2022年定期ゲームでのRP振り返り

概要

 こちらの記事では2022年、今年参加した定期ゲームを振り返っていく内容です。さらっと振り返っていく予定ですのでそんなに長くするつもりもない予定。たぶんおそらくきっとメイビートラストミーとぼやきながら書いていこうかと思います。普段に比べてだいぶんはっちゃけてるかアバウトなことを書いてるかもしれませんが、そこは年の瀬なので大目に見て行ってくださいというよくわからない言い訳を置いておきます。

Colorful OneRoom

 2022年、最初に参加したといえばこちらになるかと。今思えばよくもまあ線画だけのキャラで参加を決めたものだなーと、テーラちゃんの心の世界とかいう設定でなければ成立し得ないようなキャラクターをぶちこんだ自分の正気を疑いますねこれは。好きなキャラメーカー使いたさあまりで決めたキャラクターではありましたが、序盤での交通事故もとい不意打ちというかアンブッシュを食らったことで、路線がガコンと変更となったことで想定外にヘビーなキャラクターへとなってしまいました。
 実際のところ、アイリィちゃんと出会っていなければ徹頭徹尾、大通りで「俺は誰なんだ〜」とか「イケメェンでーす!」って叫んでるだけのネタキャラで終わってた気しかしなかったのですが、それも人の縁というやつで大変面白いRPをすることになったかなと。わりと記憶喪失的なキャラクターさんが他にも多かったことで、そういった方々と関わってるうちに「じゃあこいつも誰かの記憶を思い出していくことにしよう」と白紙の設定にいろいろと詰め込みしていったものです。
 思えば自分のことばかりに気を取られているキャラクターになってしまって、あんまり他人の話を聞いていなかった気もしますね。先生や双子ちゃんたちもよく絡んではいましたが、その場だけのやりとりだったり踏み込んでまで話を聞くようなことは少なかったかなと。アイリィちゃんともよく話はしていたものの、むしろこちら側がよくお話を聞いてもらっていた覚えがします。ともあれ、アイリィちゃんとのやりとりでは人の心を持たなかった存在に、人の心、人の感情というものをだんだんと学んでいってもらい、その末にアイリィちゃん自身の感情をもって、レウイを想っていただけるようRPできたのは苦しくも楽しいものでした。また結末と相まってこのキャラクターについては非常に思い出深いものになったものです。
 RPしていてビターエンドに近い終わり方をしたのはこのキャラクターがある種初めてだったのも大きいですが、アフターストーリーまで書いてしまうほどに心揺さぶられたのもありました。

IDEA CRAFTERs

 はい、全方位土下座の用意ヨシ!やりたい放題やったRPとしてサーディはほんと、ほんとに下半身節操ナシの馬鹿野郎となってしまってすいませんでした!としか言えない、むしろ他に何が言えるのってお話。ただ、それは置いといて実はこのキャラクターは他の定期ゲームに参加させたキャラクターに比べるととんでもなく喋ってたみたいで、あとで会話ログを確認したら他のキャラより3〜4倍は喋っているんですよね。
 これ、前回の反省が活かされた結果でもあるのですが、上記の『Colorful OneRoom』を終えたあとで「もっと他人の話を聞くようにしよう」と思ったので、サーディを動かす際にはいろんな人と絡んでは口やかましく世話を焼きつつ、お相手さんのお話を聞くことに注力していました。あちこち移動して素材を稼ぐにしても話しかけられそうな空いてがいれば二言三言でもいいから話して顔見知りになり、そのあと街とかで見かければ酒を飲まないかと誘ったり、とにかくいろんな人と知り合い、そして話をしていくことを重点的にRPとしても演出していたわけです。
 なのでサーディについて話す機会はほとんどなかったわけですが、不思議とそれを気にしないで人様の事情を知ったり踏み込んだり酒の肴にしたりと楽しくRPできていたと記憶してもいます。ま〜〜〜〜〜〜〜〜〜踏み込みすぎた結果、あちこちの女性PCさんに手を出しまくる不埒野郎になっていましたがRPの結果!結果ですので!あとちゃんと合意もとってるしアフターケアもしたので問題は一切ございません!大丈夫、禍根は残らないよう全て綺麗に片付けていきましたので!なお、サーディへの罵倒と文句は謹んでお受けいたしますので被害者の方は遠慮なくどうぞ!

Stella Board 試遊会 LEVEL 2

 めちゃくちゃに背景設定が重いキャラクターとなってしまったジーデン、自分でも動かしながら「どうやったらこいつは救われるんだろう」って首を捻っていたのを白状します。いやだって両親は意図的に事故死させられて、目の前で妹が攫われたとかメンタルが奈落に落ちてるやつがどうやって前を向けるんだって話でして。それがまあすったもんだの末に前を向くようになっているのだからRPはわからない。
 ほんと、人の縁とRPに助けられたキャラクターだよなと思うやつです。トミーくん、つばさちゃん、リナさんの三人と知り合えていなかったら、マジで裏街道まっしぐらのまま人としての道外しまくって外道に堕ちていくルートしか考えてなかったので。喪失の受け入れと、妹への想いと、誰かを信じる意志、これらが揃ってようやく前を向けたって考えるとほんとに重いRPしていたなあと私としては思うところ。ただ関わって下さった方々には重さを感じさせすぎないよう気配りしながらRPできていたかなと、なにせこれだけ重い設定あるとどうしても話が暗くなりがちですし、実際のところリナさんに結構弱みとか見せてたりもしたので、湿っぽくなりすぎないようトーク内容に気遣いもすっごいしてた覚え。まあ、なんか最後にはイケメンみたいなセリフ吐いてて「え、だれこいつ….私知らんのだけど…こわ…」ってなってたことは内緒です。

