朝渋KNOCKに計3回参加して得られたのは「朝の習慣」や「自己理解」…だけじゃなかった。
こんにちは、毎度おなじみパン好き人事ことたかおです。
# これは何か
今回は #朝渋KNOCK5期 に参加した感想を書いてみることとする(位置づけとしては卒業論文のようなものだと理解していただけると良い)。今回は
・朝渋KNOCKに3回出てみて思ったこと
・朝渋KNOCKを通じて得られたこと
・これからの自分にどう活かされるか
などについて記載していこうと思う。
# そもそも朝渋KNOCKってナニ?
一生モノの早起き習慣を本気で身につけたい方におくる、特別プログラム「朝渋KNOCK」。昨年10月にスタートした本プログラムも、すでに4期生までの受講が終了。私は3期卒業生で、これまでにのべ60人以上が、早起き習慣を身につけて卒業した。今回は5期。
今回は今まで以上に「毎日をもっと充実させて、自分の人生を夢中で生きたい」という人がたくさん集う場になっていたように思う。
中身はざっくりこんな感じ↓
①朝渋流早起きサポート
②毎週末、習慣化・自己理解を深める特別講義を開催
③朝渋オンラインが1年間見放題!
④チームで頑張ることで、三日坊主を防止
「どう頑張らなくても早起きせざるを得ない」早起き中毒になるにはうってつけの空間になっていると思う(事実、私は10時起きを6時20分起きに変更することに成功し、今となってはどんなに遅くに寝ても6時20分に起きる生き物になった)。
※朝渋KNOCKに関する基本的な情報は前回 #朝渋KNOCK3期 に参加したときに記載したため、こちらを参照されたし。↓
# 朝渋KNOCK5期のバディとして ~懸ける思い~
今回はバディ(チームの運営支援)としては2回目、通算3回目の参加。
■参加者として
まず、参加者としてのテーマは「価値ある朝時間への仮説検証をブーストさせること」としていた。既に早起きの習慣は確立されており、また、早起きをして何をするかについても、一定知見があったため、
<出来ていなかったこと>
・夜の過ごし方から予測した朝の過ごし方の着実遂行
(後悔を感じないために夜/朝はどのような過ごし方をすればよいのか)
・早起きによるバリュー量の創出
・人生を好転させるための習慣づくり
<自己発見の領域で出来ていなかったこと>
・しっくりくる個人理念の発見
これらを明らかにするために参加しよう、と思った。
■バディとして
一方、バディとしてのテーマはやや後ろ向きで、「4期の反省分をすべて取り去るためのKNOCK」というものを設定した。というのも、4期の際には(noteで振り返りを書いていないことからも明らかだが)バディとしては「チームを盛り上げる」という目的は達成できたものの、梅雨で体調やメンタルが崩壊しており、自分のことでいっぱいいっぱいになってしまい、
・チームビルディング
・相互理解
・早起きの精度を高める
の全てにおいて、悔いの残るものだったからだ(4期は基本オンライン実施だったのだが、最終的には一緒に旅行に行くくらいサイコーの仲間を得られたので、つくづく「人生万事塞翁が馬だな」と思ったわけだが…)。
しかし、このテーマ設定は、後に大きく覆ることとなる。
# 朝渋KNOCK5期の特徴
ところで、各期/各グループによってメンバーの特徴が違うのが、複数回KNOCKを経験することの醍醐味でもある。
私は(立候補した、という側面はあるものの)参加者のなかでも、「早起きや目的意識が明確なメンバーを擁するグループ」のバディとなった。
これまでは「多様性の3期」「同世代・仲良しメンツの4期」と来ていたが、5期はビジネスガチ勢さん、経営に関わっている人、昔から見てたYoutuberさん(トゥンク…)など、今までで一番ハードな感じの雰囲気。ビジネス系パーソンが多く(というかワークアホリックな感じの人が多いなって感じ!)、「獰猛な5期(失礼)」といった様相を呈していた。開始当初は自分にとっては毎日が戦場…といった心象風景だったことを懐かしく思い出す(実際、初期は発言するのもちょっと緊張していたし、バディ仲間に「大変だ~!みんなすごすぎて怖い!どうしよう」とこぼしていたのは内緒笑)。
