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深夜を彩る21人の個性豊かな女子大生の激動の1年―フジコーズのあゆみ

 こんにちは!
 季節を先取りするかのような気候が続いている中,皆様いかがお過ごしでしょうか?
 さて,今回は僕が毎週楽しみに見ている「オールナイトフジコ」(フジテレビ)に出演している現役女子大生「フジコーズ」(卒業メンバー含む)のこの1年の活躍を番組の歴史を振り返りながら紹介したいと思います。それでは参ります!

 フジコーズについて詳しく知りたい方はこちらの記事も是非参照してください。

【1期生】

  1.雨宮 凜々子


 韓国でK-POPの練習生として活動していた経験があり,フジコーズ屈指のダンススキルを誇るが,「歌うまフジコ決定戦」第4位(決勝進出次点),「フジコエモうた歌謡祭」準優勝,「フジコーズ学力テスト」総合2位,「フジコレクション」第2位など,番組内での対決企画で惜しい結果を残すことから番組MCのオズワルド・伊藤 俊介に“シルバーコレクター”と命名されるなど,イジられ役としても存在感を示している。

  2.  安藤 令奈


 東京大学大学院を卒業した才女でフジコーズの中では最年長のメンバーとしてひな壇の後ろからメンバーを見守りながら,MC陣からのイジられ役も務めました。特徴的な声も魅力のひとつ。「踊れるフジコを探せ!Habit選手権」ではパワフルかつ独創的なダンスを披露して優勝。フジコーズが出演した「TOKYO IDOL FESTIVAL」(TIF)では番組でバーテンダーを務める渚カオリが所属する純情のアフィリアとのコラボでAKB48の「ヘビーローテーション」をパフォーマンス。
 選抜バトルが始まると,結果が芳しくなく葛藤することもあったようで,その様子を包み隠さずSNSに綴っていたのも印象的でした。最終的にはカップリングに回ることとなりましたが,その後も持ち前の積極性で番組を大いに盛り上げてくれました。卒業メンバー出演最終回でやったモノボケは普段の彼女のキャラとは違う芸人としての姿を見たような気がして面白かったです!

  3. 今井 陽菜


 フジコーズの中で最も鮮烈な体験をしたのは彼女なのではないかと思います。というのも自身の誕生日祝いとして実家にイジリー岡田が派遣され“往年の舐め芸”で私物が餌食に…。これは視聴者として見ていた僕もかなり衝撃的でした。穏やかでほんわかとした雰囲気はまるでお嬢様のようである一方,歌劇団で磨かれた表現力を遺憾なく発揮して歌を響かせる場面も多くありました。
 最終的には番組後期の名物企画であるロデオマシーンを使った企画にも挑戦するなど,積極性も増したように感じます。

 

4. 上杉 真央


 フジコーズの中では最年少でみんなの妹的な存在。“髪型を変えるとフジコーズは売れる”という説を最初に立証したのは彼女でした。初回放送時はロングヘアーでしたが,バッサリショートにしてからは可愛さも魅力も倍増。「フジコレクション」で優勝し,「TOKYO GIRLS COLLECTION」(TGC)のランウェイを歩いたり,「TIF」では水着撮影会に参加し,予想外のマシュマロボディを披露したり,「サクマサバイバー」で優勝し,番組のメインMCを務める佐久間 宣行の推しフジコに認定されるなど…活躍の幅が一気に広がったように感じます。
 大の仲良しである佐藤 佳奈子と立ち上げたYouTubeチャンネル「地底スプーン」で見せるシュールな姿はどこかクセになります。ズボラな面もありますが,それはそれで彼女らしくて面白いなとすら感じます。

 

5. エブラヒミ 椎菜


 フジコーズ唯一のハーフでモデルのような端正な顔立ちながら,笑う時は豪快に笑うその様子のギャップもまた素敵でした。身につける物の全てが洗練されているフジコーズ屈指のおしゃれさんだったなとも感じます。衣装やメイクが全て自前なフジコ達にとって彼女のメイク術は参考になったに違いありません。
 優勝者は雑誌の「Sweet」に掲載される「フジコエモうた歌謡祭」で見事優勝を果たし,長年の夢だった雑誌掲載を決めた際に流した涙はとても印象的でした。

 

