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第7章 没頭すると時間を忘れる

昔からそうなのだが…と書けば語弊があるかも知れない。どちらかと言えば、現在は昔より多少マシにはなったものの、だ。まぁ、どちらにしても大差ない。昔から変わらないのであるが、私は何事にも脇目をふらず、没頭する。本を読むのに集中し過ぎて、予定の電車を乗り遅れる、ということも、一度や二度ではない。
幼少期などは、掃除の時間も一生懸命、一生懸命、一生懸命…に掃除して、気づいたら体調悪くなっていて、保健室へ連れて行かれる、ということもあった。よく書いているが、「手芸をすると、時間を忘れる」。食べるのも忘れ、数時間、多い時で、6、7時間ひたすら取り組む。こういうところは、ADHDぽいところの所以なのだろう。

私は俗に言う「生きづらさ」を感じてきた。人とのコミュニケーションは下手だし、上手に話せないと思うと人の輪の中に入るのが怖い。というよりも、むしろ“視線が怖い”。幼少期には衝動性が要因となる事件を起こしたこともある。私や周りの人は皆、生活環境や私自身の問題だと思って接してきた。しかし、40歳頃になりようやく現在通院している精神科でそれを告げられた時、ひとり心の中で合点がいったことは、今となっては秘密である。

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【写真①】手芸をしている間、モカは近くで日向ぼっこ ฅ( ̳• ·̫ • ̳ฅ)و "フリフリ

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【写真②】最近作った編みぐるみ

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