ちょっと気になるSpicyトピック〜SDGsのためにできること〜【クラウズ*スパイス株式会社】

画像1

SDGsとは

2015年9月、193の国の首脳が参加した国連サミットで「持続可能な開発目標 Sustainable Development Goals 」が全会一致で採択されました。それまで国連の開発目標は貧困削減や初等教育の普及など、途上国支援がメインでしたが、SDGsは地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓い、持続可能でよりよい社会の実現をめざす世界共通の目標として掲げられています。
具体的には17のゴールがあり、貧困、教育、ジェンダー、持続可能な消費と生産などの項目で地球社会全体の取り組みが重要としています。
SDGsについて詳しくはこちら

画像2

サステイナブルな社会をめざす

サステイナブル(sustainable)とは持続可能、ずっと続けていけるの意味で、SGDsが採択されて以来、キーワードとして使われるようになりました。日本では、CO2の排出量やプラスチックゴミの削減に対する企業の取り組みが盛んにアピールされるようになり、環境に優しい素材を使用した商品も増えています。

企業のSDGsに対する活動が積極的になってきたのは、消費者の価値観の変化だけではなく、ESF投資(環境、社会、ガバナンスを重視した投資手法)が過去10年で約6倍になり、世界の運用資産総額の1/4以上を占めるまでに拡大していることにも影響されています。

この消費者・企業・投資家の一連の相乗効果で、サステイナビリティ(持続可能性)は社会共通の価値観になりつつあります。今後は物質的な面と合わせて、平和やジェンダーなどの不平等さに対しても活動が増えていくことを期待したいですね!

身近でできること

世界のために何ができるか考えると難しく感じてしまいますね。国連では「持続可能な社会のために ナマケモノにもできるアクション・ガイド」を公開しています。それにしたがっていくつかをご紹介したいと思います。
  レベル1:ソファに寝たままできること
 ・オンライン検索すると、持続可能で環境にやさしい取り組みをしている
   企業が見つかるよ。そういう会社の製品を買うようにしよう。
 ・いいね!するだけじゃなく、シェアしよう。
  女性の権利や気候変動についてソーシャルメディアでおもしろい投稿を
  見つけたら、ネットワークの友達にシェアしよう。
  レベル2:家にいてもできること
 ・古い電気機器を使っていたら、省エネ型の機種や電球に取り替えよう!
 ・エアコンの温度を、冬は低め、夏は高めに設定しよう!
  レベル3:家の外でできること
 ・詰め替え可能なボトルやコーヒーカップを使おう。
 ・使わないものは寄付しよう。地元の慈善団体は、あなたが大事に
  使っていた衣服や本、家具に新しい命を吹き込んでくれるはず!
  全文はこちらでご覧いただけます。

日常の買い物から少し意識を変えるだけで、SDGsの実現に向けて役立つことはたくさんありました。クラウズ*スパイスの大切なお客様で、革靴(メンズ・レディース)と鞄の修理と販売を行なっているUNION WORKS 様では、気に入った一足を使い続けるお手伝いをされています。普段の生活にサステイナブルな視点を取り入れてみてはいかがでしょうか。