カラワンうちよその話

何書くの

 ちょっと前に開催された短期AP制の更新型ゲーム『Colorful OneRoom』で私の情緒が燃え狂った話です。よそ様のうちよそ記事に当てられたのでいつもとはかなりテイストが違う書き方、もとい駄文になりますので笑い飛ばして読むか、そっとページを閉じてyoutubeとかで面白い動画でも見てたほうがいいかもしれません。なにせ本人しかどれだけ情緒が狂ってたかわからない記事をこれから書こうって言うんだからな!!!あと先に断っておきますが、後半からログを貼りまくります。ご覚悟ください。

誰だったのおまえ

 過去の記事を読んでくださった方ならお分かりかと思いますが、念のため紹介しておきますとEno.355 カヌス・ウンブラ(レウイ)で参加してました。こんなやつ。

しゅーるおぶしゅーる

 『虚無顔メーカー』様を用いて作成したTHE・モブキャラ感あふれるこいつを作り出して「へっへっへーあちこちブラブラして遊ぶんだ〜〜〜今回は平穏かつのんびりとよぉ〜〜〜」とうっきうきで考えながら作ったキャラだったんですよ、ええ、本当にまじで。
 うーわ、いまからログ見ながらこの記事書かないといけないのにログ見るのこっわ。え、見ないとダメですかこれ。そりゃ見ないと書けないし見ますけどさ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 えーと『Colorful OneRoom』、略してカラワンと私は呼んでたのですが、開催されたのが1/29(土)の夕方頃ぐらいに登録開始が始まってました。このときはまだゲーム準備期間と呼ばれてまして、いわゆる交流期間とも言える状況ですね。この時間に参加したプレイヤーや「どんな子がいるのかな〜〜〜」ってリストを見ながら気に入った子へと声掛けをしていったりするわけです。
 ただ、こういった短期開催の定期ゲームだと自分がどんなキャラクターで参加してるかを事前公開されてる方々もいらしてて、私は反対にステルス。言うなればゲーム期間終了までどのキャラクターで参加しているかを伏せていた側でした。この辺は参加者の好みみたいなもので「この人、○○さんだったの!?」とか「○○の中身おまえかよぉ〜〜〜〜〜〜」というやりとりがしたい人には向いてるというか、ある種の仮面舞踏会みたいなもんでした。ただ、今回私の情緒を燃やすことになった相手さんは、事前にキャラクターを公開されてて、私も知ってたんですね誰なのかを。

ファーストコンタクト

 もともとイノハナ2でちょっとだけ関わったことがある程度、イバラシティでも有名な方とPTを組んでたりしていた方でtwitterでもやりとりがあった方だったんですね。その頃はまだこう他人行儀な距離感だったかなと思います、おそらくきっとたぶん。
 で、これあんまり誰にも言ってないんですが「知り合いのキャラクターにはあえて声を掛けないでおこう」と最初は思ってたんです。なんというか身内ばかりで遊ぶのってつまらないし、せっかくいろんな人が参加してるゲームなんだから知らない人とガンガン関わって遊びたいなって気持ちがあったので。そんなことを思ってたら向こうから声を掛けられたの巻。

すっごい深夜だった、おそらく初発言したあと


 
いやープロフィール見た時点でね「あーかわいい子だなーでも縁ないだろうね」ってぐらいの気分でいたんですよ、まじで。お相手さん、結構RPバリバリやられてる方だったので、今回もあちこち声掛けていくんだろうなーと思ってたらうちのバカが声掛けられてるじゃないかって。
 あとで聞いたら「イロモノに弱くて……」とか言われて笑いました。イロモノにしたら逆にヒットするとか聞いてないよ!って。なもんで、相手さんはこちらの中身を知らない、でも私は相手さんが誰なのかを知ってる状態で色々と関わりあいが発生していくわけなのですが。

第一印象どうだった

 「変な子だな」って。喋り方はかたことだし、わかってるようでわかってない知識っぽいし、おいおいおいこの子大丈夫?悪いやつに騙されない?イケメンって言ってるけどこいつ、どう見てもイケメンじゃないよ?ってなるぐらいには心配になるぐらいの女の子?でした。
 ただいまログ見返してて思ったんですけどね、こいつさあ初対面で不思議な女の子を自分の住処に連れ込んでるんですよ。え、ゲームまだ始まってない交流期間にいきなりですか?すいません、実はほかにもう一人別件で連れ込んだ相手いますけど勘弁してください時効なんで。
 とはいえあのときって誰もが「寝る場所どうしよ、家使っていいのかな」とかであれこれ騒いでたなかで「好きに使っていいんじゃないの」と天啓(GM)が降りてきたときだったはず。なのでどうせなら可愛い子と一晩過ごしたいじゃん?という思いには抗えずに誘ったわけです、寝る場所は別だったけども。当たり前じゃん???

