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決め手は商談?DeNA出身エンジニアがCloudbaseに転職した理由とは?

【プロフィール】

杉田 親次朗(すぎた しんじろう)
Cloudbase株式会社 / Software Engineer & Engineering Manager

DeNAに20新卒で入社し、ヘルスケア事業本部でアプリケーションサーバーの運用・新規開発、Unityを用いたアプリケーション開発、スクラムマスターを経験。
2023年4月にクラウドセキュリティサービスを提供するCloudbase株式会社にエンジニアとして入社。入社後はプロダクト開発、お客様サポート、スクラムマスターとして活躍中。

この記事はCloudbase株式会社 代表取締役CEO岩佐が社員に対し、入社理由やキャリアについて質問した内容をまとめたものです。

自転車でアラスカ縦断!?未知に導かれた学生がエンジニアとなったきっかけとは

ー 13人目メンバーのJiroshinのインタビューです!

ソフトウェアエンジニアの杉田親次朗と申します。Jiroshinと呼ばれています。Cloudbaseには2023年4月に13人目でジョインしました。
前職は20新卒で株式会社ディー・エヌ・エーに入社し、エンジニアとしてヘルスケア関連のアプリのバックエンド全般の運用や新規開発、最後1年はUnityでのアプリケーション開発に携わっていました。
現在Cloudbaseではプロダクトの開発や、商談に同席してお客様の技術的な疑問を解消する役目を担っています。

ー どのような大学生でしたか?

一番の思い出は北米縦断自転車旅です。大学3年の終わりに、学生の時にしかできないようなことをしたいと思い、1年間休学をして同じ自転車サークルの友人と2人で北米を縦断することを決意しました。普通に留学するとすごいお金もかかるけど、テントを持って自転車で旅すれば1年間過ごせるのではという発想でした。
資金集めのために週6でアルバイトはしていたのですが、それだけじゃ足りなかったので、スライドを作って会社を訪問し、旅に必要な物資をサポートしてくれる企業を探しました。それで無事、服や携帯電話、自転車などをサポートして頂ける企業が集まり、準備が整ったという流れです。この時サポートしてくださった皆さんや企業には今でもものすごく感謝しています。
旅のスタート地点をアラスカにしたのは、自然がすごく好きだったのでラストフロンティアと呼ばれるアラスカの大自然を身をもって体感したいと思ったからです。極寒の北極圏から灼熱の砂漠まで北米大陸の広さに驚いた旅でした。

ー とんでもないなというのが僕(CEO岩佐)のJiroshinに抱いた第1印象になっています。

ー エンジニアになったきっかけは何でしたか?

大学では経営学部に所属していて、そこで経営情報学のゼミに入りました。そこでJavaScriptに触れる機会があり、プログラミングの面白さに気づき没頭しました。自分でブログを立ち上げてみたり、ゲームを作ったりと技術的なことに抵抗がなかったので、将来エンジニアになるのもいいかもしれないと考えていました。
それから休学を挟み北米旅から帰国後、自分の部屋があることや日本語の素晴らしさを改めて実感し、その幸せを噛みしめながら約1ヶ月間引きこもり、6~7つのアプリを開発してストアで配信していました。

ー DeNAでエンジニアという道を選んだ理由を聞かせてください。

DeNAを知ったきっかけは、大学4年生の時に長期インターンを経験した企業の社長が過去にDeNAで働いていたことでした。そこから調べていくと、事業の面白さやエンジニアリングの強さを感じたので、応募を決意し、最終的に入社することができました。
正直なところ、ビジネスサイドとエンジニアサイドのどちらも興味があり、人事部とも沢山相談しました。しかし、キャリア的に後からエンジニアに転向するのが難しいという意見を受け、新卒ではエンジニアサイドでの入社を選びました。

開発から商談まで。Cloudbaseにおけるエンジニアの働き方とは

ー Cloudbaseを知ったきっかけを教えてください。

DeNAで働いて3年目の時に、Cloudbaseに転職したTocknNarikunといった同期がいたので会社のことは認知はしていて、Koyaのことも薄々知っていました。そこからCloudbaseのmeetupで話したあと、1dayインターンを開催してもらって、Cloudbaseのプロダクトは自分のやったことない領域だと思ったんです。僕は、DeNA時代もバックエンドエンジニアやってた時に、いきなりクライアントサイドのUnityエンジニアやり始めたりと、自分がやったことない領域に対しての挑戦することにワクワクする性格なんですよね。Cloudbaseは未知の領域が多く、逆にそこが魅力的に映り、転職を決意しました。

ー エンジニアながらも大企業に往訪していることがあると思いますが、業務内容について聞かせてください。

Cloudbaseでは、プロダクトの性質上、商談にエンジニアが同席することも多いです。そのため、エンジニアもお客様と直接話す機会があり、これが非常に面白いと感じています。ビジネスメンバーと共に企業訪問を行うことも多く、この経験はエンジニアリングにとどまらず、ビジネス面の知識も深める機会になっています。以前、新卒入社時にビジネスサイドとエンジニアサイドで悩んだとお話しましたが、このような経験を積めることも、Cloudbaseを選んだ理由の一つです。
Cloudbaseでの業務は、開発に留まらず、実際にサービスを使うお客様からのフィードバックを直接聞いたり、契約前のお客様と商談で話し、サービスを売り込む機会もあります。このような多様な経験ができる点が、他社とは異なる魅力だと感じています。

ー あと個人的に、Jiroshinが開発した機能をリリースする直前に、Jiroshin自身が「こんな機能があるんですけどどうですか?」とお客様を回って話していることがいいな〜と思っています。

ー 確かにビジネスサイドとエンジニアって職業としては色が違うと思うのですが、Cloudbaseの場合はクラウドセキュリティという領域なので、商談でも技術的な内容をお話しすることが多く、エンジニアも活躍できる環境です。

ー 当時10名ほどのスタートアップに転職することに不安はありませんでしたか?

