『マネキン・ナイト・フィーバー』に感じる「おじさん接待」感

LDH箱推しの人にはつらいシーズンです。なぜなら、我らがプリンス町田啓太『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』と、FANTASTICSの初主演ドラマ『マネキン・ナイト・フィーバー』の時間がもろにかぶっている。
※どうでもいいけど日テレはこの右クリックで検索とかソースを見られなくする古き良き時代のWebサイトの作りやめませんか。あと<title>にはきちんとナカグロ入りの正式タイトルを入れろ。

第1回放送時にかなり迷い、CL(https://www.cl-live.com/)で観られるマネキンを後回しにしました。チェリまほは最高すぎて3回くらい観ました。尊すぎて語り始めたら止まらないよチェリまほ。

それで遅ればせながら、やっと『マネキン・ナイト・フィーバー』を観たのですが……。


んんんんんんんんん。


これ鈴木おさむかんでる? かんでないよね? 脚本家と監督の名前をGoogle検索にかけて過去作品などを思わず確かめてしまったよHI-AX。
いやマネキンを演じるFANTASTICSは、どこも、どこも悪くないんですよ。むしろ初ドラマなのにがんばっている。
問題は、あちこちにちりばめられた、昭和、昭和、昭和……。
ねぇ、このドラマは、令和の今、FANTASTICSのファンのために作ってるのではないのですか、HIROさん。
FANTASTICSを使って、脚本家や監督のおじさんたちが、つまらない昭和ギャグをドラマにちりばめて自己満足するために、視聴者を付き合わせるためにやってるんですか? 面白くないですよ、その趣向。

世界くんのジャンプネタとか、大樹くんの髪形めちゃくちゃかわいいな!? とか、ファンにとってのよろこびはあるんですよ、そりゃ。FANTASTICS全員顔がいいもの。最高だよ。最高の素材だよ。

でも、「違う、そうじゃない」はこっちのセリフだああああああああああああ!
そもそも「違う、そうじゃない」ネタに若いファンを付き合わせるな、かわいそうだろうが!!!! こちとら昭和のババアだけどもいたたまれなくて仕方ないわ! ババアでさえためらうようなネタを平然と公共の電波に流さないでほしい。

水野美紀さまはかけらも悪くない。わかっている。
でも、FANTASTICSのファンがどうして、中森明菜の「DESIRE -情熱-」(調べたら1986年の曲だよ。最年長の世界くんでさえ1991年生まれだろうよ)を歌う水野美紀のバックで踊るFANTASTICSを観なきゃいけないんだ。どんな罰ゲームだ。
これを「わぁ面白いですねぇ」って笑って観てあげなきゃいけないのか、FANTASTICSのファンは……脚本家のおじさんへの接待かよ……。視聴者はキャバ嬢じゃないんだよ、わかってくれ。お客様なんです、あなたがたが、楽しませてあげなきゃいけないんです。

設定やネタ的に面白い部分はちょこちょこあったのですが、作り手の独善性がめちゃくちゃ感じられて、FANTASTICSやそのファンへの配慮がまったく感じられなくてつらかったので、ちょっと2話以降観るのは躊躇しています。
あと脚本家にいっておくけど、「腹立たしい」は「はらだたしい」であって「はらただしい」じゃないからね。日本語間違えないようにね。

はーーー、チェリまほ観て癒されよう……。

追記
はい、おさむでした。申し訳ないけど1話切りです。
https://twitter.com/PRLG_/status/1316759737069834240


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