一晩寝たあとどうしたわけ

 ふっつーに「おはよう」で始めてもよかったんですが、このとき「相手がどういう反応をするかな」って思って悪ふざけに走ったんですよね。ほら男って朝起きたときにたまーにこう息子が元気なときがあるじゃないですか、それをやってみたらどうリアクションくるかなって。やった自分が一番苦しむとは思ってなかったです。あのね、アイリィちゃんがあまりにも純真無垢すぎて死ぬところだった。滑った芸人に「今のギャグはどこで笑うところでした?」と聞かれて全部説明させられてるぐらいに死にそうでしたよ!
 その辺をなんとかやりすごしたあとは、朝のコーヒーを一緒にいただく穏やかな時間。このときは会話してくなかであまりにも常識のない様子に「どういうことなんだろう?」ってPCPLともども首傾けてた記憶。なもんで「ひょっとして人間じゃないのかな」と思って尋ねてみたわけで。
 そしたらその通りと答えが返ってきたので「そうか〜〜〜今回は人外か〜〜〜〜〜」と一人で納得。

とつぜんのタックル

 んで、ぼちぼちと話を聞いたり聞かれたりしてたら、いきなりのタックルをされてしまって「おいおいおいおいおい」となるわけですね。大丈夫、まだまだジャブだ、落ち着くんだBOY。となりながらも「これとんでもねえドジっ子ぶつけてきたな???」とやるじゃねえかお相手さんよぉ!って一人勝手に戦慄してました。まだゲーム始まる前からの攻防戦がこんなにあったということを記しながら次へ。

ハグされたとき

 このときのカヌスは色々な行動、発言をトリガーにして記憶を得ていくって仕掛けを入れてたんですね。でもってアイリィちゃんからタックル改めハグをされたときに記憶をひとつ得たわけ。

この直前に改めてハグされてる

 これ相手からしたらいきなり線画の男がドシリアスなことを言い出して、挙句に泣き出してるという絵面なんですよね。ギャップがひどいな〜〜〜って当時を思い出してるわけなんですが、この辺りどう思ってたのか是非聞きたいのであとで聞きます(真顔)。
 このあとはぼちぼち会話しながらカヌスの記憶を取り戻すにはどうするのかって話をしてて、それにアイリィちゃんが健気にも協力するって言ってくれるわけです。いやなんでそこまでしてくれるの???って私は当時思ってた。ただ、ここまでくると「いい子だな〜」って思うところもふつふつと出てくると同時に「カヌスの中身、私だとばれてるんじゃねえかな!?」っていう疑惑も浮かんでたりしてどうかな〜どうなんだろうな〜〜って楽しんでた思い出。
 それにしても正体不明すぎてこの子なんなんだろうなって興味がどんどん強くなってきてしまって、この辺りからアイリィちゃんから目を離せなくなってきたんですね。会話してても謎めいてて価値観がそもそも人のそれじゃないってあたりで、すっごい人外というかこの先どうなるのかなって。

謎めいた価値観

だから宝物を渡してみた

 なもんで、たぶんこの頃からちょっと心惹かれてたと思うし、なんならここでつながりを終わらせるのも寂しいなって思って宝物を渡したんですね。カヌスのひとつめの宝物を。

なんて素直な子だろう

 んでこれ渡したあとにアイリィちゃんは自分の宝物をカヌスに渡せないから探してくるって外に出てっちゃうんですね。おそらくはここで会話を一旦終わらせにかかったんだろうなって思いましたが。実際はいかに。
 このあとは色集めしたり、他の人たちと会話したりバカやったりとあちこちに移動してたころですねーなもんでそこまで何かが起きたってこともなくて、宝物会話してても何してんだろうねこの子って感じだった。

なにがあったんだろう

 いま会話ログ見ながら書いてるところですが、アイリィちゃんとの会話ログ12もあるんですよね…ちゃんと残してあるやつで、なのでおそらくもう少しほかに会話してたかもしれませんが、他のキャラとの会話ログがだいたい6ぐらいで終わってるのにやっぱり彼女との会話だけは一番多くなってたみたいだなって。なに、まだゲームは始まったばかり、平穏そのものですよこのころは、ほんとにほんと。ただちょっと口喧嘩ともいえないぐらいの些細な言い争いはしてたかなってぐらい。

