高輪ゲートウェイ駅に初めて行ってみたがとても体験が良かった
こんにちは.株式会社ゆめみでチャレンジ取締役をしております,Keeth こと桑原です.
2020年3月14日に開業した山手線・京浜東北線の新駅である「高輪ゲートウェイ」駅に,自分は東京23区内に住んでおきながら今更初めて行ってみた.
日本の代表的な建築家・デザイナーの一人である「隈研吾」氏が自分は大好きで,その隈氏が設計したということもあり,ずっと行ってみたかったのだがなかなか都合がつかず行けてなく,満を持して行って見てみたのだが,とても楽しめたので書き留めておく.
余談だが,この駅は山手線の新駅として実に49年振りだったそうだが,それ以外にも色々物議を醸していたらしい.代表的な物議は以下.
実際に行ってみた所感としては
・外国の駅の感覚に近い
・開放感にあふれている
・今後の町おこしの展望に期待したい
という点だ.駅のホームと電車の物理的な距離は変わらないが,とても開放的な設計になっていることでホームの2階と電車の距離が近く感じられた.この体験は今までの山手線・京浜東北線にはなく,かつなんとなく既視感もあるなと思ったら海外の駅のホームで何度か似たようなものを見たことがあり,それに近い体験が身近な線でできるというこの感動が最も大きかった,
よくある駅の設計は,乗り換えや改札の配置が線路に対して垂直になっており,渡り廊下のようなところから電車を見下ろすことは同じようにできるのだが,高輪ゲートウェイは線路に平行に見下ろすことができ,これだけでも普段の体験とは違う.ホームに降りれば他の駅でももちろん平行に見ることができるのだが,2階に上がっても同じように平行に歩いて見れるというのは意外と見ない(自分があまり東京の駅に詳しくないだけ)
また,駅のホームと改札やカフェがある2階,3階までが吹き抜けになっており,3階のスターバックスのテラス席から電車・駅のホーム・駅全体が一望できるようになっており,これは子供のみでなく大人も気持ち良いだろうなと感じた.少なくとも自分はそうだった.
更に自分が感動したのが,駅の改札内外の階段・床・壁が木目になっており,実際には木ではなくても見た目が木なので温かみや包まれる感覚もあった.3階のスターバックスのテラス席は本物の木だったかも.このように細かな配慮がそこら中に散りばめられており,しっかりデザインされた駅なんだなと感動した.
いずれこの駅も利用頻度が上がれば見慣れてくるし,少しずつ汚れてきてただの1つの駅になるときは来るだろうが,アーキテクトがドラスティックに変わることはよっぽどのことがない限りない.つまり,この駅の顧客体験が変わることはないのだ.これがこの駅の最大の魅力だなと思う.
ではでは.
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日々感じていること・思っていること・考えていること
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