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子供達は一度解散して各々部屋に戻ることになった。 「彼らもこれからお昼寝ですか?」と…
外から阿須波の「さぁ~準備出来たぞ~。皆飲み物持参で外に出ておいで~」と呼び声と共に子供…
「もう少ししたら、月夜と暁が帰ってくるから待っててくれ」と言われ。「どこかに出かけてるの…
【葦原 桜生視点】 久しぶりに高天原から電話があったその夜、いつもより2時間早く仕事を…
因みに、暁の今の仕事だが赤神製薬会社と言う処の副社長が何やらやらかしているようで、それ…
※カオールン回から月夜君の家族視点へと一度話を戻します ---------------------------------…
母上の離宮環境改善の為にオレが父上に何を密告したかって? お祖父様の日記から色々出てくる第一王妃の秘密の一部を暴露しただけだ。 父上に『王家の色』の事知ってるか聞いてみただけなんだけどね。 その時の父上の顔ったら 笑っちゃったよね。眉間に皺寄せて考えこんじゃうんだもん。 何をその時思ったのかは解らないけど きっと第一王妃との間に生れた子供たちの事を思い浮かべたのかな。 『王家の色』って正確には何なのかってのを育て親であるお祖父様に教えて貰ってたのか『金色』ってのが
次の日、部屋で過ごすつもりで居たオレは書庫から持ち帰ったお祖父さまの日記を読むことにした…
3歳から既に周りを圧倒する知識力。きっと第一王子にも出来なかった事じゃないか?イヤ、第…
(第2王妃視点) 第2王子のカオールン 私の可愛い息子。 まだ3歳なのに我儘一つ言わな…
お医者様に息子を診て貰い、オデコにたんこぶが出来ている程度で 他は大丈夫のようだ。 し…
「カヲル様 貴方は本来地球に生れる予定では無かったのに私の不手際でスーゲ王国の国王…
月夜が幼稚園へ上がる年になった。時間の流れは速いもので、月夜も4歳である。 新年の挨拶…
(月夜視点) 生まれてから僕には記憶がある。そう、前世の記憶が。でもその記憶もあまり良いものでは無い。 だからなのか、僕は歩き出すまで、喋りだすまでにすごく時間が掛かった。 歩き出す恐怖と喋る恐怖は何故か消えていなかった。 頭に手を乗せられるときの仕草などには恐怖心が芽生えなかったのに。 きっとその辺りは、伊弉諾尊様が封印してくれたのだろう。どんな切欠で蓋が開くかは解らないけど。それでも子供の頃に頭に手を乗せられるときの仕草でビクビクしていたら、子供じゃないって