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5月③ 雨の大和葛城山

5月3回目のお出かけは、ハイキング団体主催の大阪府最高峰の大和葛城山(最高地点は金剛山らしいが・・) 例年5月中旬にヤマツツジの見ごろを迎えるらしく、そこを狙って今日になったようだが・・。前日は最高のお天気だったのに今日は朝から怪しい。

今回の軌跡

水越峠登山口

バスを降りるともう雨が降り始めていた。毎回3日前に決行OR延期を決定しているらしいが、3日前の予報では確かに今日は晴れ&曇りになっていた。おまけに今朝の予報も午後3時から雨マークがついていたのに・・・☔テンション爆下がりで上下雨具を着てスタート・・。

登山口 トイレ前の看板

ダイヤモンドレール入口

ここまではアスファルトだったがここから山道に入る。急にきつい登りが始まった。雨に打たれながら登ることに必死で写真を撮る余裕はなかった。休憩も雨の中で立ちながらの水分補給!丸太の階段や石が組まれた階段も一段一段が高く足の筋力も奪われてかなりしんどい。

どのぐらい登ったころだったか急に風が冷たく感じられ、汗なのか雨で身体が冷えてきたのか少し寒さを感じ始めた。だがこの雨では雨具を脱ぐこともできない。雨はやむ気配もないまま、ようやく自然ツツジ園の入口までやってきた。

自然ツツジ園

期待のツツジはピンクというよりも全体が赤茶色に見えた。それはそれでキレイだと思ったが、近づいてみるとすでに枯れかかっている花びらが退色して赤茶色になっていたのだった。その中でもまだきれいな色を保っている木もあった。「一目百万本」といわれるツツジ園全体のイメージはつかめたが少し遅かったのは残念だった。それより雨になったことの方ががもっと残念ではあったけど・・

かなここにきて傘をさす人も。
周りもモヤでほとんど見えない
最高の見ごろの写真かな

葛城高原ロッジ

ツツジ園を一通り歩き葛城高原ロッジ前にきたところで、後ろの数人が遅れていることに気づき、そこでみんなが揃うまでしばらく待つことになったが立ち止まった途端、風も相まって少し震えがきた。昼食のためにロッジの研修センターを借りていたようで全員揃ってはいないが先にセンター内に入れてもらうことにした。

センター内にはストーブが置かれていて、すかさずスイッチを入れた。しばらく暖まっていたがカラダの芯まで冷えているのか離れるとすぐに寒くなる。持参の温かいコーヒーやお茶と昼食をとっている人や着替えをしている人が本当にうらやましかった。昼食を終えて再び濡れた雨具を着てザックを担ぐとさらにゾクゾク、ブルブルしてきた。もしかしてこれが低体温症の兆候?と思うと下山が心配になってきた。そんな時に膝を痛めて下山できないためロープウェイで下りる人がいることを知り、わたしも理由を話して便乗させてもらうことにした。甘えているように思われたかもしれないが、自分に「無理は禁物」と言い聞かせた。

ヤマスタ スタンプ

自力下山組とロープウェイ組はロッジで分かれた。わたしはせっかくなのでその先にある山頂までは行きたいと思ったが、雨もまだ降っていたので他の方を待たせる訳にもいかずリベンジを心に誓って一緒に山上駅に向かった。でもまもなく自力組が山頂に到着した声がして、すぐ近くが山頂だとわかり、もしやと思いヤマスタで山頂チェックインをしてみたころスタンプゲット!ニヤリ( ̄▽ ̄) (実際には山頂に到達していないので複雑)
※スタンプ収集のために山頂にいきたかった訳ではありませんが(^_^;)

日帰りで楽しむ全国80山スタンプラリー
関西7サミッツスタンプ

葛城山ロープウェイ

ロープウェイ山上駅まではロッジから意外と距離があった。でもみんな気持ちが楽になったのか話も弾み、別の意味で楽しかった。(^_^;)乗り場には乗車を待つ人の整列用の長いテープが張ってあり、見ごろの時期の人出の多さを物語っていた。
登山口駅には6分で下りてきた。ロープウェイからの景色も同じく真っ白で何も見えなかった。ドリンク自販機のHOTを期待したがCOLDしかなかった・・。しばらくしてたバスが到着しに先に乗り込んで休んだ。インナーもちっとも乾かずカラダは冷たいまま。自力で下山していないのに妙に疲れきっていた。こんなことは初めただった。とにかく無事に戻れたことで安堵した。

令和6年6月5日~7月12日までロープウェイは定期点検のため運休になるそうです。

反省

雨具はモンベルストームクルーザー、インナーもTシャツも吸湿速乾素材のものをあえて着用していたが、今回なぜ寒気や震えがきたのか不思議に思い、後日自分なりに検証したところストームクルーザーがほぼ撥水していないことがわかった。購入して5年以上は経つため買い替え検討かと思いながら、洗濯してニクワックスの撥水スプレーをかけてみた。ゴアテックスは洗濯後に熱風やアイロンがけも有効らしい。結果は完璧ではないが以前と比較すると水は弾くようにはなった。ただ降り続く雨には難しいかもしれない。いよいよ買い替え時か・・・雨具を過信していたことを反省
また通常の日帰りハイキングでは防寒着や着替え、予備のタオルは持参していなかったのでこれも反省。万一に備えてエマージェンシーシートの購入も検討。カイロも無いよりはいいかもしれない。。


低山や日帰り登山でこの時期に低体温症的になるイメージは全く持っていなかった。蜂刺されのポイズンリムーバーやヒル忌避剤などは気にかけて準備していたが・・。今回は装備に甘さがあったことを大いに反省。このことを肝に銘じて今後は入念なチェックをして出かけたい。
そしてまたこの葛城山リベンジを果たしたい。今度はお天気のいい日にネ☼

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