6. 沖 玲萌


 テレビに出ると人は磨かれていくものですが,フジコーズの中でこの1年最も磨かれたのは彼女ではないかと思います。回を重ねるごとに綺麗になっていく姿はとても素晴らしいものがあります。
 歌唱力にも定評があり,第1回の「歌うまフジコ決定戦」では森高 千里の代表曲「私がオバサンになっても」をキュートな振り付け込みで歌唱。続く第2回では絢香の「にじいろ」を歌った。英検準1級の英語力を武器に「フジコエモうた歌謡祭」と選抜バトルの初戦「アゲアゲカラオケ選考」では洋楽を歌い上げたりとマルチな一面も。
 そんな中,番組初期に写真週刊誌「FLASH」から水着グラビアのオファーがあった際に自身の体について「女にも好かれるカラダ」と発言したり,選抜バトルのトーク力選手権ではMC陣を持ち上げるギャグ「○○さん最高~!」を考案,2期生の藤本 理子の相手役として挑戦したロデオマシーン企画の騎乗糸通しの際には「(糸を)舐めればいける(通せる)」と語るなど,その発言も注目されることが多い存在です。

 

7.  笠野 咲藍


 フジコーズ随一の努力家だと思います。フジコーズの中で抜群の運動神経を持つ反面,歌とダンスは大の苦手。カラオケ企画やダンス企画では最下位に沈むなど苦渋を舐めてきました。そんな中,選抜バトルでは初戦で最下位でしたが,着実に順位を上げ最終的にはトップ3で選抜メンバー入り。メンバー入り後はデビューシングルの振り付けを夜遅くまで練習するなど努力を欠かさない姿勢は尊敬します。人知れずたゆまぬ努力を続けているからこそ,いざという舞台で大輪の花を咲かせられるのだなとも感じます。個人的には以前,番組公式Xでやっていた「フジコ妄想劇場」という動画企画での演技がとても素晴らしくて好きです。

 

8. 小杉 怜子


 一言で言うと“フジコーズの不動のエース”といったところでしょうか。イラストに書道,ゲームと多種多様な趣味を持ち,その多くを番組内の企画で生かしているように感じます。
 極め付きは料理。初心者の彼女が生放送で手料理を披露する好評企画「こすこすこクッキング」。毎回予定とは違う破天荒な料理が完成するも味はおいしいと好評。「水曜どうでしょう」の大泉 洋さんを彷彿とさせるような天才シェフぶりを発揮しています。このコーナーは生放送というこの番組の特性(4月からは隔週が生放送で隔週は収録)を生かしたハラハラドキドキのコーナーで見ていて面白いです。
 どんなに注目されても学生であるという自分の本分を忘れずに常に謙虚で周りへの感謝を忘れない姿勢にもとても好感が持てます。

 

9. 佐藤 佳奈子


 お笑い大好きでフジコーズのお笑い担当。番組初期はひな壇から後期は自身のコーナーで番組を大いに盛り上げてくれました。「フジコすぎて伝わらないモノマネ選手権」では“時々柴田理恵さんに見えるメスゴリラ”というネタを披露。圧巻の表現力で優勝し,モノマネパブのキサラでネタを披露したりもしました。お笑い好きは趣味の粋を越え,お笑いの観察眼も養われており,自身がイチオシの芸人を紹介する「お笑いフジコロシアム」というコーナーが誕生。伊藤と共に進行を務めました。その芸人発掘能力は数多くのバラエティをヒットさせた佐久間をも唸らせるほど。お笑い好きの僕もこのコーナーのおかげでたくさんの未知の芸人さんと出会えました。
 卒業メンバー最終回では大好きだという森田哲矢と共にオリジナル脚本のコントを披露。番組の裏側やそれぞれの出演者をよく観察した素晴らしい内容のコントのラストにはこのために教室に通って練習したというバク転を披露。直前にけがに見舞われるアクシデントもありましたが,本番は見事に成功させました。卒業後は舞台を中心に活躍していくことになりそうです。

10. 鈴木 心緒


 発達障がいを題材とした映画「ノルマル17歳」で主演を務め,その演技力が話題を呼んでいる彼女。番組の内外で見せる明るい笑顔には癒されます。ジブリ映画が好きだということで,番組内で「千と千尋の神隠し」のワンシーンの再現を披露。一人何役にもなりきって演じるその姿はまさにカメレオンのようでした。TIFでは安藤・今井と純情のアフィリアのコラボパフォーマンスでAKB48の「ヘビーローテーション」を披露し,センターを務めました。
 対決企画では結果が振るわず,カップリングに回る等悔しい思いもしましたが,手相運勢ランキングでは1位に輝き,その時に流した涙は長年の葛藤や苦悩が報われたようで見ているこちらもグッと来ました。カップリング組では唯一の残留メンバーとなる彼女が卒業したカップリング組の思いも背負って今後どこまで活躍できるか楽しみです。

