チームゲッコウガ論 立ち回り編【スマブラSP/SSBU】

■前書き

tamaと申します。(平仮名表記で"たま"と名乗る場合もあります。どちらでも可。)

少し前のことになりますが、マエスマTAG#106で優勝しました。
相方のツバキさん、いつもありがとうございます。
本記事はスマブラのチーム戦におけるゲッコウガについて、大会優勝に至るまで意識した点や研究した内容を私自身の考えを記したものになります。
(恐らくタミスマやマエスマのチーム大会でのゲッコウガ優勝は今の所唯一?認識が間違っていればご指摘お願いします。。。※恐らくタミスマやマエスマのチーム大会でのゲッコウガ優勝は今の所唯一?認識が間違っていればそっとご指摘お願いします。。。)

※その他チーム大会成績
第107回 マエスマTAG大会(チーム大会) 準優勝
第50回タミスマSPチーム大会 ベスト4
など

■チーム戦におけるゲッコウガの立ち回りについて

チーム戦におけるゲッコウガの立ち回りは大きく以下の4点であると考えています。

​1.基本的には後衛となり、DAや水手裏剣等でカバーを行う
2.高い拒否性能を活かし、ストックを保持する
3.DAや空後等を相手に当て、連携の起点を作る
4.擬似的な1対1の状況を作る(疑似タイ)
5.復帰阻止で相手を早期撃墜する

簡単ではありますが、上記の内容についてそれぞれ解説します。

1.基本的には後衛となり、DAや水手裏剣等でカバーを行う


カバーに備える後衛というポジションは、早いダッシュや水手裏剣など、ゲッコウガ特有の横軸の強さを存分に活かすことができます。
前衛の相方を良く見て、相手の技の後隙をDAで刺したり、相方と差し合いを行う相手に対して水手裏剣で嫌がらせを行う等です。
水手裏剣は掴まれた味方に対するカバーとしてはかなり強いので要所で使用する事をおすすめします。
ただし、無駄打ちは注意。

またこちら側に飛んできた相手に対してアドリブで空後などを当て、味方にパスをするという動きもダメージレースを優位にするために大事な要素となります。
ゲッコウガはジャンプが高く、機動力が高いためアドリブはかなり得意なキャラです。

チーム戦といえば高火力な連携や、掴み>投げからの連携でバースト等、多くの人は華のあるプレイを想像してしまいますが、ゲッコウガは単発で強力なダメージソースや撃墜技を持たないため、連携を主体としたチームはやや不得手と言えます。
そのため、ゲッコウガはチーム戦においては立ち回りの強さを活かした堅実なアドバンテージの創出、味方を支えるいぶし銀的な動きの方が合っているキャラクターだと思います。

2.高い拒否性能を活かし、ストックを保持する

表題通りですが、1on1と同様にゲッコウガはその機動力による拒否性能が高いキャラクターです。
後衛として、できるだけ味方のために分けられるストックの保持を意識しましょう。

ゲッコウガはチーム戦においてはコンボを妨害されることも多く、また発生や範囲、判定に優れた技を持たないため前衛はあまり向いていません。
もしものためにも、前衛性能の高い味方に渡すことのできるストックを確保しましょう。

3.DAや空後等を相手に当て、連携の起点を作る

これも表題どおりですが、ゲッコウガにはDA、DA>空後、空後素当てなど、連携を行うために丁度よいふっ飛ばしの技を豊富に持っています。
1on1補正のないチーム戦では単体の火力では不足することが多く見られるため、味方との連携でダメージを稼げる時に稼ぎましょう。

他の起点、連携となる技例
・弱3段
・百裂
・横強
・空下
・空上
・上スマ

連携を行うに当たり特に空後、低いベクトルでのふっ飛ばしに対してDAを合わせる事が大事になります。
とっさに反応できるように意識しましょう。

4.擬似的な1対1の状況を作る(疑似タイ)

疑似タイを作り出すことは、ゲッコウガがチーム戦においてもっとも優れている能力の1つだと思います。
その理由としては以下です。

・DA>空後で相手を分断しやすい、DA単体だけでもちょうどよく浮かせるため展開を作りやすい
・拒否性能が高く、BAABの展開になった際に時間を稼ぎやすい

チーム戦とはいえ試合中に1対1になる状況は必ず生まれますが、ゲッコウガは上記の理由により擬似タイを作り出す能力に長けています。
有利なキャラ相性での1対1を作り出したり、連携が強力な相手チームを分断させることで、こちらのペースに持ち込むことが可能です。

5.復帰阻止で相手を早期撃墜する

言うまでもなく、ゲッコウガは高い運動性能と復帰力を活かした復帰阻止に優れたキャラクターです。
チーム戦でも復帰阻止でぼったくることができれば、有利に試合を行うことが可能となります。
チーム戦でよく見られるキャラクターには復帰が弱いものも多いので、狙える時に狙いましょう。
(例:クラウド、ガノンドロフ、ホムヒカなど)

ただし、チーム戦なので味方の被ダメージが多い等、カバーが必要な時とそうでない時は判断できるようにしましょう。
また、チーム戦ではピットやロボットなど、復帰が強いキャラクターには無理に復帰阻止に行く必要はありません。
相手を外に出したら、もう1人の相手を相方と挟んでダメージを稼ぎましょう。

■後書き

感覚的な内容も含んでしまいましたが、個人的には上記の点を意識しながらチーム戦でもゲッコウガを使用しています。

ゲッコウガはチーム戦ではあまり見られない、1on1でゲッコウガをメインにしている人くらいしか基本的には使用していない認識です。
(少なくとも私は、普段のメインを差し置いてあえてチーム戦でゲッコウガを使用される方を見たことがありません)

チーム戦での使用率が限られている故に、連携等、未開拓の要素が多い楽しみなキャラクターだと言えます。
私個人としても、まだ理解できていないチームゲッコウガの強さがあると思うので、他に良い連携や意識などあれば是非教えてください。

次回はチーム戦でのゲッコウガにおいて、「個人的に組んでみて強かったキャラクター」をまとめる予定です。
いつ投稿となるかお約束はできませんが、今後もご覧いただけたら幸いです。

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