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2021年夏の特別講座③ 染めて飾ってマイエコバッグ作り!

こんにちは、チーフコミュニケーターの森山です。7月31日にcommon夏の特別講座3日目のプログラム【染めて飾ってマイエコバッグ作り!】が開催されました。commonではこの時、ちょうど裁縫ブーム到来。その様子を見て、手芸好きなコミュニケーター(スタッフ)が中心となり、今年初めて手芸をテーマに夏の特別講座を行いました。

この日は、いつも一緒に遊んでいる子もいれば、初めて会った子も。ドキドキしながら、まずは自己紹介。そして、見本を見ながら今日どんな物を作るかイメージを膨らませます。イメージができたら、何色のバッグにするのか色選び。

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色ごとでチームに分かれ、染め粉や水の分量を確認しながら染め液を作っていきます。だんだん緊張もほぐれて来て、自然と会話が増えていきました。

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染めたい濃さによって布を染め液に漬ける時間を決めたら、皆で一緒に。「せーの!ドボン!」

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カバン本体の色と持ち手の色を変えるアイデアを思い付いた子も👜カバンを紫、持ち手をピンクに染めていました。

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時間が経ったら、commonのお庭で天日干し🌞風にそよそよ揺れる布を見ながら、子ども達は「なんだかジブリみたいだね~」と嬉しそう。

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布を乾かしている間に、バッグのデザインを考えます。

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デザインを考えながら、小物も自分達で作っていきます。これはフェルトを使って、可愛らしいリボン作り。

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材料もたくさん!「どれにしようかな~?」と迷う子ども達。commonの裁縫ブームと合わせて地域の方々や株式会社シュガー・マトリックス様より寄付頂いた、たくさんの布やボタン。それらを使って今回の講座でも様々な工夫が生まれていきました。

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デザインが決まったら、実際に飾り付けをしていきます。どんなマイバッグになっていくのかな?😊大好きなブルーをテーマに、色の統一感を大切にしながら飾り付けをしていく子も。

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「う~ん、どうやって飾りをつけようかな?」

作った飾りをカバンに貼るのに、手芸用ボンドを選ぶ子もいれば、針と糸を使って縫い付ける方法を選ぶ子もいて、やり方は様々。「ここは細いけど縫ってもいいし、ボンドで貼ってもいいと思うよ。どっちでやってみたい?」など、コミュニケーターはその子がどうしたいのかに耳を傾け、意見を尊重した上で声をかけていきます。

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コミュニケーターがサポートしながら、1枚の布をミシンで縫い合わせてバッグのかたちにしていく作業に子ども達が挑戦。この日初めてミシンを使った子もいて、ドキドキしながら慎重に取り組んでいる様子も見られました。

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慣れてきたら、どんどん自分達でできるように。あっという間に大人の力を借りなくても使えるようになりました!

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そして、ついに世界に1つだけのマイバッグが完成~!🎊6年生の女の子は、お花の模様を細かい所にまでこだわって作り上げました。

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この日は朝から6時間かけてバッグを作った子ども達。お迎えの際、お父さんやお母さんへ嬉しそうに話す彼女達の表情は達成感に溢れていて、とても印象的でした。

後日マイバッグを持ってcommonへ来た子や、ずっと愛用している子もいて、自分で作ったからこそ愛着が湧いているのだなと感じます。

裁縫ブームがキッカケとなって開催された今回の特別講座。commonでは、日々の活動でも子ども達の興味・関心を大切にしながら日々の活動を行っています。それだけではなく「大人の背中」も大切にしているcommon。子ども達はきっと大人の楽しそうな背中、頼もしい背中、親しみやすい背中など、様々な大人の背中を見ているはずです。たくさんの大人の背中を見ながら、「気になるな」「やってみたいな」と思った時にチャレンジできる場がある。そんな機会をこれからも提供していきたいと思います。

チーフコミュニケーター森山

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