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今クール個人的におすすめなドラマセレクト

こんにちは。

今回は,少しお笑いから離れてドラマの話をさせてください。

7月から民放各局で新しいドラマがスタートしました。各局趣向を凝らしたさまざまなドラマが放送される中,僕が個人的におすすめしたいドラマを3本紹介します。

① 日曜劇場 「TOKYO MER~走る緊急救命室~」 (TBS)

主演を務める鈴木亮平さんは,2020年1月期「テセウスの船」以来の日曜劇場への出演で,日曜劇場初主演となります。(「テセウスの船」は,竹内涼真さんが主演扱い)

ドラマは,東京都知事直轄の医療チームであり,オペ室(手術室)を備えた車「ERカー」に乗って事故や災害などの現場にいち早く急行し,傷病者のケアに当たる「TOKYO MER(Mobile Emergency Room)」の医師たちの奮闘を描く医療ドラマで,鈴木さんは「TOKYO MER」のチーフドクターであり,命を救うためならどんな危険をも顧みない熱血漢な医師・喜多見幸太を演じます。

チームや実際の現場では,命を救うためにまっすぐに突き進む姿に事故現場で責任者を務めるレスキュー隊の消防士・千住幹生(演:要潤さん)や,厚生労働省から医系技官としてMERに派遣され,厚生労働大臣の白金眞理子(演:渡辺真起子さん)のもと,MERを廃止するために影で奔走する音羽尚(演:賀来賢人さん)らの反感を買ってしまいますが,喜多見の救命に対するまっすぐな姿勢に徐々に周りの人が心を開いていくというストーリーです。

このドラマの魅力はなんといっても「リアルな医療描写」です。

北里大学病院が医療協力にあたり,手術シーンや事故現場での応急処置,トリアージをする様子が深くかつ忠実に描かれているので,まるで手術に立ち会っているかのような緊張感をテレビの前でも味わえます。これがこのドラマの最大の魅力です。

また,「テセウスの船」で鈴木さんとタッグを組んだ大映テレビという制作会社のプロデューサーが再び集結しているところもチェックしておきたい点です。(タイトルバックでは制作協力はノンクレジット。)

余談ですが,このドラマの主要な登場人物の名字はすべて東京都の地名から名付けられているらしいので,調べてみてもいいかもしれません。

② 金曜ドラマ 「#家族募集します」 (TBS)

ジャニーズWESTの重岡大毅さんが主演を務める金曜ドラマで,重岡さんは妻のみどり(回想シーンで主に登場。演:山本美月さん)に先立たれ,シングルファーザーとなった赤木俊平を演じます。

俊平はひょんなことからSNSで見つけた「#家族募集します」というツイートに誘われ,ツイート先のお好み焼き屋さんに向かいます。

そこは,かつての幼馴染みの小山内蒼介(演:仲野太賀さん)がアルバイトしているお好み焼きで,そこには,さまざまな理由で「家族」を探している人たちに出会い,話を聞いていくうちに常連になっていく……というストーリーです。

このドラマの魅力は,「脇を固めるバイプレーヤーたち」「心暖まるストーリー」です。

まず,「脇を固めるバイプレーヤーたち」です。

俊平の幼馴染みを演じる仲野太賀さんをはじめ,俊平の息子である(演:佐藤遙灯くん)の通う保育園の先生でこちらも一児のシングルマザーである桃田礼(演:木村文乃さん),俊平の会社のメンバーである伊野三鈴(演:丸山礼さん=土屋太鳳さんのものまねでお馴染みのお笑いタレント),俊平たちが通うお好み焼き店の大将である野田銀治(演:石橋蓮司さん)など……豪華共演者が重岡さんの脇を固め,物語に花を添えてくれています。

次に,「心暖まるストーリー」です。

俊平たちがお好み焼き屋に集まって,そこに来るお客さんとの交流を通してさまざまな家族の形を模索していくことが話の重点に置かれていて,さまざまな理由を抱えた親やその子供たちの境遇を知り,それに対してどのようにしたら事態がプラスに向かうかを真剣に考えて意見を出し合っている姿は,見るたびに心がほっこりするとともに,“多様性の時代”と言われる今にぴったりとドラマだとつくづく感じます。

また,ジャニーズWESTさんの主題歌「でっかい愛」も物語に暖かみを加えてくれているので要チェックです。

③ 日曜ドラマ 「ボクの殺意が恋をした」 (日本テレビ)