自分に自信がもててなかったころ

でも大事になってたでしょ

 まあ白状しますとね、このあたりからアイリィちゃんいいなー色々と話のしがいがあって楽しいなーって思ってたんです。よくわからんキャラしてるけどカヌスの話にしっかり付き合ってくれるし、ちゃんと軸をもったリアクションを返してくれていたので好感がもてたんですね。いい加減かつ曖昧じゃない、しっかりとカヌスに向き合ってRPをしてくれてるのが伝わってきたので。それに漠然としていたとはいえ、はっきりと「好き」と言われると、やっぱりこう、ぐらつくじゃないですか!心ってやつが!それにこう、可愛いし無垢だし純粋だし..なんていうかこう、守ってあげなきゃというかそばにいないと危ないって気がして。
 なのであちこちでいろんな会話をしつつ、アイリィちゃんのことはしっかり追いかけてたんですよね。なんかあったらすぐ助けに行こうって考え出してて。なもんで知ってる人は知ってる大通りでの油田事故が起きたとき、真っ先に反応したという。

ここがターニングポイントなんて気づけるわけがない

 いやあ紅茶油田は強敵でしたね。なんかあちこちでテロってたらしいですが私は初めて見たんですよこれ。で流れ見てるうちに「アイリィちゃん????」ってなって、おいおいおいこれは助けに行かないとって行ったんですよね。なんの下心もとくになかったんですが「温泉あるじゃん?」ってマップを見て思いついてじゃあ一緒に行けばいいじゃないってなったんですね〜〜〜〜いやあ温泉あるとか不思議なこともあるもんだな〜〜〜〜

温泉で距離がちかくなる

 R18展開はありません、神に誓ってありやせん、お頭ぁ!って言いますがわざわざ温泉がマップにあるあたりGMも隅に置けないんじゃないですかね〜〜あ、すいません何でもないですはい。
 それで上記の流れで二人して紅茶に浸かったせいで服とかもろもろずぶ濡れになってしまったので温泉行ってさっぱりしようぜってことになったんです。卑猥なこととか一切考えてないです、ほんとですよほんと。

いやーなんで混浴なんですかね(棒読み)

 おかしいですよカテジナさん!!!!と心のなかのウッソは叫んでいませんが、すいません。ここでも悪ふざけが発動しました。「混浴ってことにしたらどんなリアクションするかな?」って。ハイ、当然のごとく自分のキャラクターのほうが追い詰められただけですね、わかってたのになんでやるかな君ぃ…そんでこのあとガンガン純真無知なアイリィちゃんに振り回される感じで混浴に入るんですが、そうだねドタバタギャグが待ってたね。

こんな混浴イベントある???

 色気なんてもんどこにもないからね!全くもってないから!諸君らが期待するようなことも欠片もなかったわ!!!ただ、カヌスの肉体が温度を感じづらかったり味覚がにぶいことを告げたらペッテイングされてこっちが奇声をあげるハメになったんですが。

奇声をあげさせられてるの図

 まーじで遠慮ないんですよね、彼女。そういうことに慣れてないかつわかってない様子みたいなので、これが悪意のある相手だったらどうなってたかわからないなって怖さがありました(冷静)。
 ここから会話がちょっと変な方向飛びつつアイリィちゃんの過去に軽く触れる流れとなるのですが。カヌスの肉体がおかしいことに気づいて、過去に出会った人間のお話をしてくれます。

彼女に変化が現れる

 この辺で「おや?」って思う言葉が出てくるんです。博愛主義なのかなんに対しても好きと言っていた彼女、さらには多くの死を見届けてきたらしい彼女がカヌスの死を連想したとき、明確に拒絶する言葉を言ってきました。ここで結構悩みました、これをどう受け取めたらいいのだろうかって。

ここで気づく、いや気づかされる

 なもんで、もうひとつ探るつもりでカヌスの口からこう言ってもらったんです。

そして予想外のリアクション

 すいません、この崩れるような言葉ってなんですか???自分で書いといてこれちょっと意味がわからないあたり勢いで言ってる可能性高いですわこれは。たまにライブ感重視なのか勢いで頭がトチ狂ってるのか、見返してみると意味わかんないことよく言ってるんで適当に流してください(真顔)
 で、本題に戻るとカヌスの言葉で、アイリィちゃんが予想外な反応を返してきました。私はこのとき、辛いけれども肯定してくれるかなって予想してたんですよね、そしたら強めの拒絶を表現されて「え、え、え?」ってなってたのを覚えてます。その次がこれ。

泣き出す彼女

 泣き出してしまった彼女を見て、胸が苦しいことになるPCとPLたち。PLは実はもうアイリィちゃんと一緒に過ごしてもええやん!もうこの子泣かさないようにそばにいてあげようよ!なあ!って気持ちになってたんですが、カヌス視点だとあいつはまだなんの感情もアイリィちゃんに抱けていなくて、どうしたらいいのかが本当にわかってなかったんです。
 なおこのあと抱きつかれて情緒が迷子になったもよう。

社会的な死がカヌスに迫る!

