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超本格人材育成シミュレーションアクションRPG

人を育てるのは無理


というか
対象が育つことを望んでいるかも怪しい

「成長したいっす!」って言っても
成長するために何を捧げるのか

時間っていう水を上げなきゃ
育たないわけで

本当は
「(努力しないで)成長したいっす!」
じゃないのか

自分はどうなん?


偉そうなこと言って
かくいう自分も努力という努力をしてきた覚えがない

ただ、人に誇れるものがある
それは「問題を明確にして、解決策を見つける」こと

「悩むのではなく考える」
誰が言った言葉か覚えてないけど
この言葉を常に意識して考えまくった

ものすごい時間をかけてきた

「あのときこうしていたら」
「あの人はなんであんなことを言ったのか」
「自分が今辛いのはなんでなのか?」
「何をしたら楽できるのか」
「どうしたら論破できたのか」
「現状を変えるにはどうすればいいのか」

辛い時ほど考えた

学生時代、新社会人時代
考えまくった

今日あったこと
思いついたことはすぐに
A7のノートにメモした

おかげで帰り道では暇したことがない

唯一提供できる価値は
「考える」という
最高に楽しいシミュレーションゲームを通じて得られたと思う

ゲームだがら努力してるつもりもなかった

人を育てるにはどうしたらいいん?


話飛んでるやーん
シミュレーションゲームってなんやねん

そう思うかもしれないが
言いたいことは「おもしろくないとやらない」ってこと

目標に向かって努力できる人はすごい
けど自分には無理
そしてそんな人は多いと思う

だから
いかに「おもしろい」と思わせるか
これに尽きる

ここでの「おもしろい」は
ガハハハっていうおもしろさではなく
ガリレオ先生の「実におもしろい」の方

興味深く時間を忘れるようなおもしろさ
これにいかに気づいてもらえるか

おもしろさに気付くには


これはひとえに「俺ってすげぇ!」感

これを私は「活躍感」と呼んでいる
ぜひ明日から鍋敷きにでも使ってください

「出来ている」感覚があれば
何事もおもしろいと思う

特に私は「出来ている」のハードルが低い
だから基本なんでもおもしろいと思える

でも世間はそんなバカばっかりではないので

ちゃんとおもしろさに気付いてもらえるように
成功体験を得て、活躍感を大きくしてあげる

これに尽きると思う


本当は難しい本を読んで人に説明してもらったり
毎日帰るときシミュレーションしてもらったり
現状を図式化して全体地図を常に持ってもらったり
したい


したいけど


意味ない


本人が面白がらないと
意味ないんすよね


何か貢献できていると思い込めば勝手に行動する


だからやるべきことは

組織に貢献していると思い込ませること。

そう。それが一番大事なんだよ。
だからキレんなって。
詰めたって空気悪なるだけやん
大丈夫、大丈夫まだ新人だから。
「自分から全然提案してこねぇな!」
ってそれ当たり前だから。
そういう人に育てていけばいいんじゃん。
そうそう。そうやって不備は淡々と指摘して、
良い所は「いいっすねぇ!」ってオーバーになるくらいに褒めて
「よし!じゃあ次任せちゃおうかな!」って言ってから仕事を終えて
白目でシミュレーションゲームの電源を入れる。

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