１１km

壮絶な本日の紀行を綴ろう。

今日は免許取得のため、学科試験を受験しようと考えていた。だんだんと記憶は薄れ、日が経つにつれて免許合宿で学んだ意義がなくなりそうだと感じ、ついに受験することを決めたのだ。調べてみると、神奈川県の免許センターでは学科試験は開催されているようだ。ただ本当にホームページが分かりづらい。トラップといっても過言ではないだろう。これが私の今日を彩ったとも言えるのだけど。県外の教習学校を卒業した者は、通常なら午後の受付であるので本日もそうだと考えていた。もうお分かりだろう、現在は午前中であったのだ。時間をかけて、お金をかけて、睡眠時間を削ってたどり着いたこの場所。全てが意味を持てないまま、私はその場所に立っていた。悲しすぎる...歩こう。歩くことによって悲しさを紛らわせようとしたこの判断。１１kmなら大丈夫だという安易な考え。１時間後には後悔すら頭に浮かばないほどの坂道が待っていた。

そうそう、知ってるよ。「横浜」としてイメージするみなとみらいなんてほんの一部だもんね。幾つの山を越えたのか。１１kmなのに２時間かかるってことはこういうことですもんね。

でも素敵な景色とか野菜の販売とか、歩いてみないと出会えないような場所に赴けるのも魅力の一つですから。そして何よりも、ゴールが近づいてきた時の達成感というのはなかなか普段では感じられない感情なので、まさにカタルシス。でも次にやってきたのは足の痛み。逃げ道もないからひたすら歩き続けたのさ（両足に水ぶくれができました）。

そうして今に至るわけだけど、一番伝えたいことは神奈川県の免許センターは学科試験は受け付けているけれど、午前中だけだよ！緊急事態宣言によっても変動するから問い合わせするのが一番だよ！一人でも悲しい思いをする人が減りますように...

※あくまでも一個人の意見であり、価値観は千差万別