 さっきからログばっかりなのは申し訳ないが、これはログ見てもらわないと伝わらないんで遠慮なく貼っていく所存。正直な話、ログ見てもらったほうが情緒が燃えるのでは?となるものの、ある程度はどうしてこうしたかって解説ないと感情移入しづらいよねってのもあるので、このペースでいきまーす。
 それから二人で温泉から出て着替えを済ませたあとなんですが、自分が死ぬのを嫌と言われてカヌスは独り言をこぼします。

初めての言葉だった

 そっからは他愛ない会話しつつアイリィちゃんの髪の毛が濡れたままなので、ドライヤー使って乾かすという話になり、彼女が自分の姿を見るのが初めてだと知ったり、これ以上成長することもないとか重要な話がちらりほらり。そんな会話のなか、軽いジョークのつもりで言った言葉に対して。

突然の強めの声

 もうお察しでしょう皆さん…ほぼアイリィちゃんはカヌスと一緒にいたいってのが。私も「そういうことですね、そういうことでいいんですよね!?」とテンションプチ上げしながらレスしてた記憶がありました。だがカヌスはまだ自分の気持ちに気づけてない馬鹿野郎だ!!!!これだけの反応があったにも関わらず、あいつまだ「なんでだろ〜」とか言ってるんですよ!!!しょうがないよね、だってこれが初恋なんだから!!!
 そのくせ、この会話あと目的を終えたのでここでお別れだなって別れようとしたら、アイリィちゃんが寂しげな顔してるとこんなこと言うんですよ。

自覚なき男

波乱が訪れる

 で、この後なんですが強風が襲ってきます。いやーびっくりしましたよね、天候:強風って。そしたら大通りの人らとか他のマップにいる人々がことごとく強風に対してのリアクションをとってて面白い面白い。カヌスも設定では線画でペラッペラということにしてたので「飛ばされたら面白いんじゃないかな!」と思いついて、ぶっ飛ばされることに。
 ついでに宝物チャットでアイリィちゃんにだけ「ぶっとばされてるよぉぉん」っていうおふざけチャットを飛ばしていました。そのままぶっ飛ばされて巨大樹の枝に引っかかり、誰かに救助されるのを待つRPをして遊んでたら、おやおやおや日記の更新時間が近いじゃないですかと気づく。
 この数日あたりから日記を書くようにし始めていたのですが、カヌスの過去を本人が夢で見ているように書いていました。これはミスリードを誘うために「本人が思い出している」ように見せかけるための演出として、やっていました。ついでにかなり不穏な回想にしてたので、お相手さんはこれ読んで「カヌスさんどうなっちゃうの!?!?」と気を揉んでいたそうです。やったね★
 で、この直前更新ではカヌス本人について重要な回となり、それを「強風にぶっとばされて意識を失ったところで見た」という扱いにしました。なに見たかというと2種類の人物の記憶を見せられたものの、そのどちらも自分のものではなく、お前は誰だとつきつけられてしまい、カヌス本人も自分がわからない状態になってました。
 カヌスだと思ってたのは間違いで、自分はカヌスじゃないとわかりどうしていいかわからないから、考える時間が欲しいと助けに来た(実際は他の人に起こしてもらった)アイリィちゃんに、こう言ってしまう。

 ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!この「さよなら。」がね!きっついの!!!!!ものすっっっっっっっっっっっっごいきつかった!!!!!!!!わかる!?わかります!?この、ここで途切れたっていうショックのでかさ!?!?!?!!?失礼、取り乱してます。
 
となるぐらい当時は本気で凹んで凹んで凹みまくって、ガチめになんもやる気がなくなってました。びっくりするぐらい凹んでてて、この会話見直すたびにいまでも凹むぐらいに凹んでててもう凹む。
 穴があったら奈落に落ちたいぐらいには凹んだのが伝わるでしょうか。ここでね、第一情緒爆破が起きたわけです。