# 朝渋KNOCKに3回出てみて思ったこと
そんな様々なメンバーと交わり、同じ講義を3回受け…という、大変希少な体験をして、学んだ5点を以下に記載する。
①人(自分)は何回でも変わることが出来る、と確信できた
一番大きかったのはこれ。この朝渋KNOCKでは自己理解をすすめるコンテンツを受講していくことになる。例えば「自己理念の作成」や「ストレングスファインダーの理解」、といったような。
当然、毎回自分に対する理解が変わっていく。当初はそれを「そのときどきに自分の見えている側面が変わるような感覚」なのかと思っていたが、よく考えてみたら、「習慣を変える」ことで自分を変えていくという感覚なのかもしれないと思うようになった。
「人の細胞は3ヶ月で入れ替わる」と言われるが、「習慣を変えながら」「自己を見つめ直す」ことで、自分が(メンバーも)変わっていく実感があった。
②自分に自信を持つ覚悟を持てた
KNOCKにはメンバー→バディとして関わりを持ったのだが、正解のないなかで「みんなが目標を達成し、自己理解を深めた状態」を作っていけるように心がけた。「場に参加する側」から「場を作る側」に回ったことで、批評家を手放すことができたのは、自分のなかではかなり大きな変化だったと思う。
このように、バディとしての活動を通じて、「生身の自分で当たっていくしかない」という覚悟を持てたように思う。自分が自分であることを怖がらなくなったような印象もある。
③「自分を活かす」という考え方を使えた
バディ活動においては、自分の立ち振る舞いに関する「役割」認識をする必要があるなと思っていたが、今回の5期活動においては自身の「収集心」という資質を存分に使うことができたと思う。
普段の本業での仕事は個人で行う仕事が多く、自分の資質を活かすというより「何とかする」といった意味合いが色濃い(自分のリソースをいかに使って戦うかにフォーカスしている)心象風景なのだが、
職場よりも多様な個人が日々交わることによって、「自分の資質を活かしながら場作りに貢献する」という機会を持つことが出来た。
色んなタイプの人への働きかけとか、自分のスタンスを保つことが怖くなくなったようにも思う。
④より深い他者理解の場となった
特に今回の5期においては、「1日1問」というルールをチームの中で作ったのだが、それぞれの個性を理解するために、非常に強大なツールとなった。1問1答することで、その人がどんな思想でどんなことが好きで、どんな環境で生まれ/育ってきたのかが多少なりとも分かったからだ。
相互に理解し合うプロセスのなかで、(少なくとも私の心象風景的には)なくてはならない、それこそ(あまりこの言葉を使うのは好きではないが)家族のような、不思議な存在になっていたことを感じた。
頼りになるお姉ちゃんや、すごいお兄ちゃんたちばっかりだったので、とても心地よい場だった。
⑤フットワークが軽くなった
今回、朝の過ごし方に関する実験などをするなかで、「何かやってみよう」と思ってからアクションを取るまでの時間が圧倒的に短くなった。朝渋の(KNOCKではないけど)イベントで「死ぬまでにやりたい100のこと」を書き出したこともあり、「自分のやりたいことは即実行に移す」というフットワークの軽さが手に入った。例えば以下のような。
・note書きたい
→めちゃくちゃ書けるようになった(月1本→週2~3本に)
・引っ越す前に住んでみたい街に行きたい
→今日から浅草に1週間住みます!
・パンの仕事したい
→パンシェルジュ生かした企画にちょっと入れてもらった!
・女子の人生に向き合いたい
→Facebookグループ作成した!
・ピアスもう1個開けたい
→来月開けることに!
・TOEIC900点取りたい
→勉強開始!
・タロットカードで占えるようになりたい
→知人の講義に行ってきた&知人にやってもらった!
