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コロナ後の世界には

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#国際政治

#10【日本の安保理常任理事国入り】

『コロナ後の世界には』何があってほしくて、どうすれば皆が楽しく暮らせるのか、一つずつ自分の望みを書いていきたいと思います。現状の固定。 インド、南アフリカ、ブラジル、インドネシアやベトナムなど、発展著しい国々は、今にも先進諸国を追い越そうとする勢いであり、生活水準もGDPも何もかも、2050年とかそういった未来予測では我が国日本は圧倒的に差を付けられている可能性が濃厚だ。 もちろん、悲観ばかりして希望を失ってしまっても仕方ない。我が国は我が国として、課題先進国なる地位を活

#9【東アジア共同体】

『コロナ後の世界には』何があってほしくて、どうすれば皆が楽しく暮らせるのか、一つずつ自分の望みを書いていきたいと思います。地域の結束。 国際関係のパワーバランスは明らかに変動している。インドやインドネシア、ベトナムなどのアジア諸国の発展、中国の覇権国化、日本や韓国の相対的な地位の低下。これらの帰結として考えられることは東アジアの有様が、これまでのような先進国と途上国の非対称な関係ではなく、一定の生活水準を満たす多くの国々が共存するものとして認識されていくということだろう。

#7【米国の没落、中国の浮上】

『コロナ後の世界には』何があってほしくて、どうすれば皆が楽しく暮らせるのか、一つずつ自分の望みを書いていきたいと思います。国際政治。 感染状況を外形的に評価するならば、今般のコロナ禍で自由を重んじる民主主義国より管理を徹底する権威主義国のほうが感染症抑制に成功しているという事実は必ずしも否定されるものではないだろう。 西洋諸国でも最終的には厳格なロックダウン措置に至った国が多いものの、ある程度のエビデンスと国民的理解が得られたと判断されるまで実効が躊躇われたのは事実である