それからどうした

 こっから恥ずかしい男のRPが始まるわけですよ。あっちこっちフラフラするけどもその背中はどこか寂しそうで、声をかけてもらった人々みんなに泣きながら相談をしていく有様に。なにせこいつにとっては初恋みたいなもので、でも彼女になんと言っていいかわからなくてどうしたらいいのかって。めちゃくちゃにオロオロしてました。おそらく一番情けないRPしてたかと思いますが、それだけ彼女のことを大事に大事に真面目に考えてて、でも自分の境遇からして決断することもできない。だからいろんな人に会いにいって、話を聞いてもらって、ようやく踏ん切りをつけてました。
 みんな、あったけえなあ!ってなりながらまじで色々な人に話聞いてもらっては元気付けてもらって、中の人ももらい泣きしそうでした、いやしてたわ。ちなみにその頃アイリィちゃんはと言うと、これまたあっちこっちフラフラしながらカヌスのことを相談してたようで、二人の知り合いだった人物に背中を押してもらってたりしたそうです。あとで情緒爆破されましたねここは。
 で、すったもんだがあった挙句、日記更新となりカヌスはそこで色々と真実を知り、吹っ切れます。自分の記憶と人格はもともとこの世界に流れ着いたとある人物たちのものであった、しかしそれを受け取って意思を得たカヌスを見て彼らは好きに生きろよと言ってくれました。この辺、自分で書いた日記はログ取り損ねてしまったんで詳細をお伝えできません()

 これね、今だから言うんですが本当はもっと日を置いてからアイリィちゃんに声を掛ける予定でした。でも早めました。なんでかって?私が本気で辛かったからです
 いやもう無理無理無理、あんな別れかたされてさあ〜〜〜〜〜耐えれないってほんと〜〜〜なもんで日記更新を待たずにカヌスを再度突貫させてきたわけです。
 で、ここでの会話でアイリィちゃんから名前について問われました。ここは色々とどうしようかなって考えてて、このときはまだなんにも考えてませんでした。なので時間稼ぎをしようと思って、海沿いの花屋さんで待ち合わせることに。ここ、あとからアイリィちゃんのログ見たら、会話終えた瞬間に走り出してて情緒爆破されましたね。二度目です。

全力疾走してきた彼女

想いを打ち明けて

 ここでの会話がまた色々と重要になってきまして、カヌス(仮)は夢のなかでの邂逅で自分がもともとはテーラの世界に住んでいた色のない曖昧な住人であったことに気づきました。

君とか言い出してる

 この辺りは…私自身ようやく設定が出せるなって気持ちも溢れてて、それを大事な相手であるアイリィちゃんに言えるってのが嬉しかった覚えがあります。やっぱりこういう大事なお話は大事な人としたいよねって。なおここらへんのカヌスは若干いつもより落ち着いてて、だいぶん大人びた雰囲気でした、すぐ崩れましたが。
 それから色々とカヌス(仮)の口からこれからどうするつもりなのかが語られていくのですが、アイリィちゃんを苦しめるとわかっててなお口にしなきゃいけないこの辛さ。ここはログ見てもらったほうがいいですね、口にするよりそちらのほうがずっとわかりやすいので。

 やっぱつれえってこれ!!!!!!!!!!!!!!!見返すたびに地面にうずくまって腹の底から絞りだすように呻くぐらいにつらいってこれ!!!!!!!!ってなりますよぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜自分で自分のキャラの発言に情緒燃やされてるんですが??????お察しの通り、ハッピーエンドはありませんこの二人。どうあがいてもビターエンド、いや人によってはバッドエンドと受け取ってもおかしくない終わり方を私はこのとき予期してました。なんとなくアイリィちゃんの正体に気づきつつあって、でも違っててほしいと思って、この辺りの言葉を投げかけたんですが、どうにも外れててほしい想像を肯定されてしまいPLは頭を思いっきり抱えてました。

笑顔で抱きしめて

 これ、正直拒絶されるかなって気もしてたんです。あれだけ温泉でカヌス(仮)の死を嫌い、会えなくなるのを嫌がってた彼女だったので、大泣きで否定されるんじゃないかって。でもそうじゃありませんでした。

 はい、ここで情緒爆破が連鎖して3・4・5と来てます。まず最初にカヌス(仮)にさよならしたあと、アイリィちゃんも寂しかったと。え、うそでしょってなりながら聞いてました、あの人間の感情わからないって言ってたアイリィが…?って。
 でもってカヌス(仮)のお願いを聞いてくれたこと、ほんとに嬉しかったです。どう考えても無理難題を言ってるにも関わらず彼女はそれを受け止めてくれたのですから。
 そして最後の彼女からのセリフが….もうくっそかわいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいんんですよおおおおおおおおおおおおおお!!!ずっと舌足らずな口調で話してるのも可愛かったんですが、それがもうなんというか彼女のトレードマークみたいになってて、アイリィちゃんといえばこの話し方でしょ!それ以外ないでしょ!!!ってぐらいにもうPCPLともどもハートを滅多打ちにされてる始末で、それでこの「カヌスに、私、おとどけ!」とかもう言語表現できる限界を超えてかわあああああああああああああああああああああああああああああいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいってなるわけですよ!!!!!!!!
 
