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太極拳とヨガ

併修する事に「逆効果」は無いと思いますし、寧ろお互いを補う所や共通点が多々あるかと思います。

太極拳は様々な種類がありますが、一般的な簡易24式、楊式、呉式等はゆったりとした姿勢から大きく、ゆっくり柔らかい動きを練習する事が多く、身体に無理が無い様にできるだけゆっくりと動きます。

動の中に静を求める…と表現される事が多いです。

呼吸は教える方によって、自然に合わせる所もあれば、初学から合わせる事を求める所もあり、教え方の違いでしょう。

陳式等は姿勢も低い(体力的な要求が多め)柔の動きにプラス剛の動きがあります。

いずれも一つの型をしっかりと練習するのでメンタル的には集中力が必要でしょう。

古伝の太極拳は108式やら72式やらと動作が多いので順序をしっかり覚えたり、それを練習するのも集中力や体力が必要になるでしょう。

一方ヨガも様々な種類があります。

一つの動作・アサナを保つ練習もあれば複数の動作を組み合わせた動的な練習もあります。

いずれもバランスが必要だったりするのでメンタル的に同じく集中力が必要となりますし、雑念を払って動きや動作に集中する必要性が出てきます。

動作・アサナも初学者にやりやすいモノからかなり高度で時間を掛けて体作りも含めて完成させなければならないポーズも多々あります。

こういう面では太極拳よりも身体能力の要求が高いかと思います。(難しいアサナ等)呼吸面では太極拳と同じく、教える方法によって自然に合わせるモノと、初学からしっかりと合わせるモノの二種類があるかと思います。

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