見出し画像

ゴーゴー★ノリコちゃん

初めての一人芝居。
なんならお芝居自体が1年前の演劇的な一日ぶり。
非常に苦労しました…

腹式呼吸が分からない
台本の読み方が分からない
セリフの言い方がわからない
どうやって動けばいいか分からない

脚本演出の只野さんにはかなりご迷惑をお掛けしました…
もはや演出してもらうんじゃなくて育成してもらうみたいな感覚笑
私は私の中で納得出来ないと動けない人間なので、すごく面倒だったと思う。
ウジウジ悶々な私を受け入れつつ、どうしたら私にも理解出来るか一生懸命考えて向き合ってくださったこと、本当感謝しかないです。
人に比べてどうして私は上手くいかないんだろう…って、普段から自分が出来ない理由を考えがちなのですが(自分の特性と向き合う上でそれ自体が悪い事だとは思わないのですが)
只野さんに言われた
「出来ない理由を考えるんじゃなくて、どうしたら出来るのかを考えてください」
って一言がすごく印象に残ってます、ぐはぁ笑

何も知らない少女とアヤシイおじさん



1月のGachaGachaぱふぉーまんす図鑑
そして今回のゴーゴー★ノリコちゃんを経て
たくさんの発見や学びがありました。

1番の発見は
私は「身体先行」であること。

感情や思いがあって、それが体の動きに表れるのが一般?だと思いますが
私はそこに感情がなくても勝手に身体が動いてしまうみたい。
それがあいあいの動きは「振り」に見えると言われる所以なのだろう。

だから自分の思い・感情をめっちゃ考えてみました。GachaGachaではその試みは良かったと思います。なのでお芝居でも台本をめっちゃ読んで、ノリコちゃんや妖精さんの感情をめっちゃ考えました。結果、全然動けずすごく苦しみました。


でもたぶん私は、感情が有ることに自分で気づかないまま自然と身体が動いている、もしくは身体が動くことで感情が付いてきているのかもしれないなって。

ノリコちゃんの感情も妖精さんの想いもめっちゃ考えたのに全然動けなかった。
それは私が身体と感情を別々に考え過ぎたからなんだろうなと。

本番直前、只野さんとの稽古をバラしてもらい、1人でダンススタジオにこもり、自分の身体と向き合いました。そこでやっと台本と身体が結びつく感覚を得られました。
その次の稽古で只野さんに急に良くなってビックリしたと言われました笑

心と身体は繋がっているけれど
心→身体 で考えすぎるんじゃなくて
相互に考えることで、より良い表現に繋がるんだなぁと、とても初歩的な事かもしれないけれど、すごく大きな発見でした。

くまさんとプリンとノリコちゃん


もっとお芝居やってみたいなぁ。
ノリコちゃんを、劇場でめちゃめちゃ装飾凝って再演したいなぁ。
また一つ新しい世界を作れたこと、痺れるほどに嬉しいなぁ。

苦しかったけど!
本当に本当に楽しかった!!
ありがとう!

私だけの楽しいを見つけに
みんな、バイバイ。

素敵なスタッフさんと最高なポスターと共に
終演後

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?