はい、言語野が大変乱れておりますが私は異常に正気です。問題しかありませんが続けます。ひとまずこれで相思相愛となったのです、晴れて。

名前を決めよう

 そっからはちょっとあまーい感じでベタベタして、そっからひとまず話をひとつしようってことになり、その相談をするわけで。

 これ、たぶんお相手の情緒焼いたんじゃないかって思うぐらいに、クリティカルかました気がするんですよね。実際どうだったかお聞きしたいんですが????どうだったんですかねえ!!!!!
 それはひとまず置いといて、カヌス(仮)はもっていた白い花の鉢植えをアイリィちゃんに渡して、そこから名前を考えてほしいと告げます。なお1回目の名前についてはNG出しました。だって完全にかぶってたから…!

 まじすんませんでしたあああああああ!!!!ってなりながらも他の呼び方をお願いしましたね…(震え)真面目にここで他のキャラと名前かぶってると、いろいろ勘違いを招くことになりそうだったので!
 そして、つぎの発言によって新たな名前が決まり、変化が起こります。

 くっそ恥ずかしいんだけどなにこの羞恥プレイ?え、これ滑ってない?大丈夫?めちゃくちゃ決めてるつもりだけど、すっごい滑ってるように見えて今書いた本人死にそうなほど恥ずかしいんだけど?????
 情緒爆破
どころか悶死しそうなログで申し訳ないが、こんな流れでカヌス(仮)からレウイとなったわけでした。いやこれまじで恥ずかしいんだけどおおおおおおおおおおおおお、正気か?正気で言ったんかおまえ???当時の自分シラフでこれ言ったんか???????????????うあああああああああああああああああああああああああ!!!!落ち着いてませんが話を進めよう、ここは地獄だ、これ以上いたら死んでしまう、主に私が羞恥心で!!!!という呻きは置いといて、このあと二人はベタベタしながらもいろいろな話をしていくことに。
 レウイの元となった二人の人物、戦争、夢の中での出来事といったことを話しながらめっちゃラブラブしてんなこの二人。アイリィちゃん、レウイの話を聞いてるだけで幸せそうとか最高すぎんか?もどってこい私の理性、次にレウイはアイリィちゃんにいろいろと聞いていくことに。アイリィちゃんの正体や、その名前の由来などをのんびりと。ここでそこまで深く聞く気はなかったのでかるーくって感じでしたね。なんとなく正体に察しはついてたし、もしここではっきり教えてくれるならそれはそれでって感じで。そして、最初に寝泊まりしたお家へ、二人一緒にもどっていきました。

二人だけの時間

 いちゃいちゃしやがってよぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜こいつらよぉ〜〜〜〜〜〜ってなりながらログを今見てます、ええ。

 いいか!!!!このゲームは全年齢!全年齢だから!一切なんも卑猥もない!いいか、一緒に寝るだけだだだだだfdふぁあrgs;rlgんsち;んしtんjbしtjんvs;ghbしtんぎすhんbltsん;…失礼、言語野が破綻しました。
 ほんとレウイだっさい男だなって見るたび思いますね、かっこつけれないしすーぐ動揺するし、泣くしこいつ。だけど憎めないし愛嬌があるなって。そういうところが皆に好かれてたんだろうなって今では思うところです。こんな可愛い子にここまで好かれるとか前世でどれだけ徳を積んだんだおまえ???ってPLが疑いの眼差しを向けるPCだよ。
 ここらでは他愛ない会話をしながらも最初に迎えた朝のように二人で珈琲を穏やかに飲む時間を過ごしていたんですね。私、こういう何気ない日常を一緒に過ごすというのがとてもとても好物でして、掛け替えのない時間をいま過ごしてるのだなって思うともうこれだけで情緒爆破ってもんです。

 ハイ、しんだー私の情緒死んだよ。キュン死したよ。安いな私の命、ついでに軽いな。だってもうアイリィちゃんにメロメロだもん、PCPLどっちもが。もう何してもかわいいよ、何されてもかわいいよってぐらいに。あーだめだめ、そのセリフだけで30回ぐらいは昇天できます。

 返事がない、ただの屍のようだ。

 …あ、今死んでた?ごめん気づかなかったわーそっかー死んでたかーアイリィちゃんかわいすぎてまじ死んでたわーなんでこんないい子がレウイのこと好きになってくれたんですかねまじで、どこでどうしてこうなったの???って思うぐらいにはこの頃、アイリィちゃんの善性に私の心が洗われていく想いでしたね!このあとは裏山にある神社へと二人で散歩に行ってきて、そこの道中にあった茶屋でなぜか高級フレンチ食べてましたが。
 ごめん、五分に一回ボケないと死んじゃうんだってのは冗談ですが、カラワンではしょっちゅうボケ倒してたのと、アイリィちゃんがそこに乗ってきてくれるのが楽しくてバカやってました。ノリが良すぎでしょお相手さん…