人生が動いていくワクワク感は病みつきになるし、「思い立ったら吉日、どんどん人生を動かしていこう」と思えたのは、自分の大きな変化だなと思う。
# 朝渋KNOCKの仲間に対する眼差しの変化、あるいは1問1答のススメ
上記でも述べたが、自分の関わり方が変化するのに伴い、仲間に対する眼差しも変化していったように思う。このことが、今後「人と何かをやっていく」上での大きな糧になったので記載する。
<3期にわたっての変化>
・3期:最初はお客様だった
・4期:役割認識が大きかった
・5期:チームが家族のような存在だと思った
特に今回のグループは、(他者貢献志向というよりは)ストイックで「自己をいかに高めるか」にフォーカスしているメンバーが多かったにも関わらずこの心象風景になったのは意外だなと思ったのだが、
1問1答などを通じて相互の理解を深めたことで、あるいは相互が自己理解の助けになると信じているからできる、利己的に見えて協力的な空間になっていたのかなと思った。
比較的短期間(約1ヶ月)で、その人の人となりを多少なりとも理解することが出来た経験は、自分にとっては大きいものになった。
(相互に理解が浅い仲間同士で1問1答するの、めちゃくちゃいいよ…オススメ…)
# これからの自分にどう活かされるか
今回をもって、いつの間にか大好きな場になっていた #朝渋KNOCK は卒業となるわけだが、どんな学びがあり、何を活かせるかについて最後記載しようと思う。
・初めての場所での振る舞い方への理解
・コミュニティを作る上での自分の役割への理解
・人生の時間をハックするために自分の人体で実験してみる習慣
・目の前の問いややるべきことを一生懸命遂行すること
# 最後に
朝渋に関わるなかで思ったこととして一番大きかったこと。
人生で何を考えて生きていくかを考えたときに、
「有限である「時間」とどう向き合うか」
という問いが非常に重要だと思った。
・人生をどうしていきたいかの指針
・(自分にとっての)優先度の設定
・ストレングスファインダーなどを通じた資質などの武器
などを使って、その問いに答えを出していく(あるいは答えを更新していく)プロセスは非常に重要だなと思ったし、
人生を通じて、あるいは大切な人たちと、一緒に考えていきたいと思った。
# おまけ
あと、これは本筋からそれてしまうのだけど、「早起きが万物の薬ではない」ということの理解、および「早起きしない人を含めた寛容さ」も大事だなって思っている。
自分が早起きに成功体験があり、かつ朝渋のように朝早起きする人ばかりが身の回りにいると、ついそのことを忘れてしまうけど、
「人は幸せに毎日を送るために生きている」という前提に立てばこそ、
「早起きを万物の薬」と捉えるのは違っていて、むしろ
「自分を生きるのは自分だけである」という覚悟をし、「自分の人生を設計し遂行していく」ことそのものにこそ意味があるのではないかと思った(そのための手段のひとつとして早起きというものがある、という捉え方をするべきだと思う)。
何度も言うが、早起きは人生を豊かにするいち手段に過ぎない。
そういう(朝の時間を充実させて、人生のQOLを上げたい、とか、整えたい、みたいな)生き方をしたい期間や人には勧められるが、
そういう在り方でない人とも、手段にこだわらず、楽しく生きていけるような人生にしていきたいと思っている。
(朝の時間が充実する感覚を誰よりも知っているつもりだから、それはそれで啓蒙していきたいけどね…!)
# ありがとうございました!
人生を好転させるためのきっかけをくれたこーじさん、
いつも優しく、ときに爆笑もののサポートしてくださったかりなさん、
濃密な講義をしてくださった三浦さん・中村屋さん・加古さん、
つんけんしていた私を受け容れてくれた3期チームメンバー、
未だに仲良くしてくれる、一生モノの仲間になった4期チームメンバー、
勝手にファンかつ大好きになってしまった5期チームメンバー、
そして関わってくださったすべての方。
本当にありがとうございました!
次回募集はこちらに貼ります↓
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UXコンサル、BtoBマーケ、人事を経てコミュニケーションマネージャー(広報、マーケ、採用広報、組織開発)なう。 書くこと:パン偏愛、可愛いもの布教、働くこと、生きること、1日1考、新サービス考察、旅行、読書録、銭湯、恋愛。 頂いたサポートは、もれなくパンの研究に使われます。