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容器ふた(蓋)パッキンの改良について【クローザー ファインミックス】


こんにちわ、本日はクローザーファインミックスの容器ふた(蓋)パッキンの改良についてご報告いたします。

1.改良内容

この容器ふたは、モーター部に油汚れなどが付着した場合に洗剤で洗浄できるように、モーター部底の電気コネクター部の防水カバーとして使える設計になっています。そのため、ふたには空気抜き穴を設けることができませんでした。(図1)

図1:容器ふたの防水カバーとしての併用可能な設計

しかし、弊社内のレシピ開発チームから、ふたの開閉が非常に固いという改良要求がありました。色々と検討した結果、ふた自体への空気抜き穴を開けることは、モーター部底に取り付けた際に防水性に問題が発生する可能性があったため、代わりにパッキンに空気抜き穴を開けることでふたの開閉が軽くできることが分かりました。この改良(写真1)により、モーター部の防水性には影響を与えず、ふたとしての機能が向上しました。

写真1:改良パッキン(Φ2mmの穴あけ)

2.対策の実施について

2023年3月中旬までに新しいパッキンの製作を完了し、既に先行で購入いただいているお客様へは改良パッキンを郵送にて送付致します。お手数をお掛けしますが、必要に応じて交換いただきたくお願い致します。また、3月中旬以降の販売する商品につきましては、改良パッキンを同封する、または改良パッキンへ交換して出荷させていただきます。

3.容器ふた用パッキンの交換方法

下写真2,3を参照いただき、パッキンを容器ふたの溝から取り外し、新しいパッキンへ交換をお願い致します。

写真2:パッキンの取り外し
図3:容器ふたのパッキン溝および溝へのパッキンのセット

4.ご注意

下の写真のように液の入ったまま容器を逆さまにしますと、液が漏れ出してきますので、液が入った状態で逆さまにて置いておくことは止めてください。

写真4:注意      

5.参考:モーター部底の構造

モーター部底には容器ふたをセットした際に防水する別のパッキンが装備されています。そのため、容器パッキンに小さな穴を設けても防水性に影響はありません。

写真5:モーター底部の構造と防水パッキン

以上


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