グスタフ・クリムトの世界ー女たちの黄金迷宮 海野弘監修２０１８年７月出版

　毎回楽しみにしている海野弘監修の美術集シリーズ。今回は待望のグスタフ・クリムトの美術集です。金箔と工芸品を思わせるような女性の肖像画、クリムト独自の装飾的な風景画、世紀末の貴婦人たち、他にまだ見たことがなかった美術を、最新の印刷技術で、たっぷり堪能させていただきました。世紀末ウィーンの妖しげな美女絵巻で、とても眼福でした。

　来年、東京と愛知で、「クリムト展　ウィーンと日本１９００」が、また、東京と大阪で、「ウィーン・モダン　クリムト、シーレ世紀末への道」という展覧会が開催されるので、行ってみたいと思っています。

注）2018年9月18日の過去投稿記事です。