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好きなネタ

こんにちは。

今回は,僕が吉住さんのネタで好きなネタを5つ紹介します。興味をもって見てみたいと思った方は,吉住さんの公式YouTubeチャンネルをご覧ください。

① どっちが異常?

まずは,「どっちが異常?」というネタです。単独公演で披露されたネタで,狂気じみたネタを多くされる吉住さんのネタの中でも最も狂気じみているようなネタです。

ネタのあらすじとしては,私(吉住さん)が思いを寄せていた「まさと」にフラれてしまい,その2カ月後に私(吉住さん)がまさとの家に訪問するところから始まります。

この最初の設定でもなかなか怖いですが,その狂気がさらにエスカレートしていく……というストーリーです。

でもなぜか見れば見るほどハマっていってしまう中毒性のある不思議なネタになっています。

② 許されざる恋

吉住さんの代表的なネタのひとつで,2018年の「女芸人No.1決定戦 THE W」の決勝に吉住さんが出場したときに披露したネタです。

吉住さん演じる国会議員と議員の「まーくん」(ネタの途中で呼び名が変わる)こと早川先生が野党と与党の枠を越えた禁断の恋をしてしまう……というストーリーで,あらすじを聞くと重く感じるかもしれませんが,コントなのでもちろん笑いの要素もある上に,議員制度や選挙に関する用語も散りばめられた勉強にもなるようなネタに仕上がっています。

③ 浮 気

このネタは,吉住さんの心の叫びが一番よく出ているネタだと感じます。

付き合っていた彼氏の「ケンイチ」に浮気された私(吉住さん)。二人の浮気後のやり取りが主に描かれているネタで,吉住さん演じる「私」がケンイチに思いの丈をぶちまける様子は見ていてとても痛快でスカッとすると同時に短いネタの中にもしっかりとオチまで作り込める吉住さんのネタの構成のすごさを再確認出来るネタだと思います。

④ 同列に語る

第1回の単独公演「隣の街のヤギが鳴いた」のオープニングで披露したネタです。

ネタは,動物園でヤギの飼育員をしている私(吉住さん)が,親友の「さとみ」と久しぶりに再開。

さとみに子供が産まれたという話から,子供に関する話になりますが,ひょんなことから話が徐々にそれ始めていく……というストーリーです。

タイトルの「同列に語る」の意味はネタの話の中で明かされていきます。

初めての単独公演の最初のネタから吉住さんの世界観が全開のネタで,一人芝居なのにまるで向こうに相手がいるかのように演技する吉住さんの演技力の高さを改めて感じることの出来るネタになっています。

⑤ 幸せの勧誘

このネタは,色々な役柄の女性を演じてきた吉住さんのネタの中で,最もクズな女性を演じているネタだと思います。

高校卒業以来10年ぶりの再開となった私(吉住さん)と私(吉住さん)の友人の「まさし」。まさしは私の親から聞いたという私の堕落したエピソードを語ったあと,私にある3つのものを勧誘してくる……というストーリーです。

ネタの中で吉住さんは,「群馬に住む28歳で週に2日しか働いていないフリーター」「電気とガスを止められ,家賃を3ヶ月も滞納」していて,「人間の形をしているだけ」という「ろくでもない」女性を演じていますが,彼女の話を聞いていくと,人間の奥底に眠っている自堕落な感情が共感を呼び,どうにも憎めないキャラになっていきます。

こうした「憎めない女」の絶妙なラインを見極め,それをネタに出来るのが吉住さんの大きな魅力であり,強みでもあります。

最後に

今回は,吉住さんのネタの中から僕がおすすめする5つのネタを紹介しました。いかがでしたか?

拙い紹介文でしたが,少しでも興味を持った方は是非,ネタをチェックしてみてください。

そして今回も最後までお読み頂き,ありがとうございました。次回の投稿もお楽しみに。



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