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【23】 私が不誠実な彼氏に送った"恐怖のラブレター"…その全文を公開!

このお話はセフレだった男女が
結婚するまでの1000日間

赤裸々に綴った超絶ドロゲス
ノンフィクションエッセイです

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<315日目> 交際2ヶ月目

推しのセフレ・イケチンと恋人同士になり、幸せいっぱいだったのも束の間、彼の不誠実さゆえにさまざまなトラブルに見舞われていたアラサー婚活戦士の私。

▼ 当時の彼のやらかしっぷりをまとめたメモ

元カノとの電話、2時間どころか3時間だったっぽい

こんな不安定な交際は1年が限界だな、自分のメンタルがもたないな…と思った私は、彼に交際スケジュールの提出を求める。

すると彼はその翌日、こんなプランを提示してきた。

イケチン「俺は1年付き合って、1年同棲したら結婚したいと思ってる」

な…なんやと!?

めちゃくちゃザックリしたスケジュールではあるものの、付き合う前はあれだけ「結婚願望はない」と言ってた彼が、2年後に結婚したいと自ら語っている。

私はすごくビックリしたし、一瞬喜んだんだけど、そういえば…と あることを思い出した。

私「あれ?元カノとも最後、1年間同棲して別れてなかったっけ?」

イケチン「あぁ、うん。付き合ってるときは良かったんだけど、やっぱり一緒に生活したら合わない部分が見えてきて、難しいな〜ってなって」

私「それってさ、同棲前の交際期間はどれだけ良くても全部無駄って証明されちゃってない…?」

彼と元カノは3年間交際 → 1年間同棲という過程を経て別れに至ったらしいけど、生活力がなく掃除や料理がかなり苦手な元カノとの同棲生活はなかなかにストレスだったらしい。

排水溝の髪の毛や、部屋の掃除はいつも彼がやっていて、その上インテリアのセンスも合わなかったから部屋に帰るのが苦痛になったと交際前によく語っていた。


そうなると、同棲前の3年間の交際期間って一体なんだよ、と私は思う。

イケチンは絶対同棲したい派で、お互いの生活スタイルが合うことを確認してから結婚したいと思っているようなので、だったらもはや交際期間なんて要らないのでは、と私は思った。

だから彼に、こんな手紙を書いた。


▼ 以下、当時の手紙をそのまんま文字起こし

イケチンくんへ

出会って1年近くたつけど、初めて手紙を書くね。
まず、私はイケチンくんに手紙を書けるような関係になれたことが嬉しいです。私と誠実に付き合ってくれて、本当にありがとう。

(↑全然誠実じゃなかったけど、牽制のつもりで書いた。「いつもトイレを清潔にご利用いただきありがとうございます」的な感じのやつ)

今日、大きいケンカをしてしまったね。別れたいって言われたことはショックだったし、多分すぐには忘れられないと思うんだけど、イケチンくんが泣いて後悔してるって言ってくれたこと、そして私との結婚を現実的に考えてるって言ってくれたことがとても嬉しかったし、正直私も「そうだよな」って思ったから、ここで別れるのは惜しいなって思ったんだよね。

まだ今後お互いがどうなるか分からないから、あまり明言はしたくないんだけど、私も少し前からイケチンくんとの結婚を「かなりイメージできるし、そうなる可能性が高い」って思い始めてたんだよね。相性面に関して、きっとこれ以上にしっくりくる人はいないと思うし、イケチンくんは私の人生で初めて「この人となら、迷いなく結婚できる」って思えた人だったから。そしてそう思えた日が同じ日だったのもすごい(寝ゲロDay)。

ここから先は、私の今後の考えについて書いていくね。
まず、イケチンくんが考えてくれていた「1年付き合って、1年同棲したら結婚」というプランについて…結局、同棲してみないと真の相性は分からないのなら、その前に何年付き合ったってムダじゃない?それロスタイムじゃない?って私は思ったんだよね。だから私の理想は「1年後の今日までに結婚 or 別れを決めること」、具体的なプランは以下です。

2022年6月25日 ← 今ここ
2022年8月15日 ← 出会って丸1年の日。この日までに、本当に同棲して付き合っていくか決める
2022年10月1日 ← 同棲開始日。なぜならこの日から入居の物件が非常に多いため
2023年6月25日 ← 今日から丸1年後。この日よりも以前に、結婚or別れを決める
2023年9月30日←同棲終了日

イケチンくんが最初に提案してくれたプランよりも、4ヶ月ほど巻きにしたプランだよ。(同棲終了日1月→9月)
別れる場合、退去にも時間がかかるから、3ヶ月前くらいには決めたいなぁって感じです。延長はない。
この間の「浮気」「別れる発言」はお互い1発アウトにしよう。
以上、最後まで読んでくれてありがとう☺︎

恐怖のラブレター

▼ 実際の手紙

丸パクリしていいよ

この手紙を渡したその場ですぐ読んだ彼は、ふたつ返事で「良いと思う」と承諾した。

そんなわけで、私たちは年内に同棲して、1年後の今日までに婚約 or 破局を決める、という期限つき恋愛をスタートさせることになった。


これで安心して結婚への道を駆け上がれる…


そう思った翌週、私は彼のSNSに違和感を覚え、再度トラブルの火種が燃え上がるのだった。


トラブル一生終わらない


この連載は、私が夫と出会ってから夫婦になるまでの1000日間を綴ったドロゲス生モノ婚活エッセイです。

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-【24】へつづく -


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