泣ける名作 ほっとした作品~自宅籠城 2日目~
今日も自宅警備員として映画を見た。
まず午前の部はこれ。
往年の名作。教養としてはぜひ見ておきたいと前々から思っていたのでこれを機に欲求不満を解消した。
どういう作品か,その魅力・解説は自分のような映画にわかがいうものでもないので感想だけ書くこととする。
自分は基本的に記憶力に大いなる問題を抱えているので,初見一発で鮮明に映画を覚えることが難しい。何回も何回も見て覚えることが多い。
しかしこの作品については日本語字幕しかなかったにもかかわらずシーンで結構覚えていることが多い。言葉以外でも視覚や聴覚に訴える印象的なシーンが多かったということだろう。
また自分の場合は,映画の音楽・BGMも楽しみの一つである。ニュー・シネマ・パラダイスは2つのモチーフがある。1つめは冒頭から流れているのだが,2つめは途中から出てくる。個人的には物語の後半でもう一つのモチーフが出てきたときに「待ってました!!」とテンションが上がってしまった。
さわやかで,でも人の心情は丁寧に描かれている。そして,最後のシーンは…泣いてしまった。派手なシーンはないのに泣けるというのはそうそうない。しかし心を揺さぶられる。
そんな作品だった。
テイクアウトの料理を食べて,体の手入れをしたのちに第2部に入った。
午後の部はこれ。
自分は曲から映画やドラマなどの作品に興味を持つことが多い。さきほどのニュー・シネマ・パラダイスも実をいうとその口だ。
今作はワムの名曲であるラスト・クリスマスをモチーフにした作品とのことだ。
これもネタバレになるので詳しくは言わないがこちらもはげしく泣ける!などの感想ではなく,終わった後にほっこりする作品であった。
決してほのぼのはしていないし,かといって何か大きな事件が起きるわけでもない。ただ悩める主人公が変わる過程を見るのは自分も変われると勇気が出るものがある。
ラストの歌のシーンは見ていてほっとしてしまった。なにより歌詞の解釈が「そう来たか!」と思った。
言っていることが分からない?そんな方はぜひ本編をご覧いただきたい。メイキング映像もなかなか面白かったので個人的にはDVDを借りて見ることを勧める。
映画は基本的に物語の中で登場人物の背景をしっかり理解させたうえで感情のやり取り,動きを表現するものだから,一本の映画でバシッと人の心を動かすのは至難の業なのだろう。
それを考えると実写でここまで心に刺さる映画はすごい。
今日見た日本の映画はどちらも洋画だったので背景知識が激しく不足していた。これ何?どういうこと?と思う瞬間も多かったがそれでも主人公の思いや物語の展開はしっかりと伝わってきた。
読解力が壊滅的な筆者でもわかるのだからどちらもメッセージを伝える力が強い作品なのだろう。
自宅籠城のGW前半は素晴らしい作品に囲まれ,またおいしいテイクアウト料理も堪能するという充実した日々であった。
実は今日で事前に借りていた作品はすべて見終わってしまった。
充実した籠城に向けて明日以降はまた別のことをしようかと思う。
それでは。
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