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己の熱は燃やせる時に燃やさないと, 後で燃やそうと思っても冷めている

鉄は熱いうちに打て
Make use of an opportunity immediately
Strike while the iron is hot

という言葉があるが, 今回はこれに似た話がしたい.

別の記事でも書いたが、私と飲みに行った方に「熱い人ですね」とよく言われる. その人にとっては私の方が熱量があるのだろうが, では貴方の熱量はどこにある?という点がとても気になる.

本来「熱」というものは自然には発生せず, 熱を発生するものがあってはじめて生まれる. よって, その発生源がなくなれば熱も消えるのだが, それは人のモチベーションや感情も同様だ.

熱があるが別にそれを使って何かアクションを起こす義務はない. 静かに熱が冷めることを待つ人もいるだろう.

果たしてそれで本当に良いのか?

と, 問いたい. 少なくとも人は幸せになるために生きていると思っているが、その幸せは掴みにいくものとも思っている. そのためには, どこかで魂を燃やし熱を燃やす時があるはずである. つまり,

人が熱を発している時がある意味で1番その人の魅力を感じる時

だと言える.

熱を発していない時, おそらく貴方は「自分の人生」を生きていない. 何らかの組織の歯車になっているか, 何らかの流れに身を任せてしまっているのではないだろうか?

仕事が忙しいと言う方も多数いるだろうが, その仕事に熱を燃やしているのであれば, それはそれで素晴らしい. 仕事こそ自発性がないと熱は発せないものだからだ.

よくある話だが, 若い時は熱はあってお金がなく, 年齢を重ねるとお金には困らないが熱が冷めてしまっている. これを今の私も痛感している.

過去1番この事を感じたよくあるエピソードが私にもある. 大学のバスケ部⛹️‍♂️を引退し, 次の年に後輩の夏合宿に参加した時の事だ. たった1年間のブランクだから, まだ後輩とも渡り合えると思ってのぞんだ.

結果としては渡り合えたし, 他のOBの先輩方と一緒に何度か現役のメンバーとゲームしたが, 勝てる時もあったので体力は衰えたにしてもテクニックである程度勝負できた.

しかし, ルーズボールやリバウンド, 速攻でのランアンドガンなど, 要所要所で現役チームに取られる事があった. その度に熱量の差を実感してしまったのだ. たった一年間離れただけで一気に熱は冷めてしまったのだ. この後色んなところでバスケをする機会があったが, 二度と学生の頃の熱を感じる事はなかった.

これは一例に過ぎないが, 他でも同じようなことは何度も感じてきている. 例えば

・イベントに参加した感想ブログ
・英語の勉強
・海外旅行や留学
・何らかの習い事
・スポーツなどの競技
・企業や転職
・Podcast配信やYouTube配信

…etc

何でも良いが, 大小どんなことでも「やろう!」と思ったときにやらないと, 結局そのまま熱が下がりやらないで終わってしまうことが多い. そして, 熱がなくなった後にやろうとしてもモチベーションは下がってしまっているので, よりハードルは上がってしまうのだ.

思い立ったらどんな小さなことでも良い. すぐに行動しよう.

この小さな一歩を踏みだしているか否かが大きな差となる. 少しでも始めたら軌道に乗ることもよくある. 準備だけでもよい, アクションするのだ. その熱は待ってくれない.

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