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Re:Change コミュニティリーダーインタビュー 〜Re:Changeならではの良さについて語る〜前編

こんにちは、クラウドサイン コミュニティ事務局です。
2021年秋にスタートしたRe:Changeが、この度進化して新プラットフォームへ移管しました。今回はそれを記念して、Re:Change発足当初からリーダーを務めてくださっている御三方に、当時から現在のRe:Changeでの活動について振り返っていただきました。

内容は、
・Re:Changeに参加しようと思ったきっかけ
・Re:Changeを通して得られたノウハウ
・Re:Changeならではの良さ

など盛りだくさんです。
それでは早速インタビュー形式でお話をお伺いしていきます。

インタビューを受けてくださったコミュニティリーダーの御三方プロフィール

まず最初に御三方が、Re:Changeに参加しようと思ったきっかけから、お伺いさせて下さい。


桝本さん:
最初のきっかけは単純に話を聞いて面白そうだなと思ったことです。リーガルテック導入を進めていくと、やはり「自社がどうしてるか」だけでなく、「他社がどうしてるか」がすごく気になってくるんです

他社の実践内容を、自社に取り込みたいと考えることが頻繁にあって、そんな中で話が来たので、これはやるべきだと思って参加しました。

岡崎さん:きっかけは当時のコミュニティ担当の方が、私にコミュニティリーダーの打診をしてくださったことです。

”社内に対してクラウドサインをどう導入していくのか”熱量高く持って、会社の中を変えていくバイタリティの部分を買ってくださった” というのを聞きました。そこまで取引先の方が見てくださってることって、あまりないなと思って感動して引き受けました。

私自身SaaSのユーザーコミュニティは初めての経験でしたが、単純に面白そうで、どんなコミュニティか気になっていました。

コミュニティ参加へのハードルは全く高くなかったのですが、「コミュニティのリーダーをやってほしい」という話が先に来て、コミュニティがどんなものかよくわかってない私がリーダーをやっていいのかという不安はありました。

桝本さん:確かに言われてみたら先にそっちでした。立ち上げたいっていうクラウドサインさんの熱意に動かされたのはありますね。

岡崎さん:そうそう。「コミュニティに入ってほしい」じゃなくて、「コミュニティ作るから、リーダーをやってくれないか」ってお誘いが先だっただったと思うんですよね。

喜元さん:私は「ユーザー同士が情報交換し支え合いつつプロダクト(サービス)を成長させる、互いに変化を起こしていく」というRe:Changeのコンセプトが、僕が法務部門として大切にしている「変化」というキーワードと重なったのが一番の参加理由です。

また、会社によって違う部分があるのは大前提ですが、法務って人事や経理といった伝統的な部門に比べたら、あまり定式化されていない領域だと思うので、自社のやり方はこれで合ってるのかな?他社はどうやってるのかな?と結構気になる職種の一つです。

知りたいけど、意外とそういうのを知れる機会はないので、1つのプロダクトを通じてユーザ同士がコミュニケーションすることそのものが面白そうと思いました。

忙しい業務がある中で、コミュニティリーダーになるということに懸念はありませんでしたか?


桝本さん:正直私は、リーダーとして大変さはあると思いますが、単にコミュニティに入ること自体に懸念点はあまり感じなかったです。お二方はどうですか?

喜元さん:自分が面白そうだと思って参加したので、懸念はありませんでした。逆に変な責任感というか...やる以上は色んなユーザーの方に面白いと思ってもらえるような場にしていきたいと思うようになりました。

Re:Changeの活動の中で記憶に残っているものは何かありますか?


喜元さん:
僕は3月のカンファレンス登壇です。ユーザー会自体も初めてだし、イベントで顔出しで喋ることも初めてだったので、とても緊張した記憶があります。

あまりやったことがない体験だったので、自分の中で苦手な部分や、得意な部分を知ることができました。他の方々の登壇内容も勉強になりました。

司会:ありがとうございます。特に桝本さんと喜元さんはかなり緊張されてたイメージがあります。

桝本さん:はい、かなり緊張していました。それでもメンバーの皆さんが凄く温かかったので楽しめました。とてもいい思い出です。

3月のカンファレンスにて、弊社取締役の橘と対談をしました。


また、Re:Change Awardで準グランプリを獲ったことも印象に残ってます。元々オペレーション周りに関しては、上長と2人で色々考えていて、それを文章に起こしたのがRe:Change Awardでした。

凄く考えた結果、一定の評価を得られたことが純粋に嬉しかったです。多分この熱量だったら誰にも負けないなって2人で話しながら、応募した覚えがあります。

司会:ご応募いただいた時の文章の熱量が本当にすごくて、分量も中身も本当に濃かったことを覚えています。ありがとうございます。

Re:Changeによってどんなノウハウが得られたかお伺いしたいのですが、いかがですか?


桝本さん:電子契約を進めるにあたって、大体色んな壁にぶつかるんですよね。それをどう乗り越えたか、どんなオペレーションをしてるのか知れたことが良かったのかな
と思っています。

大きく具体例を2つ挙げると、1つは提供した後の合意締結証明書をどのように使ってるのか、使う場合どのように使うかという点です。

もう1つは、疑似押印の機能を使うべきかという点です。各社が持つ正義じゃないですが、自分たちが持つ考えを元に、最終的な結論を決断している側面があって、みんなの話が面白かった覚えがあります。

司会:それにより変化はありましたか?

桝本さん:そうですね。既に完成されていると言うと自社をよく言いすぎかもしれないですが、自分の中での強い理論を持ってたので、それで変わったことはなかったです。ただ提案した時に他社の担当者の方から返ってくる答えや、なぜそういった答えを出しているのか理解できるようになりました。

司会:なるほど。相手の答えの背景が理解できるようになってきたのですね。

桝本さん:そうですね。実際にそれを受けて、擬似押印を認めたこともありますね。

岡崎さん:コミュニティに参加している方の多くは、クラウドサインを社内に普及させていく中で、社内外に課題をお持ちです。

電子契約の導入・普及をどのように社内に働きかけていくか、新しいものを取り入れようとした時に必ず起こるハレーションをどのように解決していったのかという悩みに対して、「こういう説明をしたらうまくいきました」などの具体的な話が聞けたのは参考になったかなと思います。

喜元さん:日々交わされるノウハウには大小様々ありますが、僕にとっては「どの会社も、同じような課題にぶつかり、同じように悩んでいる」という現実を体感できたことが一番の収穫でした。

桝本さんもおっしゃっていたように、小さな疑問や不安の積み重ねがこの電子契約、法務や総務の業務には多いと思うんです

先程コンセプトの所で申し上げたように、「どこでもある悩みなんだな」って分かるだけでも一つのノウハウです。

自分が考えた結論も正解のひとつなんだなと分かるだけで、止まることなく前を向いて仕事ができるようになります。たとえば送信の仕方だったり、証明書の使い方など日常の細かい運用についても、「ぶっちゃけ皆さんどうしてます?」って声が聞けるのは直接参考になるノウハウですし、自社の運用の裏付けにもなるというイメージです。

司会:同じ悩みを持ってる企業さんがいることが安心感に繋がっているんですね。

喜元さん:もちろん、各社の運用の核心的部分については、出せる場合と出せない場合があると思います。公開可能な情報であればそれをどう引き出してあげるか、安心感を持って情報交換できる仕組みや雰囲気づくりはこれらの課題かもしれません。


ご一読いただき、ありがとうございました。
この先は、こちらのインタビュー後半で公開させていただきます。
後半も充実した内容になっておりますので、是非ご一読ください。




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