このあとほんとに頼んだ
胡乱すぎる絵面

 そんな謎の胡乱空気を出しながらも二人でいちゃいちゃラブラブしつつ神社の参拝を済ませていったんですが、まあこの途中でちょっとしたことをやろうとしたらアイリィちゃんがこれまた可愛いところを見せてきておいおいおいおいおいってなるわけですよ。

童貞は唇を押し当てられると死ぬ

 これを無自覚にやってくるのだから恐ろしいね。無自覚だから意味わかってないですよーってお相手さんがやらせてるんですよ!やめてください!こちとらアイリィちゃんが初恋のウブな野郎ですよ!?ショック死しちゃうじゃないですかぁ!って気持ちで微笑ましく見てました、ええ微笑ましく。

願う二人

 こうして二人の参拝は終わって帰ろうとしたところで、疲れた様子となるアイリィちゃんにこんなことを言い出したこのやろう。

 なんだこれ、私を悶死させたいのかね?やめてくれよ、どうしてこう臭いセリフがぽんぽんと出てくるんだ、滑ってる滑ってんだよおまえ…なあそうだろ?こいつ滑稽でしょ?どうしてこんなに恥ずかしいセリフ言えるんだってば、なあ当時の私、脳みそ大丈夫か????ああ、つれえ(二度目)でもってこのあとこの二人キスするんですよ。

 南無三じゃねえよ南無三じゃ(ブチギレ)初恋の彼女相手に対して初めてするキスの掛け声がそれとかふざけるのもいい加減にしろよ???????

 しかし、このあとに彼女から「私は、うれしかった」と言われてその辺がぶっとびました。情緒爆破もう何度目だろこれ。そんでもってもっとするとか言われて理性もぶっとびそうになりましたね、オーケーこれは全年齢、全年齢だいいか?なんて脳内査問委員会を開催しながらも、二人はこのまま穏やかに帰路へ。

最後の時間

 すいません、ギブアップ宣言していいですか。この先のログ、ほんとに辛いんです。同時にすっごい言葉にしづらい感情もあるんです。でも読み返さないと進まないんで進めますね…
 それでゲーム最終日(宝物交換や色取得ができる日であって、チャットなどはまだ可能)を迎えたわけで、最後の更新時間が過ぎるまでは互いにあちこち話しておきたい人たちと会話してたりして、それが終わったあとで住処がわりにしていた家にアイリィちゃんが帰ってきたところからシーンが始まります。
 私はこのとき「最終日だけどまあチャット終了までは互いにだらだらと過ごしていくのだろうな」って考えていました。だからアイリィちゃんを待ってるときも気楽にしてて、さて何の話をしようかなと穏やかにしていました。そこへ家に帰ってきてレウイを探すアイリィちゃん。

 このときは私自身ももうゲームが終わりに近づいてると同時に、線画だったキャラクターを動かすのも終わりだなと思い、ひどく愛着をもっていたことを感じ、なんとはなしにアイコンを戻していました。
 で、レウイもまたそんな自分に愛着があったことを述べつつ、今日がバレンタインであることをアイリィちゃんに伝えられて、そうだったのかーと思いながらまあなんですかチョコレート頂いて、でも一個しかないからそれを半分にわけて一緒に食べることに。そんな静かな時間が過ぎ去ると、アイリィちゃんはもう夜も遅いから寝ようと言ってきます。

「また明日。」
「また明日、か。」

 ここでアイリィちゃんから、宝物「雪結晶」が送られていました。どうしてこれを渡したのか、それは彼女が大切なものをレウイへと、アイリィの代わりとして渡してくれたんです。この辺りはこの会話の前にアイリィちゃんが友人と呼べる方々と話してるログを見て、知りました。このときは、その意味をよくわかってませんでした。そして、私はうすうすアイリィちゃんが何者なのか、気づいていたころでもありました。

「誰かのぬくもりに包まれてる気がした」

 そして私は「ああ、時間が来てしまったのだな」と、痛感したのです。

 その言葉を目にしたとき、頭が真っ白になりました。わかっていたはずなのに、予想はできていたはずなのに、ただ心の準備だけができていなかった。まだ先だと思ってた、あと二日時間はあると思っていた。でもそうじゃない、もうここでお終いなのだと。

