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ファン育成を活性化させるWeb3.0プラットフォームサービス『Metabadge』

こんにちは、Metabadgeチームです。

今回の記事は、2023年12月にサービスローンチしたばかりのMetabadge(メタバッジ)を紹介します。BtoC企業のマーケティング施策を短期から中長期的な支援も実現するWeb3.0領域の新しいプラットフォームサービスです。Metabadgeが解決する課題と今後の展望についてお伝えします。


クライアントの事業拡大を支援する顧客育成プラットフォーム

Metabadgeはファンポータルサイトを構築できるサービスです。『ファンを創り、増やし、育てていく事』こそがこのサービスの本質的価値と考え、コミュニティの外でコミュニティの基礎を形成することを軸にコミュニティ形成におけるフォロワーの獲得をこれまでのキャンペーンで実現します。

ファン育成は企業を共に育てる仲間を集めること

まず、Metabadgeの開発をすることになった背景についてお伝えします。我々がお取引させていただいている多くのクライアントから中長期的なマーケティング施策への挑戦の難しさについてのフィードバックを受け、これがMetabadgeサービス化のきっかけとなりました。中長期的なマーケティング施策になるコミュニティ作りやコアファンの育成は、多くの時間と多大な労力を要する一方で、目に見える成果はすぐには現れないため、なかなか着手に至りません。そのため、目の前の成果が見えやすい短期的な施策の繰り返しだけにならざるを得なくなります。

とはいえ、工数的な余裕が出てきてから中長期的なマーケティング施策を実行しようとしても遅い場合があります。我々は、COCOARやLESSARなどのARサービス経験を活かし、CrowdboothなどのWeb3.0と親和性の高いサービスを統合することがマーケティング施策に課題を感じているクライアントを救うと考え、Metabadgeのリリースを2023年12月に決定しました。

エンドユーザーは一般顧客であり、BtoC企業様と一緒に企画を進めていく過程でMetabaadgeやARサービスのどの機能をコンテンツとして落とし込むかを決めていきます。
クライアントがMetabadgeを通じて、エンドユーザーのファン化のサポートをしていくためには、素晴らしい体験を通じて、顧客からデータを正しく収集し、起業が正しく使うことが重要になります。正しくデータを集めるためには、顧客から能動的にデータを提供してもらえるようにしなければなりません。また、提供いただいたデータを安全にパーソナライズしていくことも求められます。そのためには、短期的に繰り返されるイベントを長期的に満足し続けていただく仕掛けを提供する必要があります。

現時点の主な機能

多様な短期施策

Metabadgeが提供する価値として、まず最も注目すべきは、販売促進に使える多様なプロモーション施策があることです。

この中で、ユーザーに合ったデジタルコンテンツを作成できる機能があります。具体的には、ユーザーの好みを可視化するための診断機能や得られたデータを基にパーソナライズした推薦機能などが含まれます。また、投票機能などを活用して、ユーザーと一緒にイベントを盛り上げたりすることも可能です。これらの機能は、クイズや検定といった抽選機能と組み合わせたり、既存のサービスであるCOCOARやLESSARといったAR技術を活用したプロダクトと連携させることで、より魅力的なイベントをエンドユーザーに提供することに繋がり、ファン育成という中長期施策を達成するための短期的な販売促進を強化する機能としても活躍します。

浸透させる中長期施策

次に、中長期的なファン育成の側面について説明します。ファンマーケティングは、多くのエネルギーを要すると考えられがちです。これは多くの場合、企業側が急にコミュニティを形成し、コアファンへの短期的なフルコミットメントを求めることから生じる問題です。コアファンの中でも温度感が異なり、そこで離れていってしまう層も一定いることから、多くの場合、失敗に終わると考えられています。
しかし、Metabadgeでは、まず短期施策を通じて、マーケティング施策のKPIに適合する様々なイベントを展開し続けることが前提となります。これにより「このイベントは楽しい」とエンドユーザーに思ってもらえるような体験を提供し、その過程でインセンティブとしてデジタルバッジの付与など仕掛けを施していきます。ストーリー性のある短期施策を繰り返すことで、少しずつファンを育成しながら、ブランドを好きになってくれるように企画を提供していきます。

成功の鍵

心地よいUXの開発

Metabadgeの成功の鍵は、心地よいユーザーエクスペリエンス(UX)の提供にあります。例えば、ユーザーが自然に投票したり、信頼感を持って行動するような魅力的なUXを設計することは、非常に高い難度を要します。さらに、テクニカルな側面では、データを柔軟に管理画面で分析できるようにすることが重要です。イメージとして、BIツールのような機能を使えるようにすることで、これ自体は非常に難易度の高い開発課題となります。

また、Metabadgeはカスタマイズ性にも重点を置いています。主にエンタープライズがターゲット顧客で、既存のアカウントIDシステムでログインできるようにしたり、自社アプリとAPIを連携させるよう設計することを目指しています。このカスタマイズ性とSaaSとしての柔軟性をどう両立させるかは、大きな挑戦となります。

ジャパンブランドを世界へ

日本の経済は、長年にわたり高品質な「ジャパンブランド」の製品によって支えられてきました。しかし、国内市場の縮小と人口減少の現実を前に、新たな戦略を模索する必要に迫られています。今後はブランド価値をさらに高め、グローバルな市場で戦える競争力をつけることが不可欠であり、グローバル市場への展開が鍵となります。Metabadgeはその重要な役割を担うことができます。ジャパンブランドのグローバル展開とファン開発のアプローチを世界中で浸透させることにより、日本のビジネスの新たな地平を切り開きたいと考えています。

最後に

現在、Metabadgeのプロジェクトリーダーを募集しております。Web3.0領域の新しいサービスをどのようにしてグロースさせていくのかをPdMと共にリードしていただきたいです。
ご興味のある方はこちらよりご連絡ください。
お待ちしております!


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