今回の日曜ドラマ枠は,読売テレビが制作しており,ホリプロが制作協力に携わっているドラマになります。

ストーリーは,幼い頃に母を亡くし,父親代わりとして育ててくれた育ての親の男虎(おのとら)丈一郎(演:藤木直人さん)が何者かに殺害されるというショッキングなシーンから始まります。

丈一郎に育てられ,現在は丈一郎の務める清掃会社で働いている男虎柊(演:中川大志)は,丈一郎を殺した犯人を恨み,復讐するために殺し屋としての道を歩み始めます。実は,丈一郎も表向きは,清掃会社の社員ですが,裏の顔は,天才的な殺し屋。殺しのミッションを遂行する最中に何者かに殺されてしまったのです。

のちに,警視庁の生活安全課の刑事でありながら,こちらも裏では殺し屋組織「SOS(シークレットオペレーションサービス)」のスタッフとして働く綿谷詩織(演:水野美紀さん)によって,丈一郎殺害の犯人は,大人気漫画「ハリネズミ探偵・ハリー」を執筆する覆面漫画家・鳴宮美月(演:新木優子さん)だと判明。

なんとかして美月に近づいていくうちに柊は,美月に「私のボディーガードになって欲しい」と頼まれる。

殺し屋にとっては,絶好のチャンスであるが,天性の「間の悪さ」が災いして,柊は美月を殺すどころか助けてしまい,逆に恨んでいるはずの美月に恋心まで抱いてしまう……というもの。

現在は,物語も前半戦の佳境を迎え,いよいよ後半戦「秘密編」に突入します。

このドラマの見所は,「柊が美月に『殺意』と『恋愛感情』という2つの感情を持ってしまい,その狭間で揺れ動いている姿」と,「柊にとってライバルとなる殺し屋・デス・プリンス(こちらも表向きは世界で活躍するモデル八乙女流星。 演:鈴木伸之さん)の出現」「徐々に明かされていく美月の過去の秘密とその秘密を追う美月のチーフアシスタント・水瀬千景(演:田中みな実さん)たちの暗躍」です。

個人的には,僕の好きな芸人の吉住さんも八乙女流星のマネージャー大竹千尋役として時々出演しているのが嬉しいところです。

だんだん秘密が暴かれていく後半戦は,1話たりとも見逃せません!

④ 土曜ドラマ 「ボイスⅡ 110緊急指令室」 (日本テレビ)

2019年7月期クールに放送され,大好評を得た極限のタイムリミットサスペンスの続編。原作は,韓国ドラマです。

警視庁に新たに新設された「ECU(Emergency Call Unit)」を舞台に,立て続けに起こる誘拐・殺人未遂などの凶悪犯罪を決められた時間内に解決するために現場へ急行する刑事たちと,指令室のメンバー,彼らを嘲笑うかのように刑事たちを手玉にとる犯人との緊迫したやり取りを描く手に汗握るサスペンスです。

キャストは前作のメンバーが再び集結。

凶悪犯を追い詰め,逮捕するためには手段を選ばず体を張る熱血漢の刑事で通称「ハマの狂犬」と呼ばれる・樋口彰吾を唐沢寿明さん,天才的な聴力を持つ「ボイスプロファイラー」で事件現場の微かな声や足音などから事件を解決に導くECUの室長・橘ひかりを真木よう子さん,樋口のことを「兄貴」と慕う生活安全課の刑事でとある事件で重い過去を背負うも気丈に振る舞う・石川透をNEWSの増田貴久さんが演じます。

このドラマの最大の魅力はなんといっても,限られた時間内に事件を解決しようと奔走する樋口たちECUを上を行く犯人(通称:白塗り野郎)との巧妙な駆け引きは1秒たりとも見逃せず,ドラマの事前特番で真木さんがおっしゃっていたように「1度騙されたと思って見てみると見続けること」間違いなしのドラマです。

個人的には今期最大の注目作です。

最後に

今回はドラマのあらすじなども書いたので,かなり長い文章になってしまいました……申し訳ありません。

今回も拙い文章ではありましたが,今回紹介したドラマの中で1つでも興味のあるドラマがあれば是非ご覧になって頂きたいです。

また,今回紹介したドラマ以外にも今期は注目の作品がたくさんあるので,「おうち時間」が増えた今,ドラマを楽しんでみるのもいかがでしょうか。

今回も最後までお読み頂き,誠にありがとうございました。次回の投稿もお楽しみに。

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