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【振り返り】SSEとSASEとZerotrust、SDPと2021年度国内ハック事例について

 初めに、今、セキュリティ業界ってすごく難しい、SASEとかSSEとかSDP、Zerotrustとかいろいろな言葉が出ています。なので海外のサイトを含めてもう一度読み直してみようかと思います。
 中立的に書かれている「もの」が本当になくて難しい業界です。
  私もひねくれているので、「あるベンダーが書いていればそのベンダーひいき」にならないように読み取ってしまいます。
 
 今回はどの企業がどう売りあがっているなど企業の財務についてみているわけではありません。

 2021年12月4日:初版公開


セキュリティサービスエッジ(SSE)とSASEの理解

SASEとSSEの理解

ソースはこちら、https://www.netskope.com/jp/blog/understanding-security-service-edge-sse-and-sase

セキュリティサービスエッジ(SSE)とSASEの理解

 SASEを実現するためには、巨大な見出しで「SASE」を謳うスモーク・アンド・ミラー方式のマーケティングを展開するベンダーではなく、真に統合されたプラットフォーム機能を持つ信頼できるパートナーが必要です。しかし、明確にすることは非常に重要であり、SASEと、最近ではSSE(Security Service Edge)という用語は、どちらも少し混乱を招く可能性があります。SASEとSSEの違いは何なのか、そしてなぜこの2つのコンセプトが将来のクラウド中心のセキュリティとネットワーキングのアーキテクチャを構築する上で非常に重要なのかを見ていきましょう。

SASE:セキュリティとネットワーキングのためのアーキテクチャ

 SASEは、調査会社のGartner®が2019年に初めて作った造語で、クラウド・アプリケーションの利用がビジネスのいたるところで行われるようになった世界で、セキュリティとネットワーキングのアーキテクチャを設計するためのフレームワークです。SASEのフレームワークには、クラウド・アクセスの柔軟性と経済性に合わせるだけでなく、評価、調達、展開のプラクティスの進化に合わせて、必要なテクノロジーと、それらのテクノロジーを統合して提供する方法の両方が含まれています。

 これらは必要な変化です。クラウドファーストで、どこにいても仕事ができる世界では、セキュリティは境界線のないものになり、企業の最も重要な資産であるデータを、いつでもどこでもアクセスできる場所や、たまたま保存されている場所でデータを保護するのに十分なレベルの文脈認識を持って追跡できなければなりません。

 更に、これらすべてが、高速で信頼性の高いネットワークパフォーマンスを維持しながら、スムーズに実行される必要があります。SASEは、必要不可欠なネットワークとセキュリティの機能をクラウドに移行し、境界線に沿ったアプライアンスや従来の製品を排除します。SASEは、Webサービス、アプリケーション、データへの安全で信頼性の高いアクセスを提供し、ゼロトラスト原則を全体に適用することで、あらゆるインタラクションにおいて継続的なアダプティブ・トラストを実現します。

過去の記事より以下に記載
3-2.SASEとは

 Secure Access Service Edgeの略語で、サシーと読みます。2019年8月に発行された、Gartner社のレポート「The future of Network Security is in the Cloud」の中で提唱された、将来の企業ネットワークことをさします。

 以下の2つのサービスを包括的に保有したクラウドサービスを示します。

1.Network as a Service

  SD-WAN,WAN最適化など WANネットワークに主眼を置いたサービスの提供します。

2.NetworkSecurity as a Service

 次世代FW,Secure Web Gatewayなどセキュリティに主眼を置いたサービスを提供します。

  

 元記事自体にはアクセスできませんでしたが、キャッシュサイト?バックアップサイトがありましたので紹介します。下記のURLになります。

 元ネタURL

https://assets-powerstores-com.s3.amazonaws.com/data/org/20033/media/doc/the_future_of_network_security_is_in_the_cloud_int_1599852842797001fko4_(1)-9fb8d55d823780b55988b056046fbc1b.pdf

■戦略計画の前提

2023年までに、20%の企業がSWG、CASB、ZTNA、ブランチFWaaSの機能を同じベンダーから採用する。 2019年には5%未満だったが、2023年には20%の企業が同一ベンダーのSWG、CASB、ZTNA、ブランチFWaaS機能を採用する。

→グローステックでの戦略としては、今後伸びていく市場があるということを理解しておけばよいのではないでしょうか。

さて、ここで今、SASEというとどういった企業を上がりますでしょうか?

「https://www.google.com/search?q=SWG+SASE」というキーワードで検索して上がってくる企業は、

「netskope」や「Zscaler」でした。 別紙に記載します。

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