不安はもちろんありました。ただ、わからないものが怖くて不安というのはそういうものだと思っています。セキュリティ領域って難しそうだし、ビジネスサイドの商談でうまく話せるのか不安という気持ちがありました。でもそういった環境があるCloudbaseの方がより魅力的だったし、不安は伸び代だと捉えています。

ー 入社前は1dayインターンをしてもらいましたが、実際に入社して半年働いて感じたギャップはありますか?

実際に入社して半年働いてみて感じたギャップはいくつかありました。特に、開発力の高さと優秀なエンジニアが多いことには驚かされました。業務中に目にするコードを見ても、そのクオリティにはしばしば驚かされます。
また、入社前はセキュリティ領域に非常に難しいイメージを持っていましたが、実際にはSaaS製品としての側面もあり、お客様にとってプロダクトを使いやすくするための一般的なプロダクト開発の経験が活きることも多くありました。セキュリティエンジニアでなくても、ここで活躍の余地があると実感しています。

ー そうですね。Cloudbaseはセキュリティという難しいものを日本の大企業の事業部の方含めて如何にわかりやすく届けられるかを重要視しているので、セキュリティ専門のところと、SaaSアプリの使いやすさを追求するところ、どちらも必要です。

やりがいはお客様との対話。Cloudbaseで切り開く新たな役割

ー 入社してよかったことはなんですか?

僕たちはスタートアップ企業であるため、限られたリソースを使ってどの機能を優先して開発すべきか、お客様にとって最も価値のあるものは何かといったことについてチームで熱心に話し合います。このプロセスは非常に本質的で面白いと感じています。
ゼロから何かを作り上げるのは確かに大変ですが、その過程が毎日ハッカソンのような刺激と楽しさをもたらします。1週間前と比べてCloudbase内の機能がどのように改善されたかを目の当たりにすると、この仕事を選んで本当によかったと思います。

ー やりがいを感じたエピソードを教えてください。

僕はCloudbaseを実際に使用しているお客様とのやりとりから大きなやりがいを感じています。お客様と直接話し、「ここが使いづらい」というフィードバックを受けた際に、現在改善作業中であることを説明したり、新しい画面デザインを紹介することがあります。その時、お客様から「これが欲しかったんですよ!」という反応を得たり、「1週間後にリリースされるのでお待ちください」と伝えることができる瞬間があって、このような直接的なコミュニケーションを通じて、お客様のニーズに応えることができるのは、僕にとって大きなやりがいだと感じます。

ー Cloudbaseのバリュー「With」「Unlock」どれが一番心に刻まれていますか?

一番は「With」です。やりがいにもつながるのですが、やはり使ってくださるお客様ありきで社員たちも「Unlock」な発想を生み出していくし、「With」であるために僕達もセキュリティのプロであろうと思います。

ー いいですね。Cloudbaseは「With」というバリューにもあるように、お客様と共に成長していくという考え方をする社員が非常に多いです。

ー 今後組織としてや個人として挑戦していきたいことを聞かせてください。

僕が個人的に最も挑戦したいことは、エンジニアとビジネスサイドの橋渡しの役割で、お客様の意見をプロダクトに反映させるための動きをより効果的に取れるようになりたいと考えています。また、組織が拡大していく中で、このような役割を担うチーム作りにも挑戦したいと思っています。不安もあり、道筋を模索する部分も多いですが、それがかえって未来の楽しみが含まれているなと思います。

ー 最後に今後どのような人にCloudbaseに来て欲しいかメッセージをお願いします。

CloudbaseはBtoBのプロダクトを扱っていますが、僕たちの特徴の一つはエンジニアが直接お客様と話す機会があることです。一般的に、to Cのプロダクトに携わる方でユーザーの声が聞けるから面白いという話をよく聞くのですが、Cloudbaseでも同様の経験ができると思います。そうしたお客様の声を受け、価値を提供することにやりがいを感じる方に、是非Cloudbaseに来ていただきたいと思います。プロダクトをより使いやすくするための機能やアイデアについて熱心に議論できる方と一緒に働くことを楽しみにしています。
また、セキュリティ分野に関心を持つ方も大歓迎です。僕たちと一緒に、Cloudbaseをさらに成長させていきましょう!

ー バリューでいう「With」な方ですね!

ー ここまで見ていただきありがとうございました。もしCloudbaseに興味のある方は、下記の採用情報をご確認ください。一緒に良いプロダクトにしていきましょう!

編集:Koharu Fujimura

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