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子どもの身体と心の発育①

引き馬モコチャンに乗るこの女の子。とても良い姿勢なので撮らせてもらいました。
骨盤が立ち、坐骨を支点にして背中をスッと伸ばせています。
どうしてこんなに良い姿勢?
聞けば、とにかくたくさん遊んでいるのだとか。
たくさん走って、たくさん木によじ登って、そこから跳び降りたりもしょっちゅうなんだとか。
なるほど。
手足を動かす運動をふんだんにやっていれば自然、体幹部が鍛えられ重心を安定させる「立ち」と「座り」ができるようになります。
鞍があるとは言え、馬の背中に座るのは意外と難しいんです。
ふだんの生活が良い姿勢なのか、悪い姿勢なのかがそのまま出てしまいます(自戒を込めて)。
この子は乗馬用のヘルメットを渡してあげれば「ありがとう」と自然に言えました。
ご両親の遊ばせるだけでない大切な教えもあるのでしょう。
自然で実に気持ちの良いお子さんでした。
声を大にして伝えたいこと。
座っても立っていても良い姿勢を維持できる子どもはその心も安定しています。
重力に負けることなく上にスッと伸びているのですから、心もスッと伸びています。
言うまでもなく、心身ともに伸びていく子です。
子育てや教育に携わる私たち大人は「子どもの身体と心の発育」が密接に関係していることを忘れてはなりません。
子どもの未来を真剣に考えるなら、まずは、その姿勢づくりからです。
(次回もこれについて記述します)

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