見出し画像

地域のスキマにある課題を解決したい

common施設長の山下です。

世の中には様々なスキマが存在します。物理的な隙間ではなく、場所と場所のスキマ、人と人のスキマ、時間と時間のスキマなど。

そしてそのスキマには、多くの不安が存在しています。それを解決するのがサービスであり、その一つが学童だと考えます。

学童が解決するスキマは、時間と時間のスキマ。子どもたちが学校が終わる時間と、おうちの方が家に帰ってくる時間の間にあるスキマです。このスキマにある不安の1つは子どもの安全です。子どもが一人で3~4時間を安全に過ごせるのかという、子ども自身の不安や親の不安。これを解決するために、安全な学童が必要です。

画像1

また、子どもの生活リズムという不安もあります。子どもが1人で3~4時間過ごす間、何をするのか。有意義に過ごすことが、子どもの生活リズムを作るとともに、未来に繋がる力を育む機会にもなります。その不安を解決するために、学童では様々な活動やワーク、イベントが用意されています。

私たちcommonは、民間学童として、公設学童だけでは解決できないスキマの解決も行いたいと考えています。

例えば、公設学童の場合、利用するには様々な条件、定員があり、利用したくでも利用できない子どもが出てきてしまいます。つまり、公設学童の利用条件と、保護者のニーズの間にスキマが生じてしまうのです。

そんなスキマを解決できるのがcommonのような民間学童です。公設学童を利用できない方からのお問い合わせには最大限耳を傾けて、力になりたいと考えています。また、公設学童に入所できたとしてもなじめず、楽しい時間を過ごすことが難しいという子どももいます。そういった方の第二の選択肢としても民間学童が果たす役割は大きいと考えています。

ただ、民間学童は公設学童のように通っている学校の近くにあるわけではないため、距離が離れている、つまり場所のスキマのせいで選択できない方もいらっしゃいます。

今回、私たちはその場所のスキマを解決したいと考え、「送迎サポーター」というサービスを始めることにしました。

画像2

これは、地域に住んでいる方が、送迎サポーターとして、commonに通いたい子どもの学校までお迎えに行き、commonまでお連れする、またはcommonの無料送迎バスの停車場所までお連れするサービスです。commonと利用したい方の距離のスキマを埋め、送迎バスを待つ間の数十分の時間のスキマを埋めることで、不安を解消し、安全を確保するサービスです。

一方で、このサービスではサポーターの抱える不安の解決にも役立てたいと考えています。

例えば、定年退職された方で、現役で働ける体力はあるけど、外に行くきっかけがなかなか持てず、体力の低下が気になっている方。サポーターとしてご活躍いただくことで、体力増進やモチベーションアップにもなると考えています。

フリーランスや自営業の方で、仕事の間の時間を有意義に使いたいと思っている方、将来先生や保育士を目指していて、子どもたちの関わりを持つことで学びたいと思う学生の方、子どもと接することが好きで、子どもといると元気を貰えるという方もいらっしゃるでしょう。

そういった、地域に住んでいるの方の不安を解決することにも、送迎サポーターという仕事は大きな価値があると考えています。

commonは地域の方と一緒になって、子どもたちの未来を生きる力を育みたいと考えています。今回の送迎サポーターはこれを具現化した1つの取り組みです。

ひばりが丘団地、東久留米、西東京にお住まいの方で、地域に住む子どもたちのための力になりたい、送迎サポーターとして活躍することで自分の課題を解決したいという方は、ぜひcommonまでご連絡ください。

連絡先:infoアットマークlearning-in-context.com(アットマークを@に変えてメールをお送りください)

この送迎サポーターのサービスがより大きくなっていくことで、もっとたくさんのスキマにある課題を解決できると考えています。それはまた別の機会に紹介します。

common施設長 山下

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?