11. 髙村 栞里


 この1年で1番成長したのは彼女ではないかと思います。引っ込み思案で臆病な性格ゆえに「FLASH」の水着グラビアに出るメンバーを決める際に手を挙げられず,“やる気がないんじゃないかと思われる“と涙していた彼女。
 そんな性格が変わるきっかけとなったのは誕生日である6月30日に行われた生放送でDJ KOOさんに出会ったこと。「私 陰キャすぎるのでしょうか」というX(旧Twitter)の投稿を見たスタッフが彼女の性格とは正反対の人を呼んでキャラ変してもらおうと企画した誕生日祝い。人生で初めてDJブースでのDJに挑戦。KOOさんの手ほどきを受けながらフロアを盛り上げていくうちにだんだんと自分の殻が破れ,エンディングにはすっかり陽キャに。これを機に選抜バトルでも選抜入りを果たすなど,活躍の幅がグッと広がった気がします。
 デビュー日に生出演してパフォーマンスを披露した「FNS歌謡祭」ではカメラ目線でのポーズも決めるなど大きく成長したように感じます。卒業メンバーが去り,最上級生となった彼女の今後の番組内外での更なる活躍が楽しみです。

12. 出町 杏奈


 打倒王林を掲げる積極性と津軽弁で番組を引っ張ってくれたなと思います。記念すべき初回放送の「さらば森田のサウナトーク」のコーナーでは自らサウナ入りを志願し,サウナへ入ると中盤に着ていた上着を脱いでブラウス姿に…。ネットでも話題を呼びました。その後も「FLASH」の水着グラビアのアピールの際に「貝殻やりますよ」と発言したことをきっかけに週刊プレイボーイで令和初となる貝殻水着を披露するなど,番組にとって起爆剤のような存在として活躍したなと感じます。
 ただ,勉強は苦手なおバカキャラ。現役女子大生が集まるフジコーズの中でおバカ路線をひた走る彼女は唯一無二の存在だったとも思います。もう少し社会情勢や時事を知ると使われる現場も増えると思うので,ニュースを見たり,新聞を読む癖はつけた方がいいと思いますが,今後の活躍が楽しみですし,王林や憧れのみちょぱとも共演して欲しいです!

13. 友恵 温香


 フジコーズの中で1番小柄(150cm)ながらも誰からも頼られ愛されるフジコーズの初代リーダーでした。デビューシングルのセンターも同時に務めました。上杉の次に“髪型を変えるとフジコーズは売れる”というのを実証したメンバーでもあります。(ロングヘアーからショートヘアーへイメチェン)
 また,フジコーズのために動く姿は全メンバーの鑑だと思います。その極め付きはデビューシングルの売上トップとなり,ご褒美企画をする際に“普段お世話になっている系列ネット局へお礼参りがしたい”とロケに出かけ,編成局長や社長に感謝を伝えたこと。自分の自由な企画をフジコーズのためにと使えるその姿勢に感銘を受けました。
 回を重ねるごとにリーダーとしての積極性も出てきて,特に2期生紹介をした回で特技のピアノを披露した久木田 帆乃夏の直後に同じ曲をピアノで楽譜なしで披露したシーンは特に面白かったです。(絶対音感の持ち主)その積極性や包容力は今後タレントを続ける上でも看護師になるとしても必要だと思うので,持ち続けていって欲しいと思います。

14. 松尾 実李果


 いつも明るくフジコーズの太陽のような存在でした。番組初期こそ活躍する機会が少なく,選抜バトルでもカップリングに回ることになったものの,後半にかけてそのキャラが開花。スロースターターだったのが悔やまれます。番組から視聴者へのプレゼントを紹介するコーナーの際に芋モンブランを紹介した時に話題のYouTuber・ちょんまげ小僧のポーズを模したギャグを披露したのは特に印象的でした。
 身につけるファッションもいつも最先端で,「フジコのツギクルコロシアム」のコーナーで,サイバーファッションという新たなジャンルのファッションを紹介。近未来的なファッションは番組で大きな注目を集め,番組内での新たなポジションを確立しました。
 また,いざというときの対応力も高く,オープニングで毎回披露する「ウェーイTOKYO」のパフォーマンスの際に欠員が生じた際の代役(スーパーサブ)やフジコーズが出演するイベントの代役としても活躍。自分の置かれた場所で最大限活躍出来るのも彼女の魅力のひとつだなと感じます。適材適所の対応力が卒業後の芸能活動にどう生きていくのか楽しみです。