 ここでレウイからも宝物「虹の指輪」をアイリィちゃんへと贈ります。きっと二人は別れてしまう、それでもあなたへ渡したいのだと、大切な気持ちだけを込めて指輪を右手薬指にはめました。同時に、レウイ自身の意思を示す。

 まだこの時点ではレウイがどうなるか未確定でした。そしてどうするべきかで私自身もまた悩んでいるところでした。

 レウイ、とても不器用で情けなくてどうしようもない怖がりな男でした。本当は、ずっとずっとアイリィちゃんが自分のことをどう思ってるかもわからなくてその心を知ることを恐れていました。同時に、自分の気持ちを打ち明けることも怖がっていました。でも、もう時間がない。だから言おう、言うんだと決めて、初めて好きだと伝えました
 だって彼女はずっと好きだと言ってくれていたけれども、それは自分じゃなくてもよかったんじゃないかと思うところがあり、どれだけ聞いて尋ねて問うても、変わらない好きという気持ちを向けてくれてはいた。だからレウイはこんなのはきっと嘘だ、まやかしだと自分に言い聞かせて、アイリィちゃんを本当の意味で見ていなかった。だけどいまこのとき初めて自分の気持ちと向き合い、嘘偽りのないレウイだけの言葉を口にできたのです。
 それまでの彼は、ずっとビクターとカヌス、二人の言葉を借りていただけだったから。

 本当につらい、このアイリィちゃんからの言葉はとても嬉しかったと同時につらかった。やっとやっと想いが通じ合ったのに、二人に残された時間はもうわずかしかなくて、どうすることもできない。

「約束」

 それまで一度たりとも見たことがなかった、涙をこぼす彼女。表情もほとんど変わらず人としての感情など知るよしもない、ただただ人を命を好きだと言ってお手伝いだけを望んでいた彼女。そんな彼女が、レウイだけを望もうとしてくれたことが、一番嬉しかった。
 やっぱり何度読んでも、胸が痛くなります。

彼女の足音、残された笑顔

 ちょっとどころかだいぶんしんみりとしました。胸がとても痛いのですが、それだけじゃなくあたたかな気持ちもあります。ここまでの想いを通じ合わせる相手と巡り会えたのは本当に幸運でしたし、これだけの情緒を昂ぶらせてRPができたのが嬉しかったからです。
 そしてRP最終日の終わりが近づくなか、彼女からもう届かないメッセージがありました。

最後の宝物アクション

 もうさあ!こっちの予想を裏切ってさあ!別れのタイミングを早めに仕掛けてきた挙句に、さらにこっちの情緒大噴火させるもん残すのやめない???????????
 ちくしょうめ!!!!舐めるなよ!?いったいどこの誰を好きになったか教えてやるからな!!!!わかってんのか!大好きなアイリィ!!!!
と心の中にいたレウイが大絶叫してたので、この時点で結末が決まりました。
 あとついでにしてやられた感があったので、反撃とばかりにこちらからも二人が住処としていた場所でこんなメッセージを残しました。

 二人の姿は消えてしまい、交わした言葉も、交換した体温もそこにはもう残ってはいないけれども、でも確かに二人の笑顔はそこにあったのだと。ありがとうの気持ちだけを込めて、私の情緒は燃え尽きました…

これでお終い、だと思うでしょ

 後日談てきな小説書いて相手の情緒にとどめを刺してきました(いい笑顔)。その小説はこちらに記してありますのでよかったらどうぞ、一緒に情緒を燃やされていってください。ついでに最後更新したレウイのプロフィールテキストも読んでからどうぞ。

 いかがでしたか。これが情緒を骨どころか魂まで燃やしつくしあった連中の経緯というやつですよお客さん…へへへ、燃えすぎてもっと燃えたくなって、途中からまじで歯止め効かなくなったなって振り返るとよくわかりますねこれは。バカでしょ二人とも(真顔)。
 
でもってこれ相手がアイリィちゃんじゃなかったらここまでの展開にならなかったんですよね、本気で。当初の予定は「最終的に自分がテーラの世界の住人だと気づいて皆を見送る」で終わるつもりだったんです。むしろそうなるだろうなって100%ぐらい思ってた。で、笑い話なんですが相手さんもアイリィちゃんはそうなるだろうと思ってたらしいんですよ、役目を終えて皆を見送りながらまた風に戻るだろうと。どうしてこうなった???ってぐらいお互いに事故ってて笑ってしまう。
 
まったく情緒燃やす気なんか欠片もなかった二人がまさかこうなるとは…こういうことがあるからRPってのはやめられないんだ!というところで締めといたします。この記事を読んで情緒もらい火された読者さんも、ハッピーRPライフをお送りくださいませ。情緒を燃やしながらな!!!

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