シマナガサレ

 学園のクラス合わせがあったので迷った末に参加したのですがー実はRPでだいぶん失敗してしまったなと反省しているキャラクターです。ここまでの定期ゲームでは「キャラクターの背景設定を共有しあい、その上で一緒に歩んでいただけるお相手さんと巡り合えたなら、丁寧にRPしていく」というのを心がけていたのですが、このときは上記のコンサンスを確認しきれないまま話を進めてしまったところがあり、結果として人間関係があまり進まないまま不完全燃焼で終わってしまいました。
 背景設定についてもスネについてはほとんど明かすこともなかったというか、ゲームのシステムに時間と手間を取られることが多かったのもあり、RPをしている暇がそちらに取られてしまったのも理由の一つかなと。この辺、私自身が物語を求めすぎてしまったゆえに見誤ってしまった部分だと思うので、だいぶん大きな反省ポイント。とはいえ、ゲームシステムとRPが噛み合わないことは珍しくもないので、そこについては考えすぎないのがいいかなと反省をしながらも思うところでした。
 オープンチャットの場が少なく返信タブもなかったので、会話を続けることが困難であり、かといってメッセでのやりとりはオープンにされない以上、他人にはわからないというのがネックで、そのシステムに私がうまく適応できていなかっただけとも言えます。なぜなら似たようなシステムだった『影別の島』では十分RPができていたので、自身の対応がうまくいっていなかったのだなと。

Colorful OneRoom 2期

 1期とそこまで変わらないって話だったので「のーんびり遊ぶか〜〜〜」って思っていたらRPがとんでもなく噛み合ってしまった結果、毎日ずっとお話しまくった挙句に、互いの設定を全て出して回収し終えるという奇跡的と言えるほど、綺麗に物語としてまとまったのがびっくりでした。
 赤銀のトリスタンについては「人の話を喜んで聞きたがるNPC」としてのんびり動かしていこうかなと思っていたところ、同じようにユキヒラちゃんもまた人の話を聞くタイプだったようでして、宿屋で二人が出会った結果おどろくほどに会話が噛み合い、そして関係を深めていく結果となったという、なんだこれ。
 この時だけは「地の文でのメタはほとんどやらず、できるかぎりキャラクターのイメージを損なう描写は避ける」ことを徹底したところ、結果として宿の雰囲気を構成する一助となっていたようで自分でも手応えを感じていました。ほかにもユキヒラさんや他の方々とのやりとり自体が宿における雰囲気を柔らかくしていたようでして、皆が笑顔で訪れやすい場となっていたと言われたのは嬉しかったですね。
 ちなみに1期と同じく人外の女性相手に冬から春を連想させる描写をお相手さんにさせていたことに終わってから気づき、不思議な縁もあるものだなーと一人思っていた次第でした。そういえばレウイもトリスタンもこのあと再会するための旅に出ているところまで共通してるあたり、ほんとRPはどう転ぶかわからないものだなって奇妙な縁を感じたものです。

影別の宴

 真っ当な人間をやったあとにやるクズ人間は楽しいな〜〜〜って思いながら好き勝手カサを動かしてました。設定も適当だったし後付けでそれっぽく説得力をもたしていましたけど、本当に適当オブ適当で動かしてたんでPLは終始笑顔だったことを書き記しておきます。
 ただ、前半はわりとサイコパス感ある動かし方とかしてたんですがーなんでか中盤あたりから段々と妙なことになりはじめ、あいかわらず人殺しはしていたくせにその一方で殺人鬼から他人を守るとかやり出してて、微妙にヒーロー気質みたいなものが溢れ出してたのが反省点かなって。
 これまでRPしてきたキャラクターもわりとどこかしらで人助けをすることに躊躇がないことが多く、それが人の世話を焼いたりだとか、人間の感情覚えるまで介護したりとか、花火大会の花火を上げたりとかそういった部分に現れてました。で、カサもなんだかんだ最終的には力を持たない人々のためっていうよりかは、力を振るって悦に浸ってる連中ぼこりたいってすっごい私欲に走った理由で、ヴィジランテ?みたいな立ち位置になってたのが非常に首を傾げてる部分でした。なにしろカサがいなかったらゲーム終了前におこったキラー集団による襲撃RPが防がれなかった可能性があるって言われたので、ほんとRPってどう転ぶかわかりませんな!って改めて思い知ったものでした。

終わりに

 とまあサラッとした感じで2022年に参加した定期ゲームでのRPをそれそれ振り返ってみました。どれにも共通しているのは「いつのまにか想定外の方向へと転がっていた」というものばかりでして、何一つとして最初の予定通りに進んだものはなかったということです。そりゃ一人芝居しているならともかく、定期ゲームでのRPには自分以外のキャラクターが参加してそれぞれの意思で動いているわけなのですから、彼らと関わっていけばそれぞれの思惑も絡み合って、全く予期しない展開になって当然なわけで。しかして、そういった予想できないからこそ毎回楽しめるのも事実であり、そんな未知と出会えることを期待してこれからも開催される定期ゲームでRPを続けていきたいものです。としたところでこの記事の締めといたしましょう、それではみなさま良い年末をお過ごしくださいませ〜

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