15. 和智 日菜子


 良くも悪くも番組の空気を1番作っていたのは彼女ではないかと思います。フジコーズの中で抜群の歌唱力を誇る不動の歌うま女王。番組内で2回行われた「歌うまフジコ決定戦」では連覇を果たしました。そんな反面,ほかのカラオケ企画では思うような成績が出ず,悔しさから涙したり不機嫌になったり…。そんな自分の感情に嘘がつけない性格ゆえに視聴者から叩かれたりアンチがつく役回りになることもありましたが,そんな中でも批判に負けずに自分を貫く姿はカッコ良ささえ感じました。
 フジコーズのグラビアの道を切り開いたのも彼女だと思います。というのも,「FLASH」の水着グラビアのアピールの際に「男が好きなカラダだと思うので…」と発言。そういった大胆な発言の数々も彼女の魅力のひとつです。初回放送の自己紹介の際に番組の総合プロデューサー・秋元 康の目の前で「AKB48に怒っているアイドル志望」と書かれたホワイトボードを掲げていたのも印象的でした。
 年が明けると,もともとファンだった森田への恋心がさらに加速。“森田さん大好き”というキャラもつき,バックハグしてもらったり,デート企画で東京ドイツ村を回ったり,一緒にデュエットしたりと,その2人の微笑ましいやり取りを見ると,どこかほっこりする面もありました。これからもその野心とキュートさを武器に歌やグラビアのみならず様々な方面で活躍していって欲しいと思います。森田と上手く行って欲しいな…

【2期生】

16. 井手 美希


 所属事務所を退社してフジコーズのオーディションに応募したという彼女。そこからフジコーズに対する並々ならぬ情熱と覚悟を感じました。実は個人的にはフジコーズ2期生募集の際に入ってくるのではないかと予想してました。加入後は2期生の良きまとめ役となりながら,1期生へも物怖じせず積極的に関わっていく姿は肝が据わっているなと感じました。
 一見,クールで完璧主義的なイメージがありますが,フジコーズからのタレコミでお酒に弱く飲むとすぐ寝落ちしてしまい,寝言も発しながら爆睡していると暴露されるなど,見た目とは裏腹に意外と天然なところがあるのもまた彼女の魅力です。(配信を見に行くとそれがよりわかるかも)天然がゆえかその発言も注目されることがあり,個人的にはメインMC・佐久間の推しフジコを決める「サクマサバイバー」という企画の中で佐久間に似合うコーディネート対決をし,コーディネートのポイントを説明している時に「社割が効くので…」(自身が働いているBEAMSの商品をコーディネートに取り入れていた)と発言したのは面白くて印象的でした。
 卒業後はフジコーズ在籍前の事務所に戻り,活動を続けています。最近ではグラビアを飾ることが多く,大人っぽいお姉さんのような印象です。アナウンサー志望という彼女。グラビアのみならずレポーター等,多方面で活躍していって欲しいと思います。

17. 入山 七菜


 ハーフのような可愛らしい見た目と落ち着いた雰囲気の彼女も所属事務所を退社してフジコーズに応募したそう。2期生の演技力自慢として1期生の佐藤・鈴木らと演技力対決をしたり,サウナトークでは特技の酔拳を披露したりと型にはまらない魅力でファンを沸かせているなという印象です。2期生では珍しく愛称(ななち)が定着しているなという気もします。4月からは4年生となり,フジコーズを見守る立場になった彼女。最上級生として番組をどれだけ引っ張っていけるかも注目したいです。

18. 久木田 帆乃夏


 お姉さんが現役のアイドル(衛星とカラテアの久木田 菜々夏さん)ということもあり,アイドル対応はプロ級の彼女。2期生紹介の時の森田とのやり取りは印象的でした。サウナトークでも森田のファンを公言するなど,お姉さんに似たあざとさも持ち合わせています。
 ピアノを習っており,コンクールで優勝経験もある絶対音感の持ち主。同じく2期生紹介の時にピアノ演奏を披露したのも記憶に新しいです。フジコネシートにお姉さんが遊びに来て,エンディングで「ジコチューで行こう!」(乃木坂46)を披露したのも印象的でした。
 筋金入りのアイドルファンが推すようなアイドルというイメージです。これからもファンの皆さんを大切にしてさらに羽ばたいていって欲しいと思います。

