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【禁煙外来】禁煙成功体験のお話。

タイトルの通り、20代半ばで禁煙しました。

それからおよそ7年経ちますが、現在も禁煙出来ています!

今回はそんな体験を書いていきます。


・喫煙者になったきっかけ

20歳の時に、友人やサークルでバンド活動をしていました。

周りは喫煙者だらけで、元々吸わない私は喫煙者といると何となく孤立。。

これ、実は勝手なこちらの思い違いだったんですが、

何となく、疎外感というか、意外とそう考えてしまう方も

いらっしゃると思います。

「喫煙者になれば」 そう思った私は、地元の仲の良い友人(喫煙者)を呼んで

喫煙指南を受けました笑

最初買ったタバコは、

「マイルドセブン アクア メンソール 1mg」

懐かしい〜〜笑

今でいうメビウスですね。 パッケージも爽やかな感じで、吸い始めには

ちょうど良い雰囲気だったのを覚えています。

初めはもちろんむせました。そもそもこんなもの吸う意味が分からないと。

けど、我慢して吸いましたね笑 結果、1週間くらいで慣れて、というより

自分から求めて吸うように。。

ここから喫煙生活がスタートして行きます。


銘柄も変わっていきました。

「マイルドセブン アクア メンソール 1mg」

「ピアニッシモ・アイシーン・メンソール・ワン」

「ケント アイブースト 1 100s」

「マールボロ・ライト・メンソール」

「マールボロ・アイスブラスト」

「クール マックス 8」

この辺りを変えて行きながら吸っていましたね。

最初は「絶対1mg以上は吸わない」というルールを作っていましたが、

2ヶ月くらいで崩壊笑 最終的には8mg〜10mgのタバコを好んで

吸っておりました。


・仕事で本数増加

その後、卒業して、社会人になり、今までの環境からガラッと一気に

変わったわけですが、おそらくそれが引き金になったのでしょうか。

本数がみるみるうちに増えて行きました。

職場が決して悪いわけでもなく、何か問題があったわけでもないです。

ただ、学生時代とのギャップを埋めていく作業が人より下手だったんじゃ

ないかなと今考えると思います。

とにかく増える本数、1日数本が数十本に、最終的に

一日2.5箱

は吸ってました。 友人と遊ぶ日にはブーストがかかるので3箱以上は

持っていないと足りないくらいでしたね。。。

朝起きたら吸い、歯を磨いて吸い、ご飯食べたら吸い、玄関出たら吸い、

典型的なチェーンスモーカーでしたねー。

さぁ、そこで問題が浮上します。

「お金が大変」

新卒で、そんな生活していたら

当然、もらっているお金のタバコにかける比率がヤバいことに。。。

それでもタバコと離れたくない私は散々悩みましたが、

家族からの説得もあり、意を決して、禁煙外来に行くことになりました。


・禁煙外来受診

「よし、やめよう」という自分と、

「やめたら何か不安、コミュニケーション取れなくなるんじゃ」という自分が

いたことをよく覚えています。

そんな事を考えながら、外来の待合室にいました。

名前が呼ばれ、診察室に入り、最初に言われたのは、

まず、ここで禁煙する決意と目的を述べてください」と。


ヤベェ、用意してない笑

そんな事聞かれると思っていなかったー。

という状態に笑 まぁ、でも包み隠さず話ました。

先生は特に何も言わず聞いてくれ、その後に呼気テストのような検査をしました。

私自体は喫煙歴は短いものの、レベルはハード寄りのミドルスモーカー

数値で見ると、何だかゾッとしましたね。

いや、わかってて吸っているんでしょ?と思われますが、

意外と目の前に見せられると自分のことなのに引きました笑

次に言われたのが、

薬を飲みながら通常通りタバコを吸っていてください

期間は1〜2週間だったと思うのですが、薬飲みながらタバコ吸って良いとの事。

3週間目以降は吸わないで と。

意外でした、今日からやめなきゃと思っていたので。

そんなんでやめられるのかと不安はありつつも、その日は帰宅。

言われた通り、薬を飲んでいつも通りタバコを吸う生活が始まりました。


・あれ、タバコがまずい

薬を飲み出してから1週間くらいは自分として変化がなかったです。

禁煙しているのも忘れているのではないってくらいタバコは吸ってましたね。

しかし、ある朝思ったんです。

あれ、タバコがまずく感じる」 衝撃でした。

工場のヤバい排気ガスが入ってくる感じというか、言葉では表しにくいのですが、

まずいんです。あれだけ毎日吸っていたのに。

確か2週目が始まったくらいだったと思います。

まずいと本当に吸う気が失せていきます。

また、副流煙ですら近づきたくなくなるんですね。

他の喫煙者のタバコの匂いにもかなり敏感になりました。

2週目以降はみるみる本数も減少。

3週目以降のタバコない生活に突入しましたが、多少の口寂しさはガムで代用。

全然余裕で受診日を迎えました。

先生にその旨を伝えると、

「本当はもっと時間がかかるんだけど、その流れだと大丈夫そうだね」

との事でまさかの受診2回で治療が終了。

現在に至ります。


・その後

冒頭にもお話した通り、私は今も禁煙を続けられています。

服薬時よりは喫煙者に近づいても嫌な感じにはなりません。

喫煙者の匂いも多少であれば気にはならなくなりました。

でも、「また吸いたい?」と言われたら答えはNOです。

あの味がおそらく脳に劇的に残っているからだと思います。


それからは、まぁ一時体重増加がすごかったですね。

月並みですけど、食べるものが全て美味しいんですよね。

あれはやばかったな〜。

禁煙しても、すぐ体が完全回復するわけではなく、

年月をかけて綺麗な状態に戻っていくのですが、それは結構実感できています。


喫煙者を否定するつもりはないです。喫煙したい気持ちはすごく分かります!

でも、どうしてもやめなくてはならないという時は勇気を出してみましょう!

タバコが無くても、意外と楽しいことはいっぱいありますよ^^

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