれます。
一人一人に一言求めるスター。
ここで初めて原さんがしゃべるところを聴けて、改めて一安心できました。
まためちゃくちゃ嫌がる川様を、押し問答の末一言しゃべらせたスターに、私は拍手を贈りたいです👏
アンコールで披露されたのは、もちろん『SEE YOU』。
何度だって聴きたいので、また対バンしてくれることを願います!
物販
バンアパの物販に、能登半島地震の募金箱が置かれていました。
その募金箱の裏が、いつぞや(2020年1月)のこれでした。
この募金箱を表裏逆にして、使っているようです。
笑っちゃいけないのに、笑いそうになってしまいました。
ライブ終演直後というのに、物販には川様がいました。
毎度頭が下がります。
物販では、ラババンとタグキーホルダーを購入しました。
帰り際、川様に「振替が決まったnakedの福山公演に行きます!」と伝えました。
グリーンズピアでも全く同じことを伝えましたが、もう知りません。
この後、元々着けていた別のラババンを、徳島の夜の街に落としました。
マジで泣きました。
夕飯は、ハヤトさんお薦めの堂の浦の鯛塩らぁ麺を食べました。
スープの魚介のうまみがすさまじく、今まで食べた魚介系のラーメンの中でダントツで一番好きでした。
また残ったスープに替玉ならぬ替飯(赤飯と塩昆布)を入れて、おじやにして食べると、赤飯に魚介スープのうまみが染み込んで最高でした。
絶対にまた食べに行きたいです。
OLUYO(2回目)
翌日、11半頃にまたOLUYOへ行きました。
徳島観光
昨日購入したアッコ社長の徳島観光本に載っていた、たかしまコーヒー店でモーニング。
こういう喫茶店は、なかなか自力では見つけられないため、本当にアッコ社長様々です。
焼き加減最高の食パンに、ハムエッグ、ハンバーグ、野菜類と、具がたくさん詰まっていて、おいしかったです。
その後、ロープウェイで眉山に登りました。
昼食は、ハヤトさんお薦めのジーマカレーを食べに行きました。
とてもスパイシーで、冷えた身体があっという間に温まりました。
具材もトロトロに煮込んであり、大変おいしかったです。
徳島観光で一番楽しかったのが、このひょうたん島クルーズ!
この充実さで400円はお得過ぎます!
時期的に風が冷たかったので、次は気候のいい時期にもう一度クルージングしてみたいです。
まず城山に登り、その後徳島城博物館を訪れました。
博物館に展示されていた鯨船の千年丸がとてもきらびやかで、印象に残りました。
さすが国の指定重要文化財!
その後、アッコ社長お薦めの旧徳島城表御殿庭園へ。
枯山水庭と泉水庭が組み合わさっているのが特徴とのことです。
今回の徳島観光は、ハヤトさんのポストに加え、OLUYOで購入したアッコ社長の徳島観光本『徳島のほんと』がかなり役に立ちました。
この本を読んでいなかったら、ひょうたん島クルーズには乗船していなかったでしょう……!
地元民だから知っているようなお店やスポットがたくさん掲載されており、書籍自体も持ち歩きやすいミニサイズで本当にお薦めです。
Amazonなど各種通販でも買えるので、徳島を観光する際はぜひ携帯してみてください。
最後に
ライブ遠征に行くとなると、どうしても大都市にばかり行くことになります。
そして、「人が多くて疲れるし、遠征で何度も来ているから、だんだん観光するところもなくなってくるし……」という風に、どうしてもなってしまいます。
今回ライブを機に、十数年訪れていなかった徳島に行けて、とても楽しかったです!
私自身地方住みなので、やっぱり人の少ない地方都市が一番落ち着きます(褒めています)。
次のバンアパのライブは、前述の通りnakedの福山公演。
図らずもツアーファイナルになったので、ますます楽しみになりました。
ドーパンも多分近いうちにまた見に行くでしょう!
なんてったって、2023年に私がSpotifyで一番再生したミュージシャンは、バンアパを差し置いてドーパンなのですから。
金銭的なサポートは不要です。 スキやアカウントのフォロー、記事の拡散などを行っていただけますと、大変うれしいです。