19. 坂本 結菜


 上杉と同い年のフジコーズ最年少。もともと声優志望でアニメやアイドルの追っかけやオタクをしていたサブカル女子。それゆえ,推す側と推される側両方の気持ちが分かるという点が彼女の大きな魅力であり,アドバンテージだと思います。SNSのリプ返が丁寧なところも好感が持てます。入山と同じく2期生の中であだ名(ゆなち)が定着しているメンバーのひとりでもあります。
 そんな可愛らしさもある反面,ひとりでもお店に食べに行くほどラーメン好きというギャップもまた面白いなと感じます。狙いすぎていないあざとさもまたちょうどいい加減で良いなとも思います。
 水着撮影にも挑戦し,フォロワーが急増。エロすぎない初々しさもまた素敵です。ファンとの時間を特に大切にする彼女には今後,多くのファンがついて愛されていくと思います。

20. 藤本 理子


 初代リーダーの友恵から2期生ながらフジコーズの2代目リーダーの大役を任された彼女。簡潔すぎるエントリーシートでオーディション応募したり,サウナトークで番組への出演料を暴露したり,生放送でロデオマシーンを使った企画を提案したりと何をするか分からないハラハラ感と内に秘めた野心が彼女の魅力です。日本映画大学で裏方の勉強をしながら,自主制作の映画にも出演しているという彼女。その演技力も注目されており,先日放送された「ミュージックジェネレーション」(フジテレビ)の再現VTRで披露した芝居はとても素敵でした。(「ミュージックステーション」と「オールナイトフジコ」はチーフプロデューサーが同じ松本祐紀)
 その一方で自身を“霜降り系アイドル”と呼ぶほどの霜降り明星の大ファンで「オールナイトニッポン」のヘビーリスナーでもあるラジオ好き。それが高じてフジコーズが担当した「オールナイトニッポンX(クロス)」では友恵・沖・和智と共にパーソナリティーに抜擢されるなどの活躍も。ほかにも「ちいかわ」のファンでもあり,自身が開設したYouTubeチャンネルの初回動画ではちいかわグミを作る動画を配信する等もしています。
 今後,友恵の意思を継いでリーダーとしてメンバーを引っ張っていって,フジコーズをどれだけ成長させていけるのか,その手腕が問われます。

21. 山中 ありさ


 空手黒帯有段者,柔軟が得意,軽い腹話術で4か国語を話す,ロンダート・片手側転,大食い,アイス好き…多種多様な趣味を持ち,それらを挙げるとキリがない彼女。2期生紹介の際に「芸能界のトップを目指しています」と堂々と発言したのは今でも強く印象に残っています。それを体現するかのように番組内では常にカメラ目線。2時間の生放送でタリーとにらめっこして自分に振られた瞬間を見逃さないその姿勢はまるでハンターのようでした。出演最終回では2時間ずっとカメラ目線チャレンジというV2スタジオの上にいるサブのスイッチャーがいつカメラを振るか分からない中,カメラが山中に振られた瞬間にカメラ目線をし続けるという企画も行われるほど。小さい頃から目立ちたがり屋で集合写真では必ずセンターだったという彼女らしい企画だなと感じました。
 多種多様な趣味ゆえか掴めそうで掴めないそのどこか不思議なキャラもまた魅力的で一度ハマると“あり地獄”(山中のファンマークの🐜から取られたファン界隈の言葉。一般的には「沼る」とほぼ同意)からは抜け出せなくなります。おしゃべりも大好きで自身のオフ会イベントは延長が当たり前。最大で7時間も開催したほど。掘れば掘るほど魅力や新たなキャラが発見される彼女。卒業後も芸能界のトップを目指して我が道を突き進んでいって欲しいと思います。

 ということで,卒業メンバーも含めたフジコーズ21人のキャラや性格,人となりを番組の歴史も交えながら紹介しました。いかがでしたか?

 “伝説の深夜番組「オールナイトフジ」が40年ぶりに令和の時代に「オールナイトフジコ」として復活”

 とネットニュースで書かれ,番組が立ち上がってから1年。CDデビューやイベント出演,グラビア挑戦など…この1年で彼女らは普通の女子大生では経験しない様々なことを経験し,外見も内面もひと回りもふた回りも成長したように感じます。
 そんな彼女らのホームでもある番組「オールナイトフジコ」は毎週金曜日夜24:55~フジテレビ系列9局ネット(フジテレビ/仙台放送・福島テレビ・テレビ静岡・富山テレビ・テレビ新広島・高知さんさんテレビ・テレビ愛媛・鹿児島テレビ)で放送(隔週生放送,隔週収録)されているので皆さん宜しければ是非ご覧ください!TVer・FODでの見逃し配信もあります!なお,記事の便宜の都合上,敬称は略させて頂きました。予めご了承ください。

 長くなりましたが,最後までお読み頂きありがとうございました。気温が高く,朝晩の寒暖差や花粉等で体調崩しやすい時期ですが,皆様ご自愛ください!それではまた!

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