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馬とつながる

少し前にテレビ朝日の番組『超常現象2024』で柔術が紹介されていました。
自分の重心と相手の重心を一つに集めた指をクルッと回すと相手が倒れる。
肩と手でふれ合って並んだ人たちに力の波を伝えると、特定の人だけが倒れる。
この先生は「物理の法則」と言っていました。
こういうのをうさん臭く思っていたものですが、今ではよく分かる!
自分ごときが言うのもなんですが馬術も同じです。
自分の重心と馬の重心の一致。
自分の身体から発する力の波を馬体にあますことなく伝達させていく。
隙間なく、間断なく。
馬は考えずとも人から伝わる力そのままに運動をしていく。
これが馬術。
こういうときの馬は目を丸くして、でも何を見るでもなく、人とつながった世界に没頭しているようにすら見えます(感じたい!)
馬とつながって、自分が伝える力のままに動いてもらうために、拳の握り方、鐙の踏み方などが大切ですが、何より「正良なる姿勢」が人に必要です。
絶対に。
お互いが癒されるために。
そんな姿勢を手に入れるために、自分も、日々は修行の如しです。

たしか山内だけが後ろに倒れた


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